【卓球】(13)秋季リーグ戦優勝インタビュー 飯村悠太
8季ぶりのリーグ優勝を成し遂げた明大卓球部。栄冠をつかみ取った選手6人にインタビューを行った。第6回は飯村悠太(商4=野田学園)のインタビューをお送りする。
(この取材は10月1日に行われました)
――現在はドイツでプレーをされていますが、日本とのギャップはありますか。
「コミュニケーションを取るのがやっぱり難しいですね。技術的にも打つパワーがあって日本ではない経験ができています」
――インカレ準優勝を率直にどう捉えていますか。
「個人的には、インカレの期間を通してずっと調子が良くて試合内容も良かったので、結果としては準優勝でしたが、このままリーグ戦に入っていきたいなと思っていました」
――インカレ準決勝早大戦では濱田尚人・徳田幹太選手ペアのダブルスにストレート勝ちでしたが何か要因はありますか。
「特に何かを対策したわけではなくて、練習通りやれて、自分たちの悪い点がなくいけたのが大きかったかなと思います」
――愛工大との決勝はどんな思いで臨まれましたか。
「まずは、ダブルスを取らないと絶対勝てないなと思っていたので、ダブルスは勝利必須だと思って試合をしました」
――日本リーグと異なる鈴木颯選手・萩原啓至選手ペアとの試合に3ー1でしたが、想定はされていましたか。
「そうですね、このペアで来るのかなというのは頭にありましたが、どっちがきても勝てるように練習から取り組んでいました」
――インカレ後には高山幸信監督からどんな言葉をかけられましたか。
「個人としては、褒めていただく部分もあって、チームとしては個々のレベルが愛工大の方が高かったなと言われました」
――飯村選手自身は愛工大との差をどう捉えていますか。
「日本リーグで戦った時よりも手応えはあったのですが、高山監督から言われた通り選手一人一人の差はあると思いますし、それがシングルスで勝てないことにつながっているかなと思います」
――インカレからリーグ戦までの期間で重点的に取り組まれたことはありますか。
「一つ一つの技術のミスを減らすことと、もっと自分から攻撃的な球を打てるように決定打となる球を打つ練習はしてきました」
――ドイツでは今後どういう経験を積んでいきたいですか。
「自分自身元々、球の威力はある方だと思うのですが、まだまだ磨いていける部分があって、もっとたくさん試合をしていく中でたくさん経験を積んでいきたいです」
――リーグ戦では飯村選手自身の調子はどうでしたか。
「調子は悪くなかったです。とてもいいわけではなかったですが、ダブルスはあんまり良くなかったかなとは思います」
――リーグ戦第4戦では早大に敗れましたが、どう捉えていましたか。
「ダブルスの時は自分の状態がすごく悪かったのでシングルスでは立て直せたのですが、ダブルスで負けたのがつながったなと思います」
――ダブルス後のシングルスで気持ち的に引きずることはなかったですか。
「ダブルスに負けてシングルスにそこまで引きずることはなかったですが、次戦以降にダブルスをやったときは少し怖さはありました」
――ダブルスを組む木方圭介選手(政経3=野田学園)とはどんな話をされましたか。
「早大戦の時はあまり台上の技術が良くなかったので、あまりうまくいかないかもとは伝えました。自分がしっかりストップを止めることがうまくできなくて、長くなってしまっていました」
――早大に負けた時のチームの雰囲気というのはいかがでしたか。
「負けたので良くはなかったですね。でも、まだここから勝利をしていけば優勝はできる位置にいたので、残りの試合を頑張っていこうと気持ちを引き締めました」
――第5戦の専大戦では1-3と負けたら終わりの場面で託されましたが、どんな心境でしたか。
「正直、試合はしたくなかったですね。3本取られた状態で回ってくると思っていなくて、うまくいっていれば3―1で回ってくるかなとも思っていたので少し動揺みたいなのはありました」
――専大とは定期戦を行う関係でもありますが、どういう存在ですか。
「今回のリーグ戦では全員が定期戦でやっていない人と当たったのでやりにくさとかもなかったですが、本当にレベルが高い大学なのですごく高め合える存在だと思います」
――専大戦では7番手の高橋航太郎選手(政経4=実践学園)がフルセットの末勝利しましたが、チームとしての盛り上がりはどうでしたか。
