【競走】(109)箱根駅伝予選会事前インタビュー②/大江秀弥

2026.10.13

 来たる10月17日、箱根駅伝予選会(箱根予選)の号砲が放たれる。3年ぶりの箱根路を目指す明大。名将・大志田秀次駅伝監督就任2年目の今年度「M」のマークを胸に、オリジナル4として古豪復活への道を切り開けるか。箱根駅伝への切符、人生を懸けここまで走り続けてきた16人。運命の舞台を目前に控えた選手たちの思いに迫る。

 第2回は大江秀弥(法1=春日部)のインタビューです。
(この取材は10月7日にオンラインで行われたものです)

——須走合宿でケガをされたと伺いましたが、具合はいかがですか。
 「合宿の当日の朝にアキレス腱の炎症を起こしてしまいました。それから1週間ほどは走るのをやめて、リハビリに徹しました。それからさらに1週間ほどから走り始めて、今は普通に走れている状態です」

——エントリーメンバーに選ばれたときの心境を教えてください。
 「ケガをしていた不安もあったので、まず入れたことにほっとした気持ちもある反面、これからチームを背負っていくという気持ちもありました」

——1年生ながらのエントリーとなりますが、緊張はありますか。
 「チームを背負っていく覚悟というところで言えば、緊張はあります。また、初めてハーフマラソン(ハーフ)を走ることを考えれば、チャレンジャーとして挑んでいくということになり、そのような点でも緊張はしています」

——現在のコンディションとしてはいかがですか。
 「ケガが明けてから疲労もなく、徐々に調子も上がっているので、いい感じに練習を積めているのかなと思います」

——やはり合宿中はハーフマラソンの距離を走ることが多かったですか。
 「ハーフは長い距離なので、それにしっかりと対応できるようにハーフ以上の距離を走ることを多く行いました。特に妙高(合宿)や紋別(合宿)ではそのような練習が多かったかなという風に思います」

——予選会まで日数も少なくなってきましたが、現在はどのような練習をされていますか。
 「現在はレースペースに近い形で、ハーフの距離からは少し短い距離を走っています。ここから調整があって、徐々に距離を減らしていきつつ、疲労も取っていきながら、時々、肺に刺激を入れる程度のポイント練習が入ってくるかなという風には思います」

——監督やコーチの方から助言はありましたか。
 「助言というか、予選会にどう合わせていくかというところで、他のエントリーメンバーは皆、須走合宿をやっていて、そこから練習メニューもやっていました。一方で、僕はケガがあって、そこからいかに回復して、予選会に間に合わせていくかというところで、大志田(秀次)駅伝監督と相談しながら練習を積んでいった形です。今は合流していますが、どう箱根予選に合わせていくかという点では、アドバイスをいただきました」

——当日のコースは後半にアップダウンがありますが、どのようなレースプランを考えていますか。
 「去年走った先輩からも、色々と走り方を教えてもらっていて公園に入ってからがやはり勝負だという話は聞いています。また、去年の反省として、前半の入りが遅くなってしまったことで、後半はペースが落ちていないとしても、結果としてあまりタイムが良くなかったという話は聞きました。そのため、前半で少し突っ込んでいき、想定のタイムより少し早いペースで入り、後半の公園内ではできるだけ(ペースを)維持していくのがいいという話は聞きました」

——大江選手はアップダウンがあるコースに対してどういう印象を抱いていますか。
 「自分自身、そこまでアップダウンがある道は苦手とはしていないので、公園内に入ってからいかに勝負をするかというところを考えています」

——チームで調子のいい選手を教えてください。
 「阿部(宥人・政経2=西武台千葉)さんや大湊(柊翔・情コミ4=学法石川)さんは調子が良くて、この前の練習も非常にいい感じでした。今日の練習でも小松(映智・理工2=名経大高蔵)さんがやはり余裕を持ってきているところで言えば、調子がいいのかなという風に思います」

——箱根予選で10枠を争うのも最後となる中で、チームの雰囲気はいかがですか。
 「チームの雰囲気はとてもいいと思っています。全員で今年は絶対に通過してやるという気持ちを皆持っていて、それぞれがその目標に向かって、突き進んでいるなと思います」

——個人の目標を教えてください。
 「集団走にはなると思いますが、一つの目安として63分30秒を切ることを目標としていて、第二の目標としては62分台に入ることを目標としています」

——最後に意気込みをお願いします。
 「この2年間、明大は箱根駅伝に出場できていません。今年は10枠の争いも最後になると思いますが、絶対にその10枠の中に入って箱根駅伝に出場して、少しでも箱根という舞台でいい経験を積めるように、まずは箱根予選をしっかりと突破して、応援してくれる皆様にも感動を与えられる走りができたらいいなという風に思います」

——ありがとうございました。

[小松真緒]