【ラグビー】立大に快勝 フィジカルを生かし圧倒/関東大学対抗戦Aグループ

2026.10.26

 荒天の寒空の下で行われた立大との試合。前半は雨の影響でミスが目立つ場面があったが、フィジカルを生かして立大を圧倒し、50―14でノーサイドとなった。

◆10・24関東大学対抗戦Aグループ(大和なでしこ三機スタジアム)
▼対立大戦
〇明大50{29-7、21-7}14立大
T=高比良2、亀井、物部、久保、阿部、中川、海老澤
G=海老澤3、萩井2

 明大のキックオフから試合は始まった。前半4分にファーストスクラムを組み、明大がボールを手にするも、直後にノックフォワードを取られてしまう。10分にスクラムでボールが再び明大に渡ると、グラウンド中心からのパスを右WTB阿部煌生(政経3=流経大柏)が受け取り、華麗な先制点を決める。その後の13分ではラインアウトから始まり、HO高比良恭介(政経3=東福岡)が中心となり、モールを形成してトライ。「この前の試合からモールは自分たちの強みになっている。いいモールを組めてトライまで持っていけたのが何本かあったので、来週以降もやっていきたい」(高比良)。続けてSO萩井耀司(商3=桐蔭学園)が鋭い角度からのコンバージョンキックを成功させる。「入りが悪くて沈んでしまった部分はあったが、どんどん勢いに乗っていけてよかった」(萩井)。17分には前方へのパスを相手に止められ、一気に不利な状況へと陥り、今試合で初失点を許してしまうが、直後から明大のフィジカルを生かした反撃が始まる。ラインアウトからモールで押し込み、左FL久保太進(法3=長崎北陽台)がトライ。32分にも同様にモールから高比良がトライ。40分にもハーフウェーライン付近から敵陣22メートルラインまでフォワード陣が主力となって押し込むなど、前半終了間際は明大の強みを押し付ける展開となった。

 後半戦が開始すると、一時相手にペースを握られる。後半13分に相手WTBが明大ディフェンスの一瞬のスキを突かれ失点。海老澤琥珀(情コミ4=常翔学園)がリザーブから出場し、反撃を狙う。後半19分にトライ目前まで迫るも、ノックフォワードを取られ、スクラム開始。2度スクラムを組みなおし、再びモールから中川功己(流経大柏)がトライ。「天候の影響もあってボール回しがうまくいっていなかったので、モールやゴール前のスクラムを選択した」(大川虎拓郎主将・法4=東福岡)。38分には明大ボールからスクラムが始まると、海老澤がボールを受け取り颯爽(さっそう)とトライ。このままノーサイドかと思われたが、さらなる追加点を狙う明大。41分に左LO亀井秋穂(政経4=長崎北陽台)がトライを挙げ、海老澤のコンバージョンキックが決まり、50―14で試合終了の笛が鳴った。

 雨の影響でハンドリングエラーが見られるも、FWメインのプレーに切り替え、柔軟に対応した明大。悪天候の中の対抗戦は今年度初めてということもあり、課題も見つかった。「選手たちがプランして、こういう天候でも攻めるという判断をして、チャレンジすることも、失敗することも良いので、チームとしてどうやってそこの(失敗の)部分、雨の中の戦い方だったり、どうやってボールをつないでいくか、細かいところも含めて修正していければと思う」(高野彬夫監督・平18商卒)。次戦は慶大戦。この試合を糧に、さらなる挑戦を狙う。

[長田周]

試合後のコメント

高比良

――今日の試合を振り返って、個人的に良かった点と反省点それぞれお願いします。

 「スクラムでは自分の強みを出せたと思います。反省点は、(ラインアウト)スローのところで何本かミスがあったので雨の中でもクオリティ高くやっていければいいかなと思います」

――次節で対戦する慶大の印象はいかがですか。

 「フォワードも強くて粘り強いチームで、去年の対抗戦も接戦だったので、そこはしっかり気を引き締めて、この1週間やっていければいいかなと思います」

萩井

――今回のゲームのコンセプトはどのようなものでしたか。

「キックを蹴る時は蹴る、攻める時は攻めるというようにメリハリをつけたアタックをしようということを話し合っていました」

――今後の抱負をお願いします。

「1週間後、慶大戦があるので、しっかりもう一回今日出た課題を修正して、チーム一丸となって戦えるように頑張ります」