「喜びもとても大きかったですが、まずはほっとしました。負けたら優勝が無かったので、しっかりつなげられて良かったなと思いました」
――日体大戦でリーグ戦自身初勝利を収めた同期の高橋選手は、飯村選手自身から見てどんな選手ですか。
「元々すごい能力のある選手でもっと結果を残せる実力のある選手だと思っています。打球感覚がとても良くてラケットに入ったらほとんど入るような感じです。団体戦ではチームが盛り上がるような試合をするのでチームに勢いがつきますし、負けても悪い空気にはならないイメージでムードメーカーに近い感じです」
――日大戦では吉山僚一選手・吉山和希選手ペアに敗れましたが、その試合を振り返っていかがですか。
「2人とも打ってくるボールの質は高いのですが、僚一の方はすごくやりづらい選手で予想しないボールが飛んでくるのでびっくりしましたし、対応に苦戦しました」
――予想していないボールというのは例えばどういうのになりますか。
「普通だと自分から攻めて強いボールを打ったら基本ブロックで返ってくるのですが、例えば木方が強打を打ったら自分も次打ってやろうみたいに構えていても、木方が打ったボールを上からカウンターしてくるのであまり対応できなかったです」
――シングルスでは日大の村田翔選手を相手にストレート勝ちでしたが、プレッシャーのかかる局面を振り返っていかがですか。
「プレッシャーはあって、特に村田選手には立川オープンで1回負けていたので少し嫌な記憶はありました。チームとしても自分が負けたらもう厳しいだろうなと思っていたのですが、1ゲーム目の出だしで点数を取れたのでそのままいけました」
――優勝の懸かった中大戦の前のミーティングではどんなことを話されましたか。
「優勝が懸かっているのもありましたが、4年生にとってリーグ戦が最後の試合でもあったので楽しんでやろうとみんなで話しました」
――飯村選手自身はどんな思いがありましたか。
「個人的には自分が入学した時の春リーグで最後自分が中大にシングルスで落として優勝を逃したので、最後こそ自分も勝って優勝したいなと思っていました」
――その記憶というのはリーグ戦のたびによみがえってきましたか。
「そうですね、中大戦の前になると思い出しましたよね。それも1年生で出させてもらったのに負けて優勝を逃して、だからこそ今回にかけていましたし気持ちとしてもだいぶ入っていました」
――1番手としてダブルスで3ー1勝ちとプレッシャーを跳ね除けましたか。
「そうですね、日大戦は自分がうまくいかない部分もあって負けてしまったのですが、今試合は考えてきた作戦を自分たちのいいプレーにつなげられたので良かったと思います」
――シングルスでは昨年度の春リーグで敗れた道廣晴貴選手にストレート勝ちでしたが、その要因はありますか。
「道廣選手にはいつも負けていたのですが、今回はチームがいい感じの流れだったのでその勢いで試合に入ることができました。少し相手のコンディションが良くなかったのはあるのですが、うまく自分の展開に持ち込めました」
――そして6番手の高橋選手が優勝を決めました。その時の心境はどうでしたか。
「本当にうれしかったです。6番の航太郎は、前出(陸杜選手)にいつも接戦で負けているイメージがあったのですが、最後に勝ってくれて最高でした」
――明大は試合ごとにオーダーを変更していましたが、それは相性の部分ですか。
「そうですね、相性に合わせて順番が決まっています。中大の時は7番手に石山(浩貴選手)が多分くるかなということで6番手に航太郎がきたと思います」
――この大会で飯村選手は優秀選手賞、殊勲賞と特別賞を受賞しましたが、この結果どう捉えていますか。
「最後の大会で一番いい形で終えられたなと思います」
――1年生の時の優勝を逃した経験は今にどう生きていますか。
「あの時負けた悔しさが今の原点みたいになっているので、すごくつながっています」
――今大会での経験を今後にどう生かして生きたいですか。
「この緊張感で試合をするのは、初めてぐらいだったので、もっと大きい大会にこれから挑戦していく上で自分のプレーをしっかりできるようにしていきたいなと思います」
――将来的な目標を教えてください。
「将来的には海外リーグに参戦したいと思っているので、そこで自分らしい卓球でしっかり勝てる選手になりたいです」
――ありがとうございました。
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