【ラグビー】帝京大に敗北 強みと課題が見えた一戦/関東大学ジュニア選手権
秋の気配が肌にしみる中、八幡山では帝京大との熱き試合が行われた。明大は得意のセットプレーでトライを決め、流れをつかみにいくも帝京大に要所で得点を返されて接戦に。後半では帝京大に主導権を握られ、差を広げられる。最後に一矢報いるも33―53で悔しい結果となった。
◆10・3関東大学ジュニア選手権(明大八幡山グラウンド)
▼帝京大戦
明大33{21ー24、12ー29}53帝京大○
T=木谷2、古賀大、古澤将、岩田
G=神尾4
開始早々スクラムでペナルティーを獲得する。ラインアウトからのモールで中央にずらしていきHO木谷光(商4=報徳学園)がトライを決める。「先週の日体大戦からラインアウトの調子がいい印象があって、FWとしてラインアウトモールで取り切れるというところを強みにしていきたいと話していた」(木谷)。しかし、その後すぐに帝京大にトライを返されてしまう。10分、最深部からラインアウトを展開する。モールで押し込んでいき、またも木谷がグラウンディング。立ち上がりから明大のセットプレーの完成度が光った。前半20分にはラインアウトからフェーズを重ね、徐々にゲインしていき左LO古賀大輝(政経3=佐賀工)がトライを奪う。その後帝京大に守備のスキを突かれ連続トライを許し、21―24。ラインアウトからの攻撃を試みるもトライを奪い切ることができず前半を終える。
後半開始、真っ先に帝京大に失点をしてしまう。それに対抗して明大は22メートルラインまで進入し、フェーズを重ねていくも前に進めず得点までつなげられない。12分に帝京大にモールで押し込まれトライを奪われる。その後モールでアドバンテージを取り、敵陣最深部でのラインアウトのチャンスとなる。モールで力強く押し進め、左FL古澤将太(政経1=東福岡)が決め切った。以後帝京大にペースを握られ、3連続でトライを許し28-53と差を広げられる。40分、中村つぐ希(営3=目黒学院)と岩田大司(情コミ2=佐賀工)で守備のスキを逃さず最後に逆襲のトライ。後半は思うように攻め切ることができず33-53で試合終了の笛が鳴った。
帝京大に敗北を喫してしまった明大。前半はセットプレーが得点へとつながり、リードしていたが、相手に連続トライを許すなど流れをモノにできなかった。「前半はすごくいいマインドで攻撃できたが、準備の部分で、後半に全然いい準備ができていなくて、やはり接点という部分で負けてしまったかなというふうに感じている」(右CTB大沼隼人・政経4=国学院久我山)。今回の負けから何を学ぶか、明大はさらなる成長を見せてくれるだろう。
[佐々木嵐]
試合後のコメント
木谷
――FWとしてはどういうテーマで臨みましたか。
「チームとして『ハンティング』というフォーカスを挙げていて、その中でスクラム、ラインアウトで流れを持ってきたらチームの雰囲気としてもいいと思うので、まずはFWからやっていこうという話をしていました」
――今後の意気込みをお願いします。
「来週に去年負けた筑波大、その次の週に早大とのジュニア戦もあるので、もっとギアを上げて、今後もラインアウトモールとスクラムを強みにしながら、FWからチームを引っ張ることができるようなチームにしていきたいと思います」
大沼
――今日の試合の反省点は何ですか。
「今日の試合、スマートにキックを多く使っていこうというような話をしていたので、そういった部分でフェーズを重ねすぎて、アタックがすごく戸惑ってしまったっていう部分が多かったので、やはりそういった部分が反省点かなというふうには思います」
――帝京大の守備に対してはどのように感じましたか。
「帝京大の守備が良かったのもあるのですが、自分たちのアタックが全然で、思うような形でできていなかったので、そういった部分でも準備の部分ということが足りてなかったかなと思います」
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