【ラグビー】対抗戦初戦 青学大に快勝/関東大学対抗戦Aグループ
曇天の中、多くの観客が駆けつけた関東大学対抗戦(対抗戦)初戦の相手は青学大。前半から明大が果敢に攻め続け7トライを奪う。後半は無失点に抑え、70-5と大差で勝利した。
◆9・12 関東大学対抗戦Aグループ(秩父宮ラグビー場)
▼対青学大戦
○明大70{39―5、31―0}5青学大
T=岡元2、白井2、竹之下2、山口、亀井、萩井、海老澤、木谷、神尾
G=神尾3、萩井2
前半1分から明大が力を見せつける。ラインアウトからフェーズを重ね、左LO亀井秋穂(政経4=長崎北陽台)が圧巻のランからトライ。その後、ハーフラインから青学大が自陣22メートルライン付近まで攻め、明大がノックフォワードの反則をとられてしまう。しかし、左CTB大和哲将(政経3=佐賀工)が防ぎ切り、再び明大に流れを引き戻す。スクラムでターンオーバーすると、巧みなパスワークでボールをつなぎ前半16分、右PR山口匠(政経4=流経大柏)がインゴールへ飛び込んだ。青学大にキックをブロックされ、自陣22メートルラインより深い位置からのラインアウトとなった。前半23分、明大は見事スティールし、右FL大川虎拓郎主将(法4=東福岡)が自陣22メートルラインからのビッグゲインで一気に敵陣22メートルラインまで侵入。最後は対抗戦初紫紺を飾ったSH岡元聡志(商1=京都成章)がトライを決めた。「周りの選手が前に出てくれて、自分のサポートという形でボールを貰えたのでよかったと思う」(岡元)。さらに前半27分、相手のディフェンスのスキを突くボールキャリーを見せたNO8藤井達哉(政経4=東福岡)のパスから岡元が連続トライ。青学大にトライを許し、試合はアディショナルタイムに突入。左WTB海老澤琥珀(情コミ4=報徳学園)が敵陣22メートルラインからトライライン目前まで切り込み、最後はFB竹之下仁吾(政経4=報徳学園)がグラウンディングし、リードしたまま39―5で折り返した。
後半序盤、ハーフライン付近でのスクラムから青学大のハイパントによって自陣5メートルライン付近まで攻め込まれる苦しい展開に。しかし岡元がこぼれ球を好セーブし、ピンチを脱する。後半6分、SO萩井耀司(商3=桐蔭学園)がサッカーさながらの巧みなドリブルでトライを奪い、一気に明大が形勢を逆転させた。後半16分、木谷光(商4=報徳学園)がモールで押し込み、トライ。「入ってすぐスクラムでペナルティをもらえて、そのまま行けたのでよかった」(木谷)。しかし、明大のラインアウトでのミスをきっかけに青学大ボールとなり、インゴール目前まで攻め込まれるも、田中景翔(文4=常翔学園)の見事なキャッチで難を逃れる。その後は明大が主導権を握り続け、後半41分、右WTB白井瑛人(商3=桐蔭学園)が相手ディフェンスの間隙(かんげき)を突いてトライを決め、ノーサイドとなった。
対抗戦初戦を勝利で飾り、幸先の良いスタートを切った明大。また、1年生の活躍が存在感を放った。「もっと自分たちにフォーカスして、しっかりプランニングして、自分たちのやりたいラグビーをしっかり体現できるように、遂行力をつけていきたい」(大川)。次戦の日体大戦もこの勢いのまま勝利を手にできるか。試合を重ねるごとに成長を見せる大川組に期待だ。
[竹中美貴]
試合後のコメント
大川主将
――今日は2人の一年生がメンバー入りしました。
「緊張もあったと思いますが、普段通りプレーできたと思いますし、彼らは力があるので、これからもどんどん伸びていくために、彼ら自身もチーム内の競争に勝っていく必要もあります。僕たちがしっかり育てられるように、彼らがいろんな知識を詰め込めるようにやりたいと思います」
左PR田代大介(営4=大分舞鶴)
――ラストシーズンを迎えました。
「チームの優勝はもちろんですけど、日本の大学でまあ一番の中でもうダントツ抜けた存在で終わりたいなと思っています」
岡元
――対抗戦デビューを果たしてみていかがですか。
「対抗戦でかつ秩父宮ということもあって緊張しましたが、自分のプレーができた場面もあったので良かったかなと思います」
白井
――夏合宿を経てやってみようとしたことはありますか。
「明治のスタンダードを上げようと思うので、基礎的なプレーを高くしようという話をしましたが、あまり上手くいってなかったです。1回ミスをしてしまうのは仕方ないと思いますが、そのミスをした後にまたミスするのか、それとも修正するのかというところで修正できる部分かなと思います」
木谷
――チームの良かった点や収穫を教えてください。
「スクラムで自分たちから流れに持っていけたというのがあります。もう少し伸ばしたいところは、ラインアウトのモールのところで相手のサックが上手かったりして、自分たちのモールが組めなかったりしていたので、今後はもっとそのスクラムで押して、ラインアウトにして、モールでそのまま取りきるというように、FWからチームの流れをつくっていけるような試合展開にしていきたいなと思います」
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