【硬式野球】(37)リーグ戦後インタビュー 福原聖矢主将

2026.06.15

(この取材は6月4日に電話で行われました)

福原聖矢主将(国際4=東海大菅生)
――早大戦の総括をお願いします。
 「一番投打がかみ合ったカードかなと思います。(特に印象的な場面はありますか。)初戦は6回ぐらいまでノーヒットノーランされている中で4番がしっかり反撃の逆転を打ってくれて。追いつかれはしたのですが、10回にしっかりつないでつないで4点取れて勝ち切れたのは良かったかなと思います」

――早大1回戦、香西投手(早大)から1本安打が出て、そこから打線がつながりました。ご自身の打席を振り返っていかがですか。
 「その日、ヒットが出ていなかったので、なんとか自分が出ようと思って必死にフルスイングしました」

――延長戦は気持ちの面でも変わったりしますか。
 「そうですね。表の先行だったので、とにかく先に点を取らないと厳しいなというのはあって、できるだけ早く点を取りたかったです」

――2回戦目はチームとしてヒットがたくさん出ました。
 「そうですね。どこの大学も1戦目にエース級のピッチャーが出てなかなか崩すのが難しい中で、2戦目は自分たちのバッティングができれば打ち崩せると思っていたので、思ったような力が出せたかなと思います」

――法大1回戦も延長11回までありました。振り返っていかがですか。
 「あの日はヒットがなかなか出ず、ピンチもつくったのですが、守備でなんとか持ちこたえて。特にショートの光弘(帆高内野手・商4=履正社)が頑張って何個もいいプレーを出していたので、そういうところでどうにか延長までつなぎ切れました」

――やはり、助川投手(法大)の少し曲がる球には苦戦する打席が多かったですか。
 「初対戦だったのですが、同じ曲がりの球がなかなか来なかったので難しかったですね」

――そんな中でも11回表に福原選手が安打を打って、そこから打線がつながりました。どんな気持ちで打席に向かいましたか。
 「ツーアウトで自分の前のバッターも簡単にアウトになって。自分のも俗に言うゴキブリヒットで。良くはなかったのですが、バットの先に当たって、変な打球が飛んでのヒットだったので。その後に松岡さんから『練習をしていると、ああいうのが出る』ということを言っていただいたので練習のたまものなのかなと思いました」

――お褒めの言葉もいただけたという感じですか。
 「そうですね。その後、光弘がうまいこと打ってくれて、この点の取り方しかないなっていう形だったので良かったです。(なんとかもぎ取れた1点という感じですかね)はい、もぎ取りました。みんな負ける雰囲気はなくて、とにかく勝とうという気持ちで臨んでいました」

――法大2回戦トルも決勝打は福原選手の犠飛でした。この打席を振り返っていかがですか。
 「低いボールが曲がる球、カットボール球を投げるピッチャーだったので、ゴロでゲッツーになる可能性があって。そうならないように、高めをしっかり打とうという意識で割と冷静に打席には入れました。三塁にいた榊原(七斗外野手・情コミ4=報徳学園)もよく走ってくれたと思います」

――今季の守備を振り返って反省点と良かった点をそれぞれ挙げるとしたらどこでしょうか。
 「良かったというのが、序盤にピッチャー陣が苦しんでいる中でリードを持ち直したのが良かったかなというのはあって。一方でリーグ戦を戦う中で疲労がどうしても出てきて、体力面で体が動かしにくい場面が出てきてしまったり、集中力が切れてしまったりというのがあったので。体力的なところを夏は取り組んでいきたいなと思います」

――昨年度からスローイングの指のかかり方を変えたことはありますか。
 「いや、特には。でも、自分も去年の感覚とは違うというのがあって。試行錯誤しながらやっているのですが、筋肉の使い方が変わったのか感覚とイメージは違う感じになっています。そこの擦り合わせはまだもっとやっていかないといけないなと思います。(去年の方が)良かったですね」

――今季の打撃を振り返って反省点と良かった点をそれぞれ挙げるとしたらどこでしょうか。  
 「状況に応じてのバッティングはできたのかなと思うのですが、もっともっと打てたかなというのがあるので。もっと欲を出してバッティングしていけば良かったかなとは思います」

――秋に向けてチームの一番の課題はどこだと思いますか。
 「投手陣にはもっと頑張ってもらいたいです。もっと安定して投げられるようになってもらえると助かります。打者は今年の傾向として、みんないい時はみんないいけど、打てない時は全員こぞって打てない傾向があって。打てない時にこそ誰かが起爆剤となれるような、そういう選手が1人でも多くいるともっと楽に勝てるのかなとは思います」

――今年度のチームの強みは何だと思いますか。
 「内野の守備力ですよね。今年はここぞという場面でしっかりアウトを取り切れる野手がいるので、そこは強みかなと思います」

――大学日本代表候補に選ばれた率直な気持ちはいかがですか。
 「うれしい気持ちもありますが、レベルの高いところになるので、自分の実力というか能力がどんなものなのかというのを試してみたい気持ちがありますね」

――プロを目指す上で、この夏極めたいことはありますか。
 「もう一回スローイングを見直して、打撃ももう1段階も2段階もレベルアップできるようにやっていきたいと思います」

――野球以外に大学生のうちにやりたいことはありますか。
 「勉強です」

――最後、ファンの方へメッセージをお願いします。
 「秋は優勝するので、ぜひ神宮球場へお越しください。応援のほどよろしくお願いします」

――ありがとうございました。

[小松錦葵]