【競走】(105)須走合宿インタビュー⑰/綾秀人

2026.10.02

 3年ぶりの箱根駅伝出場を目指し、日々練習を重ねる明大競走部。8月1日から始まった夏合宿も大詰めを迎え、予選会の号砲が刻々と迫っている。今回は合宿地の静岡県・須走へお邪魔し、秋シーズンを控える 19選手にインタビューを行った。

 第17回は綾秀人(政経1=八千代松陰)のインタビューです。

――夏合宿の感触はいかがですか。
 「合宿前から練習をしっかり積めてきています。夏合宿に入って本格的に距離を増やしていく中で、最初は体調不良とかもありましたが、だいぶ順調に、今はケガもなく練習を積めていて、実力もついてきている印象はあります」

――各合宿の経過や、重視した練習を教えてください。
 「妙高合宿では体調を崩してしまって、あまり練習ができませんでした。ただ紋別合宿では30キロ走があって、距離走が一つ苦手なポイントだったので、そこはしっかりやり切れるように意識して取り組みました」

――初めて大学の夏合宿を経験されましたが、いかがでしたか。
 「高校と比べて練習のボリュームが明らかに増えていて、合宿の一回あたりの日数も長くなっています。しかしすごく快適に過ごせていて、充実した夏を過ごせているなと感じています」

――ご自身から見てチームの雰囲気はいかがですか。
 「去年より前は分かりませんが、今年は練習をいい雰囲気でできていて『みんながまとまってやり切ろう』という印象が見受けられます。箱根予選(箱根駅伝予選会)に向けてみんなで頑張るんだぞという雰囲気はすごく感じています」

――チーム全体で心掛けていることはありますか。
 「きつくなって誰かが垂れそうになったり、そういった時に余裕がある人が背中を軽く押してあげたり『頑張るんだぞ』と声掛けをして、みんながまとまってやれるようにしています」

――前半シーズンは振り返っていかがでしたか。
 「前半シーズンは大学に入学してからポイント練習などで一回も垂れることなく、練習をいい感じに積めていて、その中で試合にも出るという感じで、自分としては今まで以上にタイム以上の実力、自力がついてきた感じの試合の結果でした。まずは大学の練習や環境に慣れることも一つ目標でしたが、前半シーズンから自分がしっかり走って力を示していくことを意識したので、それができて良かったと思っています」

――前半シーズンの中で記憶に残っている出来事はありますか。
 「一つ印象に残っているのは、明立戦(明大対立大対校大会)の2000メートルです。自分は兄(綾一輝・理工4=八千代松陰)を追いかけたじゃないですけど、高校から入ってきて、初めて兄と同じレースを走るということで『しっかり走り切るぞ』と意識して走りました」

――秋以降は20キロ以上のレースが続いていきますが、距離対応の点はいかがですか。
 「高校は5000メートルまでしかなかったので長い練習は中々なかったですし、自分はロング走がすごく苦手でしたが、この夏合宿で30キロ走やロング走に力を入れてきました。距離に対応できるようにできているので、そこは今まで頑張ってきたことを発揮できるようにしていきたいと思っています」

――箱根予選において目標は決まっていますか。
 「まずチームとしては5位以内を目指しています。チーム内で下位2人はタイムに含まれないので、自分がチームに貢献するというところで、まずはチーム10番以内、強いて言えば5番以内を目指して、チームが箱根(箱根駅伝)に行くために自分がキーマンになるという意識で取り組んでいきたいと思います」

――箱根予選のコースに対してはどのような印象がありますか。
 「15キロを過ぎて公園に入ってからすごく起伏があって、そこで順位の入れ替わりがあると聞いているので、そこを意識していきたいと思っています」

――チーム内で特に調子のいい選手、練習が積めていると感じる選手はいますか。
 「まずは2年生の阿部(宥人・政経2=西武台千葉)さん、三平(弦徳・営2=伊賀白鳳)さんで、2年生がすごい今いい感じで来ています。基本的に誰もポイント練習を外さずに、ジョグとかも積極的にやっていて、まとまってできていて。2年生はすごくいい雰囲気で来ていると思っています」

――秋以降、ご自身の目標を教えてください。
 「まず自分はレースを外さないということが目標です。箱根駅伝などの大きな大会を任されるためには安定感が必要だと思っています。MARCH対抗戦や箱根予選のような長い距離ではしっかり外さずに、自分の力を発揮できるようなレースにしていくことを意識しています」

――最後に、後半シーズンに向けての意気込みをお願いします。
 「『自分が走るんだ、自分が主役になるんだ』という意識を持ってやっていきたいと思います」

――ありがとうございました。

[橋場涼斗]