明スポ的他大学分析!(1)立大編

 弊部記者が全5回にわたり、他大学の戦力分析をお届けする。第1回は立大。昨年度までの絶対的エース・田中誠也選手(現大阪ガス)が卒業し、投手陣の活躍が勝負のカギを握る。チームの命運を握る中川 まず中心となるのは中川だろう。1年次より経験豊富で、現役投手最多となる通算49試合の登板数を誇る。先発、救援も幅広くこなす器用さも兼ね備える。特徴は下手投げより放たれる独特な球筋だ。今季のエース候補である中川の活躍に、立大の命運が懸かっていると言っても過言ではない。復活の舞台に挑む川端健  第2先発が予想されるのは川端健。最速148キロの直球が持ち味だ。1年次春には7試合に登板し防御率1.93を記録したが、昨年度は春秋通じてわずか2試合の登板に終わった。三浦(法大)や徳山(早大)など、共にU-18日本代表で活躍した選手は、チームの中心選手となっている。川端健にも同様の活躍が期待される。 立大のプリンス的存在である山田 打線の核は山田だ。超大型ルーキーとして期待された昨年度は春秋ともに打率3割超え。持ち前の長打力に加え、高いミート力も光った。さらにルックスでも多くのファンを魅了してきた。六大学のスター選手となる日は遠くない。 昨春開幕戦で4番を務めた中嶋にも注意が必要だ。昨春は早大のエース・早川から本塁打を放ち、持ち前のパンチ力を見せつけた。佼成学園高時代から打撃センスが光っていた中嶋。最終学年の大ブレークも十分に可能性がある。本塁打王候補の三井 外野手では三井の長打力に気を付けたい。現役選手最多となる6本の本塁打を放っている三井。豪快なフルスイングは見る人を魅了する。昨秋の明大1回戦で伊勢大夢選手(令2営卒・現横浜DeNAベイスターズ)から放ったバックスクリーンへの本塁打は、明大ファンに痛烈な記憶を残しただろう。今季本塁打王の筆頭だ。 ルーキーでも期待の選手が多く加入した。中でも注目なのが西川だ。名門・智辯和歌山高の遊撃手の座を高校1年夏から守り抜いた名手。黒川史陽選手(東北楽天ゴールデンイーグルス)、東妻純平選手(横浜DeNAベイスターズ)と共に5季連続甲子園出場の偉業を成し遂げた。持ち前の守備力で、神宮でも下級生からの活躍を見せるか。  今季の立大は投打ともにバランス良く戦力が整っている。2017年春には全日本大学選手権で優勝したが、直近の3季は低迷が続く。全国制覇を経験している現4年生が中心となり、覇権奪回を目指す。 [小畑知輝]<選手たちの接点表>
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田中ナインを徹底解剖! 戦力分析2020春【一塁手編】/東京六大学春季リーグ戦

 再び神宮に球音が響く日を夢見て。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕延期を余儀なくされた東京六大学春季リーグ戦。4月11日に開幕していたら、果たしてどんな布陣で戦っていたのか――。本紙では3月中の取材を基に、田中武宏新監督(昭59文卒)率いる今季のチームを分析していく。 ~一塁手編~ 昨年度は喜多真吾選手(令2法卒・現日本製鉄かずさマジック)が不動のレギュラーとして君臨した一塁手。今年度のスタメン候補にも、打撃を武器とする選手がそろった。(成績は通算) ・清水風馬捕手兼内野手(商4=常総学院)181センチ・90キロ 右投右打長打力不足解消のカギを握る 捕手登録の清水風だが、今季は一塁手での起用が濃厚だ。持ち味は恵まれた体格から生まれる長打力。現役選手の本塁打数が竹田祐投手(政経3=履正社)の1本のみという現状を打開するために、清水風の存在は欠かせない。主砲・公家響内野手(政経4=横浜)と並ぶ右の強打者として、自身初の開幕スタメンに名を連ねることができるか。 ・岡本伊織内野手(商2=創志学園)178センチ・83キロ 右投左打豪快な打撃でレギュラーへ 昨年度の明大ルーキー勢では最多の15試合に出場した岡本。昨秋開幕戦・東大1回戦では初安打も記録し、充実した1年目となった。さらに上の舞台へ進むべく、今季の目標は「レギュラー定着。それしかない」。自慢のフルスイングで正一塁手をつかみ取れるか。 ・大池稜内野手(政経3=明大中野八王子)180センチ・73キロ 右投左打付属校の意地を見せる  昨年度の新人戦は全試合に出場した大池。リーグ戦においても昨秋慶大1回戦でデビューを果たした。上級生となった今季はオープン戦から結果を残し、開幕時の登録選手に選出。「努力する子」と評する田中監督の期待を背負い、神宮の舞台に挑む。[小野原琢真]
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田中ナインを徹底解剖! 戦力分析2020春【捕手編】/東京六大学春季リーグ戦

