【硬式野球】(61)東大戦事前インタビュー③ 明石健捕手、荒井慶斗外野手

2026.09.18

(この取材は9月5日に行われました)

明石健捕手
――春季リーグ戦を振り返っていかがですか。
 「法大から勝ち点を取れたっていうところはとても良かったですが、それ以外のところで勝ち点取れなかったり、僅差の試合に持ち込めた試合は何度かありましたが、そこから勝ち切れなかったところが課題かなと思っています。そういう意味で良いところも味わえたし、悔しいところもあったなというシーズンでした」

――法大戦で9年ぶりに勝ち点を獲得されましたが、勝ち点を取ることができた時の心境を聞かせてください。
 「本当にうれしかったです。目標にしてきたところだったので、とてもうれしかったです」

――法大1回戦の7回表で本塁打を放ち、勝ち点獲得に大きく貢献されました。本塁打を打つ前から打った後までの間にどんなことを考えてプレーしていましたか。
 「ホームランを打つ前の回に1点取られていたので、早く追いつきたいと思っていました。7回ワンアウトに(打順が)回ってきて、なんとか自分が(塁に)出ようと思っていたところだったので、出塁だけは考えていました。そんなに飛ばそうとは思ってなかったです。ツーストライクまでちゃんと粘れて、いい形で迎えられたその球で、自分のやりたいことができたなというふうに思っていたので、良い場面でもあったし、良い形で打てたなと思っています」

――昨季から強化したところはどこですか。
 「体重はさらに春よりも増やして、打撃をフォーカスしてやったところです。守備に関しては、ピッチャーとのコミュニケーションを大事にするようにしました。実際組んでいる時は、サインだけでしかコミュニケーション手段がないので、その中でもどれだけお互いが意思疎通して同じ意図でボールを投げてもらえるかっていうところは意識していました」

――秋季リーグ戦に向けて『勝ち点3』を目標に掲げていますが、捕手としてできることはどんなところだと考えていますか。
 「勝ち点はやはり一個一個勝ちを積み重ねていくことでしか到達できないので、まずは目の前の一戦に集中することだと思っています。僕はどういう立場で出るかは分からないですが、もらった立場でしっかり結果を残すということを自分が集中してやることだと思います。キャッチャーであり、4年生なのでやっぱりピッチャー陣を引っ張っていかないといけないなと思っています。そのサポートや分析のところはしっかり全力で取り組んでいければなというふうに思っています」

――明大のチーム全体の印象をお聞かせください。
 「明治は強い。普通に強いです。まず打線ではどこでも長打を打てるし、他の大学と比べて、足はかなり速いと思っています。もちろん岡田選手(啓吾内野手・商4=前橋育英)が筆頭にではありますが、足が遅い選手がほぼいない、そこの切れ目のなさというところも僕は守っていて嫌でした。ピッチャーに関しても、やっぱり大型で球が速い選手が何人もいるので、そこの打ちづらさを感じていました」

――明大の選手の中で意識している選手は誰ですか。
 「開幕戦では福原選手(聖矢主将・国際4=東海大菅生)にかなり打たれてしまったので、キャプテンというところもあって彼が打つと明大全体が乗ってくる雰囲気はあったので、そこは警戒したい選手です。ピッチャーに関しては球の速さや強さがある平嶋選手(桂知投手・政経2=大阪桐蔭)です」

――現在のチームの雰囲気というのはどうでしょうか。
 「オープン戦は結構勝てない試合もあって、春よりみんなの自信が少し欠けている部分がありましたが、チーム全体として、コンディションが上がらない選手やミスしてしまったところをしっかりカバーしてやるべきことをやっていくという雰囲気は出来上がってきていると思います。そういう一体感は、春よりは増している部分であるので、自信を持って秋の開幕を迎えられたらなと思っています」

――最後に秋季リーグ戦への意気込みをお願いします。
 「自分ができることをしっかりやり切ろうと思っています。4年生で、真剣勝負で野球をやるのも最後なので、楽しみ切れたらいいかなと思います」

――ありがとうございました。

(本塁打を放ち喜ぶ荒井慶)

荒井慶斗外野手
――春季リーグ戦を振り返っていかがですか。
 「チームとしては目標だった勝ち点を獲得できたし、自分としても昨年より良い成績を残すことができたので、チームとしても個人としても成長を感じたシーズンなりました」

――勝ち点を取ったときの心境をお聞かせください。
 「今まで1回も経験したことがなかったので、とてもうれしかったし、今までやってきたことが間違いではなかったんだなと思えて、とてもうれしかったです」

――8月25日に横浜スタジアムで行われた神奈川大学野球連盟選抜との試合で東京六大学野球連盟選抜(六大学選抜)に選抜され、5回表に本塁打を打ちチームの勝利に貢献されました。その時どんなことを考えていたのか教えてください。
 「スタメンと知らされたのが当日でした。周りが日本代表の有名な選手ばかりで、正直不安や物おじしてしまう感じはありましたが、ホームランを1本を打つことができて、東大も他の大学に負けてないぞというところを示せたのは良かったかなと思っています」

――本塁打を打った時のチームの反応とかはどうでしたか。
 「監督含めみんな喜んで迎えてくれて、藤森選手(法大)が抱擁してくれたことがとてもうれしかったです」

――その試合で刺激を受けた選手はいますか。
 「フリーバッティングの班が同じだった明大の榊原選手(七斗外野手・情コミ4=報徳学園)と法大の井上捕手です。自分は結構フリーバッティングの飛距離に自信がありましたが、(2人は)一つレベルが違うなと感じたので、やはりこのレベルにならないと日本代表には選ばれないのかというところですごく刺激を受けましたね」

――六大学野球選抜の選手とプレーをして、得られたことはどんなところですか。
 「他大の選手に比べて、榊原選手と井上選手はワンランク違うなと思いましたが、自分もあまり負けてないという、自分の今までの取り組みとかはあまり間違っていなかったということをホームラン打ったっていう結果もそうですし、フリーバッティングや周りの選手と一緒に練習したり話したりして、負けてはいなかったんだということを確認できたので、良かったなと思います」

――トレーニングで工夫しているところはどんなところですか。
 「ウエートトレーニングで、筋肉をつけて、体をでかくするっていうのもそうですし、それに加えて、ジャンプや瞬発力を鍛えるトレーニングをして瞬発力を落とさないことを意識しています。体を大きくするとどうしても動きがぬるくなってしまうと思うので、瞬発力に落とさないようにしました」

――明大で意識している選手は誰ですか。
 「2人いて、野手だったら田上選手(夏衣外野手・商3=広陵)は、同じ外野手だし、同級生なので結構刺激を受けています。バッティングフォームとかも結構好きだし、田上選手は高校の時の有名な選手だったので、憧れがあります。自分だけかもしれないですが、ライバル意識を持ってやっているので、秋は成績で負けないように頑張ろうかなと思っています。もう1人はピッチャーの平嶋投手です。去年のフレッシュトーナメントで2回対戦していて、その時の感じをイメージして、春の開幕の明大戦に望みましたが、今年はストレートが 150キロ超えるようになって、新しくフォークボールとかも投げていて自分は2打席連続で全く歯が立たずに三振したので、そこは夏に平嶋投手を打つイメージを作れるように練習してきました。その2人を意識しています」

――最後に秋季リーグ戦への意気込みをお願いします。
 「ベストナインを目標に頑張ります」

――ありがとうございました。

[岡田舞桜]