【硬式野球】(36)春季リーグ戦後インタビュー 岡田啓吾内野手

2026.06.14

(この取材は6月6日、電話にて行われました)

岡田啓吾内野手(商4=前橋育英)
――早大戦から復帰し、2番に入りました。1番を打っていた時と変化はありましたか。
 「そうですね。1番から2番になって、田上(夏衣外野手・商3=広陵)が前にいるので、塁に出ることもすごく多いですし、その中でバントだったりとか、バスターだったりとか、そういう小技が絡んでくるところではあって、正直1番よりは考えることが多かったです。難しいなとも感じたところはありつつも、しっかりやれることはやれたかなというふうには感じています」

――1回戦では10回表に適時二塁打を放ちましたが、振り返っていかがでしょうか。
 「その日はいい当たりが出てなくて。津田(基外野手・文4=近江)がタイムリーを打って、その後も田上がつないでくれて、何度かチャンスメイクしてくれた中での打席でした。なんとしても返したいなと思って打席に入って、ツーストライクに追い込まれながらも対応していけたところは自分の糧にもなりますし、チームにとっても追加点を取れて、その後も乗っていけたので、すごい大きな一打席だったかなと自分的に考えています」

――2回戦では今季初盗塁やランニング本塁打と足を生かしたプレーが光りました。
 「盗塁は、やっぱり走りたい走りたいってずっと思っていて。なかなかサインが出ない中で単独で行ったんですけど、やっと走れたっていう感じではありますね。ランニングホームランはエラーみたいなところもあったとは思うんですけど、それでも全力で走って帰ってこられたっていうのはなかなかないことだと思うので、個人的にはすごくうれしいところではあります」

――シーズン全体を振り返って、チームと個人それぞれの総括をお願いします。
 「チームとしては若いピッチャーがいっぱい投げる中で、もう少し打撃の援護を。打つ日はみんな乗って打っていける中で、打てない日をどう攻略していくかというところがチームとして課題かなと思いますし、対左ピッチャーも課題にすごく明白に出たと思うので、そういうところは課題が見つかったかなと思いますし、逆にピッチャーが結構通用するというか、若い選手たちが投げられるよという姿を見せてくれたので、そこはすごい大きな収穫かなと捉えています。自分としての成績はベストナインを取れたかなと思ったんですけど、なかなか成績だけじゃないので。でももう少し打率残せたかなとか、凡打の内容もあまり良くないというか、しっかり序盤から振れてなかったなと感じていて。そこは後半修正できて、ホームランとかタイムリーにつながったので、そこは良かったかなと思いますし、課題としていた守備も自分的には満足行くような、ノーエラーで、要所でゲッツーを取れていたので、そういう面では良かったシーズンかなとも思いつつも、もう少し走りたかったなっていうところではあります」

――守備に手応えを感じられたとのことですが、その要因はどこにあると考えますか。
 「取り組んでいる練習があって。至近距離での強いノックや土のグラウンドで球を球数受けて、柔軟性、対応力とか、そういう引き出しというところを増やしていったので、神宮でも余裕を持って守れました。土ほど怖さがないので、楽して取ろうとか、そういう意識が働いて楽に守れたなと感じています。(その練習はいつから始めましたか。)昨シーズン終わってからですかね。同部屋の河田(凌太郎内野手・文3=愛工大名電)とやっていたりしていて。毎日の積み重ねが、徐々にではありますけど、出てきているかなというふうには思います」

――今季のMVPを1人挙げるならばどの選手ですか。
 「うわ、迷いますね…。でも平嶋(桂知投手・政経2=大阪桐蔭)で。言わずもがなエースと言ってもいいぐらいの働きを2年生ながらしてくれて。(最優秀)防御率も本当にわずか届かなかったんですけど、本当に2年生とは思えないぐらいのピッチングをしてくれましたし、これからの伸びしろとか、そういうのもすごく感じるピッチャーなので。途中から第1先発にも入ってチームを引っ張ってくれたので、平嶋かなと思いますね」

――6月20日から開催される大学日本代表選考合宿に選ばれました。
「素直にうれしい気持ちと、ここからが本番なので、(大学日本代表に)選ばれるようにしっかり準備してアピールしたいなと思っています」

――3日間でアピールしたい部分を教えてください。
 「足は前回も強化合宿でアピールしたところでもあるので、もっともっと走ってアピールしていきたいなというのもそうですし、走攻守バランスが取れた選手だよというところも見せていきたいと感じているので、スピードを使った僕のプレーを前面に押し出していけたらなというふうにも思いますし、本当にレベルが高い選手がいっぱいいるので。いろんな人と会話して、いろいろ盗んでいきたいなと思いますね」

――最後に、秋に向けてこの夏取り組みたいことがあれば教えてください。
 「まずバッティングとしては選球眼、あとはしっかり長打をコンスタントに打てるような、相手が嫌がるバッターになれるように夏取り組んでいきたいと思っています。もっと走れるように、技術をもっと磨いていって、あとはずっと一緒の課題だと思うんですけど、守備をもっと確かなものにしていけたらなと思うので、夏のキャンプを経て、一皮、二皮向けた姿を見せられるように頑張りたいと思いますし、チームとしても二回りも大きくなって神宮に戻ってこられるように頑張っていきたいと思っています」

――ありがとうございました。

[塩谷里菜]