【ラグビー】海老澤が2トライ! 対抗戦の意地を見せる/第13回関東大学オールスターゲーム
各大学の選り抜きの選手を集め、対抗戦選抜とリーグ戦選抜に分かれて戦う関東大学ラグビーオールスターゲーム。明大からは8名が出場し、シーズン末の大学ラグビーの祭典を彩った。
◆第13回関東大学オールスターゲーム2026(秩父宮ラグビー場)
▼対リーグ戦選抜
〇対抗戦選抜 54 {21ー14、33-7} 21リーグ戦選抜
T=清水(早大)2、海老澤2、城(早大)、名取(早大)、亀井、村上(立大)
G=上田(帝京大)4、服部(早大)3
出場選手は左PR田代大介(営4=大分舞鶴)、右PR濱田翔大(営1=松山聖稜)、右LO物部耀大朗(商4=中部大春日丘)、NO8藤井達哉(政経4=東福岡)、左CTB大和哲将(政経3=佐賀工)、岡本聡志(商1=京都成章)、亀井秋穂(政経4=長崎北陽台)。
立ち上がりからアグレッシブな攻防が繰り広げられた。各大学のスター選手が集められただけあって、ラインブレークや好タックルの応酬が続き、会場は何度も歓声に沸いた。しかし急造の混成チーム故か、連係ミスが続きなかなかスコアは動かない。試合が動いたのは前半12分。相手陣深くでの対抗戦選抜ボールのスクラムから大和が鋭いランでブレークすると、隣を走る右CTB名取(早大)につないでトライ。SO服部(早大)のコンバージョンキックも決まり7―0とした。「コンビネーションというよりは、それぞれがやるべきことを第一に考えていた。それがうまくはまったと思う」(大和)。するとリーグ戦選抜も負けじと反撃に出る。前半18分、ラインアウトを起点に強力なランナーを当てトライを取り切る。コンバージョンキックも決め7―7と試合を振り出しに戻した。その後も目まぐるしくスコアが動いた。前半24分、服部のブレークから右WTB白石(青学大)にボールをつなぎ、内に切り返してHO清水(早大)がトライラインを越える。さらに前半36分にはラインアウトからモールを押し込み、抜け出した清水が相手を弾きながら2トライ目を上げた。前半終了間際にはリーグ戦選抜の右FL三浦(法大)がパスダミーを交えたランで50メートル近くを独走しグラウンディング。双方ともコンバージョンキックをすべて決め21-14で前半を折り返した。
後半は対抗戦選抜が得点を重ねた。後半から投入された海老澤が大外の飯岡(筑波大)へ長いパスを放ると、飯岡がタッチライン際をブレーク。さらにラックから岡元が素早く持ち出し、ラストパスを海老澤が受け取ってトライゾーンに飛び込んだ。「聡志くん(岡元)はああいうプレーが得意なので、来てくれると信じて走った」(海老澤)。さらに後半10分、短いラインアウトから亀井がブレークすると、タックルを受け流しながらトライラインまで走り切り左隅にトライ。後半15分にはラックから左FL城(早大)が持ち出してグラウンディング。後半23分にトライを返されるが、その後も対抗戦選抜は攻撃の手を緩めない。後半32分にはスクラムからまたしても大和がブレークすると、サポートに走った村上(立大)に渡し得点を追加。そして試合終了間際、相手陣深くでのスクラムからボールを受け取った海老澤が華麗なステップで相手をかわしダメ押しのトライ。コンバージョンゴールも決まり、最終スコア54―21でノーサイドとなった。
前日のイタリア代表戦の熱気が冷めやらない秩父宮をさらに彩った選手たち。今回はチームメイトだった他大学の選手たちは、今後シーズンでは強力なライバルとなる。勝負の夏、そして秋に向け、紫紺の戦士たちの戦いは続く。
[加藤晃誠]
試合後のコメント
濱田
――急造チームでしたがスクラムを振り返っていかがでしたか。
「最初は滑って落ちてしまったんですけど、組んでいくうちに修正していくところは良かったと思います」
大和
――早大の服部選手とプレーするのは高校以来でしたがいかがでしたか。
「パスの感覚とかがすごく懐かしかったですし『服部ならここで仕掛けるから裏に出よう』というのもわかったので、すごく懐かしかったですし楽しかったです」
岡元
――一緒にプレーするのを楽しみにしていた選手はいらっしゃいましたか。
「もう全員がすごく有名ですごい選手だったので、その中でプレーできるのが楽しみでもあり、プレッシャーもありましたが、みんな優しくてやりやすかったです」
海老澤
――試合を振り返っていかがですか。
「久しぶりの試合だったので、練習からみんなで楽しくラグビーすることを意識していました。その中でも自分らしいプレーというのは見せられたかなと思います」
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