【硬式野球】(34)春季リーグ戦後インタビュー 榊原七斗外野手

(この取材は6月4日に行われました)
榊原七斗外野手(情コミ4=報徳学園)
――早大戦を振り返っていかがでしたか。
「早稲田は高橋くん(投手・早大)を崩せなかったのが、チームとしても自分としても納得いく結果を出せてない理由です。次、対戦するとしたら秋しかないので、そこで結果を出せたらいいかなとは思っているのですが、春に結果を出していかないと、ドラフトを見据えると評価してくれないところもあると思うので。大事にしていこうと今年の春は特に思っていたのですが、調子も上がりにくいところもあって、立教戦で(調子は)上げられたのですが、早稲田にうまくつなぐことできなかったです。でも香西(投手・早大)からは打てたので、そこは良かったかなとは思います」
――早大2回戦では、榊原選手の二塁打が先制点につながりました。
「自分が打ったら周りも打ってくれるので、気づいたら自分のヒーローがなくなってしまって(笑)。でも、逆にそうやって自分が起点となって、チームが勢い付くとか、点を重ねてくれているところは、今年の強みでもあったかなと思います。(今季は)力みすぎたところもあったので、秋は肩の力を抜いて自分が中心となっていきたいです」
――法大1回戦、助川投手(法大)は打ちにくいなという気持ちはありましたか。
「もう、(ストレートが)真っすぐではないんですよ。真っスラというか、目の前で曲がってきていて。あまり目にするようなボールではないので苦戦しました。3打席目に入るまでになんとか修正を加えていくのができなかったので、悔しい結果になりました」
――チームが勝てたことに対してはいかがでしたか。
「今年のスローガン通り『繋げ。』がシーズン通して出たと思います。ピッチャーも要所を抑えてくれて、勝利につなげてくれて助けてくれた。逆にバッターも助けたところもたくさんあったので、そういうチームを春からやっていこうという話で新チームが始まって、それをうまく出せたのが本当に良かったなと思います」
――今年度のチームの一番の強みはつなぐ野球でしょうか。
「そうですね。つなぐ野球。あと、最初の方は負けてしまったのですが負ける気がしないという、このチームの雰囲気が強みだと思います。その雰囲気で後半戦にかけて勝利を重ねて優勝に望みをつなげることができたと思います」
――法大2回戦、接戦の中で8回裏に自分の足で決勝点をもぎ取れた瞬間はいかがでしたか。
「普段、ヘッドスライディングはなかなかしないのですが、ああいう時に勝手に出て、1点に執着した結果、決勝点につながったので、チームの勝利に役に立てて良かったなと思っています」
――あのような状況では、ランナーコーチの身振りは見えているのですか。
「見えます。走塁時は必ずワンルックは入れるようにしています。本塁に還るシーンで三塁側だと、ベンチから(ホームコーチが)来るまでに時間かかるのですが、法大2回戦は一塁側だったので、真っすぐ走りながらホームコーチを信じて若干横から潜り込むようにしました。リクエストされたのですが、セーフの自信がかなりありました。ああいう時は最後、自分が滑ってベース触るだけなので、オープン戦もそうですし、シートバッティングでも必ず声掛けてやるように言っていました。そういう徹底したところが出て、日々の積み重ねだと思いました」
――今季の反省点を挙げるとしたらどこですか。
「個人としては、首位打者とかベストナインという目標を掲げている中で、そういうところを意識しすぎてヒットを出せなかった点です。勝負強さを求めていけば、そういう方向に勝手に進むのかなと思えたので反省から秋への課題にしようと思っています。守備はあと一歩、あと10センチというところを取れなかったところです。そこからピンチになってしまったり、点数が入ってしまったりしたので、自分なら取れると思ってくれるような守備を見せられたらなと思います」
――一番成長できたなというところはありますか。
「周りがどう見えていたかは分からないですが、最上級生として気丈に振る舞えたところが成長したのかなと思います。自分の調子がなかなか上がらない中で、メンタルが揺らいで、自分が思っている以上に力を出せない時に自分が下向いてしまうとチームに勢いが乗らないと思うので。堂々とするというところでは絶対に崩さないでいようと思っていました。去年までだと結構イラついてプレーが雑になってしまうところがあったのですが、今年は結果にはつながらなかったのですが、振る舞いは良かったのではないかなと思います」
――メンタル面での成長でしょうか。
「そうですね。自信持つということは大事なのですが、過信することは間違っていると思うので、自信の持ち方に気をつけていました」
――この夏の目標をお願いします。
「ジャパン(大学日本代表)に選ばれた時には、日本の大学生として、日本のユニフォームを着て、国を背負って戦う自覚と責任を持ってやっていきたいと思っています」
――ありがとうございました。
[小松錦葵]

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