どうした明治 竹田5失点で慶大に完敗/東京六大学春季リーグ戦

 明大が真夏の神宮で苦しんでいる。何とか田中武宏監督(昭59文卒)へ初勝利を、と臨んだ慶大戦。しかし投手陣は、先発・竹田祐投手(政経3=履正社)の5失点を含む大量11失点。一方の打撃陣も昨秋のベストナイン右腕・森田(慶大)ら強力投手陣を前に反撃の糸口をつかめず。2-11と2017年秋の早大2回戦以来となる二桁失点で、開幕3連敗を喫した。 (明)●竹田、宮内、西城、石毛、渡部翔、入江―篠原(慶)〇森田、生井、小林綾、橋本達―福井【安】(明)8(慶)16【本】(慶)萩尾(2回)、正木(6回)【二】(明)篠原(2回)、市岡(4回)(慶)瀬戸西(4回)(明)◇犠打2 藤江(3回)、陶山(3回) ◇併殺0 ◇残塁9 ◇盗塁0 ◇失策0 これが紫紺のエースを担うための試練なのか。1年次春からの2年間、安定した投球でチームに貢献し続けてきた竹田。今春はついに第1先発を任され、主力としての働きが期待されている。しかし、前回登板の4失点に続き3回途中を5失点。早大戦は1発に泣いた形であったが、この日は立ち上がりから逆球が目立つなど制球に苦しんだ。この2年はほとんどなかった中2日での先発に加え、例年にはない猛暑日でのリーグ戦。高校野球を経験してきている選手たちにとっても、体力的にかなり厳しいマウンドとなっていることは間違いない。それでも開幕前「(今年は)チームを引っ張りたい」と語った竹田にとって、ここがもう1段高みへ上るための正念場なのかもしれない。  3試合を終えチーム防御率はリーグ最下位、打率はリーグ5位。昨春からの〝継勝〟はもうかなわないが、明日・14日も試合は続く。「応援してくださる皆さまのためにも、しっかりとした野球をしたい」(公家響主将・政経4=横浜)。9月開幕の秋季リーグへと継ぐための勝利を、残りの2戦でつかみ取る。 [小野原琢真]
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土壇場で痛恨の勝ち越し本塁打被弾 2戦連続で落とし優勝は絶望的に/東京六大学春季リーグ戦

 昨日・10日の早大戦を落とし迎えた立大戦。明大は初回から守備でミスが続き3回までに3点を失う。その後同点とするも、途中登板のエース・入江大生投手(政経4=作新学院)が8回裏に決勝点となる本塁打を浴び惜敗。早くも2敗目を喫し、優勝からさらに遠ざかる形となった。(明)髙橋、宮内、渡部翔、●入江―篠原(立)中川、宮海、栗尾、◯池田陽―竹葉【安】(明)7(立)6【本】(立)冨永(8回)【二】(明)篠原(2回)、清水風(9回)(明)◇犠打0 ◇併殺1 ◇残塁5 ◇盗塁0 ◇失策4  明大は初回、2アウトから清水風馬内野手(商4=常総学院)の2つのエラーで先制を許す。2、3回もエラーと四球絡みで2点を失い、苦しい継投策を強いられる展開に。中盤は中継ぎ陣も踏ん張り、打撃陣もそれに応えるように7回表、同点に追いつく。 3-3で迎えた8回裏。先頭・冨永(立大)に対し、入江が投じた2球目。148キロの直球を弾き返されると、打球は無情にもライトスタンドに吸い込まれていった。土壇場での勝ち越し本塁打に沸き立つ立大ベンチ。打たれた入江は、悔しさを押し殺すような表情でホームインを見届けた。9回表の追い上げも及ばず、3-4で決着。課題の残る一戦となった。  今試合は、特に守備のミスが目立った。3回までに4エラー、4四球で3失点。序盤から主導権を握られたまま苦しい展開が続いた。過密日程かつ、猛暑の中マウンドで奮闘する投手陣。そういった状況だからこそ、野手陣が堅実な守りでリズムを作り、攻撃に勢いをつけることが求められる。  3試合を残し0勝2敗と、連覇へ向け後がなくなった。次戦は陸の王者・慶大。例年苦しめられている因縁の相手を下し、わずかに残された可能性へ向け前進するのみだ。 [加川遥稀] 
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