男子全滅も 女子が単複で最終日に駒を進める/全日本学生選手権

 インカレ個人戦、5日目には明大から男子複3組、女子単2人、複2組が出場。女子シングルスからは西口涼子(農4=埼玉栄)、上杉杏(商1=埼玉栄)が勝ち進む。女子ダブルスでも上杉夏美(商3=埼玉栄)・鈴木成美(商3=埼玉栄)組が最終日に残った。 ◆10・12~17 第70回全日本学生選手権(小田原アリーナ)▼男子ダブルス  筑後・農口組――ベスト8         酒井・仁平澄組、遠藤・武井組――ベスト16 女子シングルス 西口、上杉杏――準決勝進出 女子ダブルス  上杉・鈴木組――準決勝進出         上杉杏・木村組――ベスト8  集大成を笑顔で飾ることができなかった。男子ダブルスの酒井健登主将(政経4=埼玉栄)・仁平澄也(政経3=埼玉栄)組は第2ゲームを終始優勢のまま取り返す。しかし、第3セット10―10と緊迫した場面から、ミスが絡み6連続失点を許す。「あそこで安全に止められていれば」(仁平澄)。開いた差を埋められず、後悔むなしく16―21で敗北を喫した。 試合後、「今回の結果が全て」と酒井主将は悔しさをにじませた。結果を残せず苦しんだ今季の明大男子。それでも、チームを果敢に引っ張り続けた姿は後輩の目に映っていた。「(酒井主将に)感謝しかない。メリハリをつけ、やるときはやるキャプテン。その姿を継いでいく」と仁平〝新〟主将。先輩の思いを継いで、来季の快進撃を誓った。 (明大で3年間コンビを組み続けた酒井(右)・仁平澄組。伝統のペアもこれで解散となる) 女子シングルスの西口は勢いそのままに準々決勝に進出する。第2セットこそ後半追い上げられるが「不思議と2―0で勝てると思えていた」。ジュースとなるも落ち着いてラリーを組み立てる。最後は快音響くスマッシュを相手の股下に沈め、勝利のガッツポーズ。コート中央に会心の笑顔がこぼれた。 夏以降の好調ぶりは「ゆっくりとした丁寧なプレーが身に付いている」ため。9月の秋季リーグでも確かな手ごたえを実感した。4年生にして、自身の進化を目の当たりにしている。明日は関東連覇の経験もある強敵・池内萌絵(日体大)と対戦。「自分の可能性に挑戦。楽しみです」と意気込んだ。  最終日には4人の選手が出場予定。1年生にして唯一、女子単4強の上杉杏は準決勝で優勝候補の香山未帆(筑波大)と激突する。東日本インカレ決勝で屈辱を味わった相手にリベンジなるか。さらには女子複の上杉夏・鈴木組も明大初のインカレ連覇に油断なしだ。全滅した男子の思いも継いで〝学生最強〟の栄冠を目指す。明大による単複制覇も決して夢物語ではない。 (連覇を狙う上杉夏(右)・鈴木組。苦しむ場面もあったが準決勝進出を決めた)[山根太輝] 試合後のコメント酒井主将――最後の試合を終えていかがですか。「思うような結果ではなかったのですが、とりあえず一区切りということで。1年間キャプテンとして相当苦しいこともありましたけど、学べたこともあったので良かったです」 ――仁平新主将にどのような期待をしていますか。「チームのエースでありキャプテンでもあるので負担も大きいとは思います。でもそれで結果を残せば、一回りも二回りも強くなって日本のトップでできる選手だと思うので、期待をしています。上からになってしまいますが、頑張ってほしいと思います」 仁平澄――酒井主将との最後の試合を終えていかがですか。 「本当に勝って終わりたかったのですが、自分は楽しくできたので感謝しかないですね」 ――今後のチームについてお願いします。「やはり仲の良さが明大の良さだと思うので、それが悪い方向にいかないように、けじめのあるチームにしていきたいです。選手としては各課題があると思うので、そこを頭に入れてチーム全体が意識の高い状態で過ごしていければと思います」 西口――春からここまで上げてこられた要因についてお願いします。「今までは速いプレーが好きだったのですが、(春以降)ゆっくり丁寧に回すというプレーを練習からやってきています。それを秋季リーグで発揮できたときに『これなら誰にでも通用するかも』と思えました。そこからは自分の気持ちもプレーも固まったので、それを貫いて練習をやってこれました。今大会でも発揮できたので良かったと思います」
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打撃陣あと1本が出ず 自力V消滅/東京六大学秋季リーグ戦