 再び神宮に球音が響く日を夢見て。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕延期を余儀なくされた東京六大学春季リーグ戦。4月11日に開幕していたら、果たしてどんな布陣で戦っていたのか――。本紙では3月中の取材を基に、田中武宏新監督(昭59文卒)率いる今季のチームを分析していく。 ~捕手編~ 昨年度までのチームを支えた西野真也選手(令2政経卒・現JR東日本)が抜け、一層加熱する正捕手争い。多種多様な投手陣の女房役を担うのは果たして誰になるのだろうか。  (成績は通算)・篠原翔太捕手(政経3=報徳学園)180センチ・83キロ 右投右打レギュラー定着なるか 毎年正捕手候補に挙げられながらも、その座をつかみ切れなかった篠原。報徳学園高時代に輝いた強肩強打は、まだまだ神宮の地で発揮できていない。上級生となった今年度は、ここまで「打撃も守備もいい感じ」と順調な調整ぶり。2年連続での春季リーグ戦開幕マスクをかぶることができるか。 ・清水風馬捕手(商4=常総学院)181センチ・90キロ 右投右打副将としてチームをけん引する デビューから6季連続でリーグ戦出場をしているものの、1年次春の7試合が最多出場となっている清水風。ラストイヤーの今年度は兼任している一塁手での出場が有力だ。それでも「(他の選手に)ボディーストップは負けていない」と捕手での出場も決して諦めてはいない。精神的支柱としてチームを支えながら、スタメン出場を狙う。 ・植田理久都捕手(国際3=高松商)178センチ・92キロ 右投右打〝打てる捕手〟としてレギュラー奪取を狙う  豪快な打撃が武器の植田。新人戦では出場した12試合全てでクリーンアップを任され、1年次秋には本塁打も記録している。リーグ戦では3打数3三振とまだ結果は出ていないが、快音を響かせる日もそう遠くはない。実兄・植田響介(慶大)との対戦にも注目だ。 [小野原琢真]
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田中ナインを徹底解剖! 戦力分析2020春【投手編③】/東京六大学春季リーグ戦

