【ラグビー】早大に完封負け 課題を胸に先を見据える/新人早明戦

2026.07.05

 多くのファンで満たされた上井草グラウンドで新人早明戦が行われた。前半は早大にリードを許し0―14で折り返す。後半では明大が巻き返しを狙うも早大にペースを握られ、最終的に0―38の完封でノーサイドという悔しい結果となった。

◆7・4練習試合(早大上井草グラウンド)

▼対早大新人戦

明大0{0-14、0-24}38早大○

 試合開始早々、自陣深くで早大のラインアウトとピンチになるもNO8古澤将太(政経1=東福岡)がミスボールを奪い攻撃を防ぐ。前半4分にファーストスクラム。互いに力が拮抗(きっこう)した押し合いとなった。その後、左FL阿塚心(政経1=松山聖陵)が早大守備のスキをついて抜け出すもオフサイドとなる。前半8分明大にチャンスが訪れる。敵陣深くでのスクラムから得点の機会をうかがうも早大の統率のされた守備に阻まれてしまう。前半20分でついに点数が動く。自陣スクラムから早大に守備を抜かれトライを奪われる。試合をイーブンにしたい明大。ペナルティーを獲得し一気に敵陣へ上がる。ラインアウトからモールを形成しゲインするも得点とはならなかった。前半27分には早大にボールを奪われカウンターで自陣に攻め込まれるもボールをうまく逃がし、ピンチを切り抜ける。その後前半34分にはラインアウトからモールをつくり、攻め込む。その中で古澤将が抜け出しトライライン付近まで持ち込むもトライを奪い切れなかった。さらに前半36分にもスクラムからペナルティーを取り、チャンスメークをする。ラインアウトからフェーズを重ね攻め続けるもラインを越えられなかった。しかし、前半39分早大にトライを許してしまい前半を0―14で終える。「結構敵陣に攻め込むことはあったが、やはりそこで取り切れず、なかなかチャンスをつかみ切れなかったと感じる」(田邊隼翔・法1=桐蔭学園)とチャンスはあるがモノにできない場面が多かった。

 追い上げを狙う後半1分、スクラムで相手を完全に崩しペナルティーキックを獲得し流れをつかむ。「ハーフタイムの時に田代大介 (営4=大分舞鶴)さんがアドバイスをしてくれて、そのイメージで組んだら結構いいスクラムでペナルティーを取ることができた」(田邊)。しかし、後半5分早大に守備のスキを突かれトライを決められる。続く後半8分にまたもや抜かれ得点を重ねられる。後半10分にもスクラムで押され、早大に守りを突破され差をさらに広げられてしまう。一矢報いたい明大、しかしパスを回すも思うように攻めることができず、早大に押される展開となる。後半22分、右WTB平尾龍太(法1=東福岡)がキックを弾き、サイドを駆け上がるもノックフォワードとなる。足をつる選手が増えるギリギリの戦いとなった。その後も明大は攻撃を組み立てようと試みるもパスが浮きテンポが悪くなったり、ミスが増えたりして前に進めない。早大の攻撃を要所で防ぐも攻めにつなげられない展開が続いた。試合終了間際に早大にダメ押しのトライを決められ、0―38でノーサイドとなった。

 前半の攻め合いから一転、後半は早大に流れを取られた明大。良くも悪くも初々しさが残る試合であった。「フレッシュなメンバーで経験がなかったので、ゴール前での焦りが出て、相手にリリースされてしまった。そこをしっかり焦らずに一人一人落ち着いてプレーするということを意識してやっていきたい」(須藤蔣一・情コミ1=東福岡)と今回見つけた課題を胸に夏シーズンでさらなる成長を見せてくれるだろう。これから紫紺を背負っていく者たちの活躍に期待だ。

[佐々木嵐]

試合後のコメント

田邊
――今日の収穫と課題をお願いします。
 「収穫としては、スクラムはやってきたことが出せて、日々の練習の成果が出ていたと思うのですが、取り切る部分が甘く、フィットネスの部分で全然走れていなかったので、これからの課題かなと思います」

須藤
――試合を振り返っていかがですか。
 「フォーカスの”Talk together”というテーマでみんな一人一人話すというところがフェーズ重なるごとにできなくなり、そこのスキをつかれてトライされてしまいました。そのため一人一人意識してコネクションを保つことをしっかり修正してこの夏を経てレベルアップしていきたいです。そして秋の選手権対抗戦に絡めるように頑張っていきたいです」

古澤
――ハーフタイムはどんな話をしましたか。
「後半しっかり接点で、明治のプライド持ってやっていくことと、トライ取られて結構静かになっていたので、そこを先輩たちが盛り上げてくれたので後半最初はテンション上げて入れました」

SO坪井悠(商1=桐蔭学園)
――竹山史人(スポ1)とマッチアップとなりましたがいかがでしたか。
 「すごく楽しかったというのはありましたし、4年後にはしっかりと自分たちがリベンジできるように準備して頑張っていきたいなと思います」