 リーグ優勝の懸かった立大との大勝負。4回裏に許してしまった1失点を詰められずに試合は終了。今試合の敗戦によって他大の結果次第で優勝か否かが決まることになり、リーグ優勝の夢に影を落とす結果となった。 ◆8・31~10・20 東京六大学秋季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)◆10・15 対立大2回戦(早大東伏見グラウンド)明大0―1立大〇 2回戦123456789計明大0000000000立大00010000×1  前回の試合で勝利を果たし、このまま2連勝で優勝へ一直線と思われた今試合。2回裏から岩田一真(情コミ1=日大第二)がリリーフとして登板し、走者を一切出さない好投を見せる。しかし4回裏にお見合い安打で出塁を許すと、二死2塁の危機。続く5番打者に左中間へ打球を放たれ、谷口秀斗中堅手(営2=広陵)が本塁へ好送球したものの、武田眞捕手(政経3=明大中野八王子)がミットに捕らえられず先制点を取られる。「逃げないで攻めの気持ちで投げていた」(岩田)。その後も岩田ら守備陣が健闘見せ点差の拡大は防ぐも、打撃陣の援護はなかった。 8回表、千田京平主将(農4=花巻東)のレフト線への安打をきっかけに二死満塁のチャンスを得るが「みんな優勝を意識しすぎていた」(千田)と竹村律生内野手(営4=佐野日大)が右飛で凡退。好機を生かせずに終わった。そのまま1点ビハインドで試合は終了。6点を獲得した前回とうってかわって1点も取れずに敗北した。  今回の試合に勝利していればリーグ優勝が決まっていた明大。自力優勝の可能性はついえたが、次の立大3回戦を制すればまだチャンスはある。「勝ち点4を取りにいって優勝を待ちたい」(千田)。リーグ制覇への望みは決して捨てず、次の立大との戦いで勝利を目指す。 [金内英大] 試合後のコメント千田――今日の試合を振り返っていかがですか。 「ヒット2本じゃ勝てないですし、あんな残塁が多かったら勝てないですね。それに尽きます」 ――優勝を確実に決めることは無くなりました。 「結果的に最後優勝すれば良い話なので、明後日勝利して、あとは他力本願になりますけど全力で早稲田の負けを願うだけです」  前田――投手陣全体としての調子はいかがですか。 「今日投げた投手もそうですし、高島もあとは槻橋さんもみんな調子良さそうでした。岩田もすごく頑張っていたので正直今日取られた1点は惜しいですね」 ――バッティングのほうは皆さんの調子はいかがですか。 「あまり分からないですけど、今日は打たされている感じはありましたね」 岩田――今日の勝負のプランはありましたか。 「優勝が懸かっている試合だったので、とにかく攻めていこうと思い投げていました」 ――この試合で優勝を決められなかったことについては。 「この試合でホントは決めたかったですけど、明日勝たないと優勝はないので明後日勝つだけだと思います」
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駒大に0―0で今季初のドロー 勝ち点1を分け合う/関東大学1部リーグ戦

 台風19号の影響で急きょホーム・八幡山で行われた第16節の駒大戦。優勝へさらに加速させたい明大だったが、序盤から悪天候、そして相手の固い守備に苦しむ。シュート数で相手を上回るがチャンスをモノにできず、悔しい引き分けとなった。 ホーム・八幡山で悔しい連勝ストップとなった。互いにチャンスの少なかった前半。主将が攻守でけん引する。前半14分、ロングボールで攻勢をかけようとする相手DFを左サイドまで追ってパスカット。相手に勢いを与えない。前半37分にはPA外の中央から強烈なミドルシュートを放つもGKの好セーブに阻まれ、両者無得点のまま前半を折り返す。 「ポジション取りを改善し、前への意識が上がった」(瀬古)。前半とは一転。ゴールに迫る場面が増える。後半21分、持井がPA内で相手GKをかわし無人のゴールへシュートするが、相手のプレスでシュートまで持ち込めず。後半アディショナルタイムには佐藤亮がフリーキックからのこぼれ球を蹴り込むが、またも相手DFがブロック。「シュートが点につながらなかったことは、反省しなければならないし、FWに責任がある」(佐藤亮)。粘り強い守備に遭い1点が遠かった明大。