【硬式野球】(33)春季リーグ戦後インタビュー 光弘帆高内野手

(この取材は6月5日に行われました)
光弘帆高内野手(商4=履正社)
――今季を一言で表すならどのようなシーズンでしたか。
「優勝できなくて悔しいです。役に立てなかったことが悔しかったです」
――序盤は不調に悩まされていた中で、早大2回戦ではマルチ安打でした。本来の打撃が戻ってきた感覚はありましたか。
「まあ少しずつ感覚が良くなってきて、自信を持って、思い切って打席ではしっかり振り切ることはできたかなと思います」
――法大1回戦ではチーム全体として助川投手に苦戦している印象でした。
「緩急ある投球とちょっと特殊なストレートにみんな少し惑わされていたのかなと思います」
――その中で11回表、2死一塁から決勝打を放ちました。どのような気持ちで打席に入りましたか。
「もう絶対決めてやろうという気持ちで、とにかく思い切りよく振っていくことを心がけていきました」
――法大2回戦でも同点の8回裏に放った安打が勝ち越しにつながるなど、後半はいい場面で打っている印象があります。
「たまたまヒットがいいところに飛んだんじゃないかな(笑)(以前おっしゃっていた『失うものはない』気持ちがあるからこそ、積極的な打席にはつながっていますか)そうだったからこそ、思い切りよくはいけたかな。今まで力が入ったりする部分もあったかもしれないですけど、逆にもう何もない状況だったので、力を抜けたわけじゃないですけど、来たらやってやろうぐらい、あまり考えることなくいけたことがいい場面で出た結果かなと思います」
――法大戦では井上和選手に対して、光弘選手が二塁ベースの後ろ付近を守る一塁側寄りのシフトを敷いていました。シフトはアナライザーのデータ等を基に分析して決めているのでしょうか。
「データもあるのと、セカンドの岡田(啓吾内野手・商4=前橋育英)と話して監督に言ってみて、普通に守るんだったら、ちょっと相手もやりにくい、思い切ってやるのもありなんじゃないかなというのを話して決めました。(光弘選手と岡田選手が主体的に決めたのでしょうか)あとは福原(聖矢主将・国際4=東海大菅生)ともちょっと話して、やっていいよねみたいな。データ的にショート(の定位置)はあまり飛んでくる感じがなかったので。だからもうそこは思い切って自分たちで監督に言って(実行しました)」
――好守備も多くあった一方で、失策も三つありました。守備面についてはどのように振り返りますか。
「簡単なゴロを三つエラーしてしまったので、そこはなくさないといけないなと思っています。そういう簡単なミスでエラーの方がやっぱり自分はメンタル的に少し嫌なので、秋は絶対そういうのがないように。難しい打球を(処理して)セーフだったら『ちょっと惜しかったな』くらいで終わりですけど、絶対取れるボールをエラーすると他にも響いてくるので、そこは次からは絶対なくしたいなと思います」
――シーズン全体を振り返り、優勝に足りなかったポイントを挙げるとしたらどの部分になりますか。
「リーグ戦として最初の入りじゃないですけど、慶應に負けてからは一戦一戦負けてはいけないとチームでもなっていて。立教(1回戦で)負けてから6連勝したみたいに、チームとして強くなっていった部分は良かったとは思いますし、リーグ戦を通して成長はできたと思うんですけど、やっぱり最初がまだ出来上がっていない状態だったんじゃないかなと。オープン戦からもっと仕上げて、仕上がった状態で(リーグ戦に)入れたらよかったのかなと思います」
――今季は先発の平嶋桂知投手(政経2=大阪桐蔭)や湯田統真投手(政経3=仙台育英)をはじめ、ルーキーの為永皓内野手(情コミ1=横浜)など新戦力が多く出てきたと思います。後輩はどのように見えていましたか。
「初めてのリーグ戦であれだけ堂々とできるピッチャー陣もそうですけど、為永はオープン戦からも堂々として素晴らしい活躍していたので、それをリーグ戦でもああやって結果を残せるというのはすごいなって。4年生から見ても頼りになる後輩だなと思います」
――秋のラストシーズンに向けて、夏に取り組みたいことがあれば教えてください。
「夏は全てにおいてもう一回レベルアップというか、一から、基本からもう一回見直していく。基本を見直せばさらにレベルアップできるんじゃないかなと思うので、暑くて体が動きにくい部分はあるんですけど、そこをなんとか耐えて、きつい練習を地道にやっていこうと思います」
――ありがとうございました。
[塩谷里菜]

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