 再び神宮に球音が響く日を夢見て。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕延期を余儀なくされた東京六大学春季リーグ戦。4月11日に開幕していたら、果たしてどんな布陣で戦っていたのか――。本紙では3月中の取材を基に、田中武宏新監督(昭59文卒)率いる今季のチームを分析していく。 ~投手編③~ 森下暢仁選手(令2政経卒・現広島東洋カープ)、伊勢大夢選手(令2営卒・現横浜DeNAベイスターズ)と近年のチームを支えた2人が抜けた投手陣。だが、その裏で着実に力を磨いてきた好投手たちがまだまだ残っている。 ・髙橋聖人投手(商3=小諸商)172センチ・86キロ 背番号:17役割予想:救援マウンドでの存在感が年々増している 昨季:2試 0勝0敗 防御率0.00通算:5試 0勝0敗 防御率0.00  昨秋は2季ぶりのリーグ戦登板を果たし無失点と、結果を残した髙橋。球威のある直球は入学当初からの武器だが、加えて変化球の精度をこの2年間で上げてきた。「投球の幅が広がった」と本人の手応えも十分。新生明大投手王国の一角を担う準備は整っている。  ・西城愁太投手(営3=東北学院)180センチ・74キロ 背番号:31役割予想:救援リーグ戦初登板なるか昨季:登板なし通算:登板なし  宮城県東北学院高出身の右腕・西城。この2年間リーグ戦登板はないが、1年次秋以降の新人戦では7試合に登板と、着実に経験を積んできた。上級生へと上がり、いきなり訪れたチャンス。勝ち取った〝31〟を背にリーグ戦初登板を目指す。 ・磯村峻平投手(文3=中京大中京)178センチ・86キロ役割予想:救援貴重な左腕として磯村の存在は欠かせない 昨季:登板なし通算:14試 2勝1敗 防御率1.35  18年秋の登板なしから復活を遂げ、6試合で防御率1.86と昨春のリーグ優勝に貢献した磯村。しかし、昨秋は再び登板なしに終わった。今春も開幕時のベンチ登録選手からは外れたが、実績十分の左腕が主戦場に戻ればチームにとって大きな武器となることは間違いない。 [小野原琢真]
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田中ナインを徹底解剖! 戦力分析2020春【投手編②】/東京六大学春季リーグ戦

 再び神宮に球音が響く日を夢見て。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕延期を余儀なくされた東京六大学春季リーグ戦。4月11日に開幕していたら、果たしてどんな布陣で戦っていたのか――。本紙では3月中の取材を基に、田中武宏新監督(昭59文卒)率いる今季のチームを分析していく。 ~投手編②~ 森下暢仁選手(令2政経卒・現広島東洋カープ)、伊勢大夢選手(令2営卒・現横浜DeNAベイスターズ)と近年のチームを支えた2人が抜けた投手陣。だが、その裏で着実に力を磨いてきた好投手たちがまだまだ残っている。 ・竹田祐投手(政経3=履正社)185センチ・90キロ 背番号:23役割予想:第2先発試合中に見せる竹田スマイルにも注目 昨季:3試 0勝1敗 防御率2.57通算:22試 4勝2敗 防御率2.29  現役明大投手陣で最多の4勝を挙げている竹田。しかし昨秋は、自己最少の3登板と不完全燃焼に終わった。上級生となった今年度は「チームを引っ張っていきたい」と気合十分。巻き返しの春へ、準備は万端だ。 ・米原大地投手(情コミ3=八王子)183センチ・75キロ 背番号:29役割予想:救援西東京を沸かせた右腕がベールを脱ぐ昨季:1試 0勝0敗 防御率9.00通算:2試 0勝0敗 防御率4.50  米原は横手投げ気味のスリークオーター右腕。〝ありんこ軍団〟こと八王子高時代は、2年次夏にWエースの一角として同高を甲子園初出場へと導いた。明大ではここまで目立った成績は残せていないが、今春は開幕時でのベンチ登録選手に選出。右腕は入江大生投手(政経4=作新学院)、竹田と上手投げが多いだけに、米原は貴重な存在だ。全5試合と少ない今春、どれだけの登板機会を得られるか。 ・宮内大河投手(文3=山梨学院)180センチ・78キロ 背番号:21役割予想:救援左腕不足解消のカギとなる宮内 昨季:登板なし通算:登板なし  強豪・山梨学院高出身の宮内。3年次夏には、五十嵐寛人外野手(文3=山梨学院)とのバッテリーで甲子園に出場し、丸山和郁外野手(商3=前橋育英)、戸部魁人捕手(営3=前橋育英)らを擁する前橋育英高と対戦している(結果は12-5で前橋育英高の勝利)。明大では2年間で新人戦4試合に登板するも、リーグ戦は出場なし。「虎視眈々(たんたん)と投げる」(武藤俊学生コーチ・政経3=佼成学園)という冷静さを武器に、まずはリーグ戦初登板を目指す。 [小野原琢真]
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