「八幡山だからこそきてくれた人の前で勝てなくて、悔しい」(森下)。無得点に終わった悔しさを糧に、次戦の勝利につなげる。  リーグ戦16試合目にして初の引き分け。「八幡山でできることは最初で最後だと思うので、しっかり勝ち切りたかった」(瀬古)。勝利を積み重ねてきたチームにとって引き分けは悔しい結果。それでも「勝ち続けられることが一番だが、サッカーはそういうわけにはいかない」(佐藤亮)。次節での史上最速優勝の可能性こそ逃したが「次に勝ってこの引き分けが良かったと言いたい」(佐藤亮)。優勝への焦りはない。地に足をつけて、勝利をつかみにいく。 [市瀬義高] 試合後のコメント栗田大輔監督――引き分けについてどう感じますか。「負けなかったし、また優勝に向かって勝ち点1を積み上げられたのでそういう意味ではネガティブではないと思います」 ――次戦への意気込みをお願いします。「またタイプの違う相手ですけど、一戦一戦勝ちを積み重ねることです。とにかく負けずに一戦一戦勝って質を上げていきたいと思います」 佐藤亮――今日の反省をお願いします。「最後の決め切るところです。後ろの選手は必死に守ってくれましたし、ピッチの中でもみんながパスをつないでくれました。あとはFWがチャンスをモノにすることが一番大事になると思うので、今回はFWの責任かなと思います」 瀬古――試合の振り返りをお願いします。「駒大がアグレッシブに戦ってくることはわかっていました。ただ自分たちの攻撃も悪くはなかったですし、その面で今日の試合は点を取って勝ち切りたかったです」 森下――次戦への意気込みをお願いします「専大は前期に苦戦した相手です。しっかりと分析して自分たちが策を講じていかなければ勝てない相手だと思うので、分析を徹底して勝ちたいと思います」  
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吉岡大学初ゴール! 高木初ハット! 初もの尽くしで日体大に快勝/関東大学リーグ戦

 3カ月に渡るリーグ戦は2巡目に突入した。首位の明大は日体大を寄せ付けず6-1の快勝。今季7個目の勝ち星を重ねた。◆9・7~11・24 関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)▼10・14 対日体大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ) ○明大6{2-0、2-1、2-0}1日体大  強力FW陣の仲間入りだ。第3ピリオド開始34秒、DF青山大基(法2=釧路江南)の速いパスに、中央のFW吉岡莉央(文2=武相)が合わせた。パックはそのままネットの中へ吸い込まれる。これが吉岡にとって大学初ゴール。「狙って当てたのか、当ててくれたのか分からないくらい無我夢中だった。決められて最高です」。チームメートから祝福を受け、笑顔が弾けた。 今試合、第1セットに起用された吉岡。これまで出番が少なかった後輩の出場に、FW池田涼希(政経4=北海)も「絶対に決めさせたい」。チーム全員がゴールを待っていた。それに応えるように試合開始から体を張ったプレーを続けた中で、訪れた待望の瞬間。「涼希さんの前で決められてよかった」(吉岡)。お世話になっている先輩に捧げる初ゴール。偉大なエースのように、これからも結果で恩を返していく。  主役がもう一人。DF高木聖大(文3=日光明峰)は先制点を決めると、第2、3ピリオドにも立て続けにゴール。大学初のハットトリックで勝利をもたらした。今リーグ戦、DFながらチーム2位の5得点と抜群の存在感を発揮。この大活躍に「好きな人から返信がこなくて…とにかく目立ちたかった」。照れくさそうに悩みを口にした。リンクからあの人へ、思いを届ける3ゴール。振り向いてくれる日まで活躍を続けるそうだ。 今試合は6-1で快勝。勝負の2巡目で好スタートを切った。例年にない混戦模様を見せる中、単独首位を走る明大。「このまま勝ち続けられるように頑張りたい」(高木)。続々とヒーローが誕生しているリーグ戦。全員ホッケーで、優勝街道をひた走る。 [福永智隆]試合後のコメント池田――吉岡選手が初ゴールを決めました。 「部屋っ子なので、絶対に一緒のセットになったら決めさせてあげようと思っていました。昨日の段階からそれは言ってきて、自分もすごくうれしいです。