後半突き放し日大に勝利 4年連続で年越しを決める/全国大学選手権

ラグビー 2020.12.19

 王座奪還に向けての戦いが始まった。寒空の中で行われた初戦の相手は、関東大学リーグ戦3位の日大。相手に攻められる苦しい展開を乗り越えスクラムで圧倒。フィジカルが武器の日大に34-7で勝利し年越しを決めた。

 

◆12・19 全国大学選手権(秩父宮ラグビー場)

▼準々決勝 対日大戦

 ○明大34{12ー0、22ー7}7日大

 

 スクラムで優位に立った。前半5分、スクラムハーフ飯沼蓮(営3=日川)を起点に右に展開し最後は左センター廣瀬雄也(商1=東福岡)のオフロードパスを受けた右センター児玉樹(政経3=秋田工)がフィニッシュ。「廣瀬が狙い通りに動いてくれた」(児玉)。幸先よく先制する。その後は苦しい時間が続くも「ディフェンスは我慢できた」(ナンバーエイト箸本龍雅主将・商4=東福岡)。前半を無失点に抑え12ー0で折り返す。後半に入っても自陣でのプレーが続き日大に一時、5点差まで縮められる。「敵陣でラグビーをしよう」(箸本)。後半20分、敵陣ゴール前での相手ボールのスクラムで明大が優位に立つと、こぼれたボールをそのまま左フランカー福田陸人(法3=国学院栃木)がグラウンディング。「FWが頑張ってくれた」(フルバック雲山弘貴・政経3=報徳学園)。最後は攻撃の手を緩めず、敵陣でプレーを続け、最終スコアは34ー7。点差以上に拮抗したゲーム内容ではあったが、見事勝利を収め、年越しを決めた。

 

 日大の強いアタックをしのぎ切った。「苦しい中でも大きくディフェンスが崩れなかった」(児玉)。外国人選手を筆頭にフィジカルが武器の日大を封じ込める。一方、攻撃ではラインアウトに少しミスが見られたもののスクラムでは圧倒。「後半入ったメンバーがいいスクラムを組んでくれた」(箸本)。明大の層の厚さを示した。

 

 準決勝の相手は関西王者・天理大。準々決勝の流経大戦で78得点を挙げるなど日大と同様、攻撃力の高いチームだ。「相手の強みであるフィジカルの部分で負けないようにしていきたい」(左ロック片倉康瑛・法4=明大中野)。大学王者へあと2勝。箸本組の挑戦はまだ続いていく。

 

※大阪・花園ラグビー場では、対抗戦4位の帝京大が関東リーグ戦1位の東海大を14ー8、関西Aリーグ1位の天理大が関東リーグ戦2位の流経大を78ー17と大差で下し、それぞれ準決勝に駒を進めた。


[牛嶋淳太郎]


 試合後のコメントはこちら



関連記事 RELATED ENTRIES

定期購読・新聞購入のご案内 クレジット決済による定期購読