【ラグビー】早大に逆転勝利 紫紺の意地を見せつける/関東大学ジュニア選手権
秋の涼しさと日差しが入り混じる中、早大との試合が行われた。前半は防戦一方で失点を重ねるも、後半からは明大の速攻により一気に巻き返す。最後まで接戦を繰り広げ、見事明大の勝利となった。
◆10・18関東大学ジュニア選手権(早大上井草グラウンド)
▼対早大戦
〇明大26{5ー14、21ー7}21早大
T=原、古賀大、中川、海老澤
G=海老澤3
前半は明大が不利な展開を押し付けられる。開始2分のファーストスクラムで相手にボールが渡ると、相手の猛攻が始まった。前半6分、9分と失点が続く。12分時点では左WTB海老澤琥珀(情コミ4=報徳学園)が相手ディフェンスをランで切り開くも失敗し、反則を取られてしまう。25分には自陣に押し込まれた明大だが、SO長濱堅(商2=東海大相模)が敵陣22メートルラインまで切り込む。しかし得点まで伸び切らず仕切り直しとなる。その後の30分時点ではFB永沢拓夢(営2=東海大相模)がイエローカードで一時退場になり人数不利での試合を強いられるも、海老澤のカウンターが決まり、5―14で前半を終えた。攻め切れない攻撃が続く明大。「早大のDFのプレッシャーを受けてしまってノットリリースなどの自分たちのミスで終わってしまっていた」(HO木谷光・商4=報徳学園)。後半から巻き返しを狙う。
後半開始5分、相手のペナルティから明大ボールになると展開が一変し、敵陣でパスを回す有利な状況へと持っていく。いくつものラックの形成と解消を繰り返し、2トライ目を獲得。10分にはラインアウトからモールに発展し、FW陣の強靭(きょうじん)なフィジカルによりインゴールまで押し込みトライ。16分には海老澤のアタック力が光る。ロングパスを足でトラップして受け止め、相手ディフェンスのタックルも前へのキックでかわし、一気にトライライン手前へと持っていき、ラックからトライ。29分に相手が左右に振り回す華麗なボールさばきを披露し、失点してしまうも、26―21の5点リードで勝負は終盤へと移行する。リードを守り、逃げ切りを狙う明大とそれを打ち破ろうとする相手のぶつかり合いが始まる。終盤10分で3度のスクラムを形成するも全て明大が受け止め、ノーサイドとなった。
試合開始から相手が放つ大きな圧に一時はひるむも、セットプレーやフィジカルで差をつけ、逆転することができた明大。「前回の帝京大戦で負けてしまったので絶対負けないという気持ちで挑んだので勝てて良かった」(左PR原悠翔・政経2=大阪桐蔭)。冬に備えて着実に力をつける明大に期待の目が寄せられる。
[長田周]
試合後のコメント
木谷
ーー後半大きく流れが変わりましたが、ハーフタイムにどのようなお話がありましたか。
「自分たちが掲げた『Dominate Set Piece』を前半は全くできていなかったので、後半からは切り替えて自分たちが掲げた『Dominate Set Piece』を最初の10分からという話がありました」
ーー本日の試合全体を振り返っていかがでしたか、また良かった点や課題を教えていただきたいです。
「前半入りの部分で相手のプレッシャーを受けてしまって、そのまま立て続けに2トライされてしまったのは、改善点だと思いますが、前半の雰囲気が悪い中立て直したのは良かったと思います。また、ハーフタイムで話したことを、後半最初からできたのも良かった点だと思いますが、それを前半の入りから80分通して圧倒できるようにしたいと思います」
原
ーーハーフタイムにはどのようなお話がありましたか。
「早稲田さんの勢いに押されてしまってチームで決めていたテーマを実行できていないということを話しました」
ーー今後の意気込みをお願いします。
「ジュニアも対抗戦も今後続いていくので、毎試合成長できるように頑張っていきたいです」
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