この初ゴールだけではなくて、コンスタントに試合に出て、チームを救うような得点を決めてほしいです」高木――3得点の大活躍です。 「府中(祐也氏・平31商卒)さんが好きな選手のゴールパフォーマンスができたので良かったです。NHLジェッツのライネ選手のもので、府中さんがずっと一つをやっていて、それのもう一つをできました。ヘルメットも府中さんの背番号21が入っていて、得点感覚が府中さんから受け継げたのかなと思います」吉岡――今試合を振り返っていかがですか。 「今まで全然出てこなかった僕がいきなり一つ目で出て、緊張しました(笑)。部屋の先輩である涼希(池田)さんや同期の雄大(佐久間雄大・政経2=白樺学園)とかみんながフォローしてくれて、楽しかったというのが一番です」 ――ついに初ゴールです。 「大学入ってから一番のチャンスだなと思って、今日なんとしてでも決めたいと思っていました。前日に部屋でも涼希さんと香田さん(凌辰・政経3=白樺学園)がずっと『お前絶対ゴールしろよ』と言ってくれて、だから決めるしかないなと思いました。でも、これからがスタートです(笑)。このゴールに甘えることなく、次からもどんどん狙っていきます」
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永井満塁弾!リーグ優勝に王手/東京六大学秋季リーグ戦

 立大に2連勝すれば優勝が決まる大一番の初戦。悪天候の中、試合は1点のリードを保ったまま迎えた7回裏に永井克樹外野手(営1=広陵)の満塁本塁打で突き放し、粘りの勝利。リーグ優勝に王手をかけた。 ◆8・31~10・20 東京六大学秋季リーグ戦(早大伏見グラウンド他)◆10・14 対立大1回戦(早大東伏見グラウンド)○明大6―4立大 ※大会規定により8回コールド 1回戦12345678計立大010000034明大2000004×6  打撃陣が奮闘を見せた。1回裏、1番・原晟也内野手(情コミ2=彦根東)の左中間を真っ二つに割る二塁打でいきなり好機をつくると、3番・千田京平主将(農4=花巻東)がレフト線へ適時二塁打を放ち、幸先良く先制。さらに永井の内野安打で1点を追加し2―0に。その裏に立大に1点を返され、1点リードのまま迎えた7回裏。原の中前安打から打線がつながり、満塁の好機で打席にはこの日2本のヒットを放っている永井。「絶対に打たないといけない場面」(永井)と振り抜いた打球はレフトスタンドへと飛び込み、春の新人戦以来となる満塁本塁打。8回表には3点を失い追い詰められたものの、雨天と試合時間の都合により8回コールドで勝利を収めた。 先発した高島泰都投手(法2=滝川西)は立ち上がりと雨脚の強くなった8回を除けばほぼ3人で抑える完璧な投球。「打たせて取る、いつも通りの投球ができた」(高島)と悪天候の中でも崩れることなく、盤石な守りを見せた。  台風でもお構いなし。12、13日と強烈な台風19号が関東地方を襲った。しかし優勝の懸かる準硬式野球部は13日の午後に練習を決行。打撃練習や守備での連携を確認し「しっかり調整ができた」(原)。立大戦への準備は万全だった。  狙うは頂点のみ。明日の2回戦に勝利すればリーグ優勝が決まる明大。「千田さんと竹村さん(律生内野手・営4=佐野日大)を胴上げしたい」(原)。4年生にとっては最後のリーグ戦。「いつも通り」の明治らしい野球で優勝をつかみ取り、有終の美で終えたい。  [岩田純] 試合後のコメント千田――試合を振り返っていかがですか。 「後輩が頑張ってくれましたし、後輩のおかげで勝てた試合だと思います」 ――次戦勝てば優勝です。 「勝つだけです。変に優勝がかかっているとかは意識せずに、いつも通りにやっていきます」  原――早大の敗戦から1週間空きました。 「早大戦の前は雨で練習できずに調整不足だったので。それを踏まえて今日は練習できていたので良かったです」 高島――明日、登板する可能性はありますか。 「投げるとしたら後半からですけれど、疲れは残っているかもしれませんが低め低めで投げて、最後抑えたいです」 永井――みんなとのハイタッチはいかがでしたか。 「最高でした。立大戦では新人戦を含めて2本目なので、明日もまた打ちたいです」    
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