【ラグビー】先制許すも慶大撃破! 明大が首位に躍り出る/関東大学対抗戦Aグループ

2026.11.02

 少し肌寒い気候の中、秩父宮ラグビー場で行われた慶大戦。慶大に先制トライを許すもファンの熱い声援も力に変えた明大が48-26で見事勝利を収めた。

◆11・1関東大学対抗戦Aグループ (秩父宮ラグビー場)
▼対慶大戦
〇明大48{29-14、19-12}26慶大
T=藤井2、阿部2、物部、大川、田中景
G=萩井3、海老澤2
PG=萩井

 慶大のキックオフでスタートした一戦。相手の深めのキックをトライライン際でFB竹之下仁吾(政経4=報徳学園)が見事キャッチし、明大は立ち上がりのピンチを回避した。前半2分、慶大のノックフォワードで得たファーストスクラムから明大ボールで再開。好機を広げたい明大であったが、相手のロングパスからギャップを突かれ、前半5分まさかの先制トライを奪われる展開に。7分、明大が反撃に出る。敵陣深くのラインアウトからBK陣がボールをつなぎ、最後は右LO物部耀大朗(商4=中部大春日丘)が力強くグラウンディング。一気に同点に追いついた。しかし14分、自陣スクラムから慶大の鋭い走りに抜け出され失点。再びリードを許す苦しい展開に。18分、再び明大にチャンスが訪れる。相手のハイタックルでペナルティーを得た明大はペナルティーゴールを選択。SO萩井耀司(商3=桐蔭学園)が着実に決め、4点差に縮めた。相手のハイパントを萩井が確実にキャッチすると、20分、右WTB阿部煌生(政経3=流経大柏)がトライエリアまで走り切り、見事逆転を果たした。明大の勢いは止まらない。自陣22メートルラインからのラインアウトで再開。相手のハイパントをチャージすると、ボールを受けた左CTB白井瑛人(商3=桐蔭学園)が敵陣22メートルまで一気にロングキャリー。26分、最後は外へ展開し、阿部がこの日二つ目のトライを挙げた。「(萩井)耀司のキックとすれ違いのところで耀司が敵をいなしてから僕、みたいな感じでパスをもらっただけなので、サポートにいけた部分は良かった」(阿部)。ここからは互いに譲らない一進一退の攻防に。しかし前半終了間際、明大のラインアウトから怒涛(どとう)のモールドライブ。最後はNO8藤井達哉(政経4=東福岡)がねじ込んでトライ。前半を29-14で折り返す。

 後半開始早々明大が見せ場をつくる。ハーフラインからの連続突破でチャンスを得ると、後半1分、右FL大川虎拓郎主将(法4=東福岡)がトライを決め、追加点を奪った。しかし慶大もすぐさま反撃しトライ。ここから試合は膠着(こうちゃく)状態へ。両チームとも互いにミスやペナルティーで好機を生かせない我慢の時間が続く。得点が動いたのは20分。敵陣5メートルでのラインアウトで藤井がインゴールへ飛び込んだ。「ゴール前でオフサイドのところと、あとはもうサインプレーだったので自分のトライではなく、みんなで取ったトライだと思う」(藤井)。その後は再び得点が動かない重苦しい展開に。お互いにうまくいかない時間を過ごす。このまま試合終了かと思われた41分。相手ボールをターンオーバーすると、ボールを確保した伊藤龍之介(商4=国学院栃木)が自陣の危機を脱して前進。そのままパスを受けた田中景翔(文4=常翔学園)がインゴールへ飛び込んだ。最後は慶大に1トライを返されるも、明大が48-26で激戦を制した。

 苦しい展開が多くみられた今試合。関東大学春季交流大会(春季大会)、そして菅平の夏合宿で喫した帝京大への敗戦の借りを返せるか。対抗戦優勝へ向けて迎える大一番、紫紺の勇者たちのリベンジに期待が高まる。

[竹中美貴]

試合後のコメントはこちら

ALL IN(43)関東大学対抗戦・慶大戦 試合後コメントー明大スポーツ新聞部