(6)団体インカレ事前インタビュー 飯村悠太

2026.07.13

 春季関東学生1部リーグ(春リーグ)を2位で終えた明大卓球部。ただ今年度春リーグ王者、前年度全日本大学総合選手権・団体の部(団体インカレ)王者の中大に3-4とあと一歩まで迫るなど確かな成長も見せている。チームは7月15日から始まる団体インカレでの4年ぶりの王座奪還を目指し、ひたむきに進み続ける。今回は飯村悠太(商4野田学園)のインタビューをお届けする。

(この取材は10日に行われたものです)

――今季の春リーグを振り返っていかがですか。
 「チームとしては準優勝という結果に終わって、悔しさもあります。中大に負けたというのが大きかったと思います」

――個人としては中大の青山貴洋選手に勝ちましたが、負けたら敗戦が決まる場面で勝ち切れた要因は。
 「平常心でいつも通りやろうという思いでした。焦らずにしっかりやれたので勝つことができました」

――ダブルスでは中大の前出陸杜・小野泰和ペアにストレートで敗れましたが、いかがでしたか。
 「相手にレシーブから先手を取られる場面が多かったです。自分たちから攻めていかないとなと思いました」

――小野選手とは昨年度Tリーグでチームメートでしたが一緒に練習などされてましたか。
 「そうですね、埼玉(T.T彩たま)に練習行った時には一緒にやっていて、技術のある選手なので一緒に高め合っていました」

――T.T彩たまと契約を更新しなかった理由はありますか。
 「今年の10月ぐらいからドイツに行く予定で、Tリーグとの複数契約ができないためです」

――ドイツで卓球を磨くと決めた要因はありますか。
 「海外でプレーする経験はあんまりないことなので、海外の選手とたくさん試合をしてみたいなと思いました」

――インカレ団体まで約1週間ですが、調子の方はいかがですか。
 「特に何もなく、いつも通りです」

――リーグ戦から何か意識されて練習されていることはありますか。
 「台上の技術です。基本ストップしかしないのですが、ツッツキやチキータと自分から先に攻めるような。技術を課題にして練習しています」

――その意識はダブルスでも発揮されてますか。
 「リーグ戦でのダブルスの反省点でもありますし、シングルスでも先に攻める展開が欲しいなと思って取り組んでいます」

――ダブルスでは、木方圭介選手(政経3=野田学園)のチキータからの展開が多く見られますが、先に攻めるという2人の意識からですか。
 「それもありますし、木方(圭)はチキータがすごくうまいので、そこから点数を取れる展開が多いと思い、チキータを仕掛ける展開が増えています」

――インカレでは春リーグ同様の起用が予想されますが、髙山幸信監督からどのようなことを期待されていると思いますか。
 「ダブルスもシングルも勝つことです。自分がダブルスを取ったら、7割ぐらいチームが勝てる可能性があるのでしっかりダブルスを取ることと、そこでしっかり気持ちを入れてシングルスも取れるように頑張ります」

――シングルスでは、相手のエース格に当たることも多いですが、どんな思いで臨まれていますか。
 「相手のエースと当たる時は、いつも以上に向かっていく気持ちで戦っています」

――インカレで警戒している大学はありますか。
 「日本大学と愛工大、中大です」

――愛工大とはすでに日本リーグでの試合がありましたが、その試合をどう捉えていますか。
 「自分がシングルスを取り切れずに、負けてしまいました。逆にそこでシングルスを取っていたらチームも勢いに乗って勝てたかなと思います」

――昨年度よりも愛工大との差が縮まっているように思いますが、その点についてはいかがですか。
 「うちの力が上がったのもありますが、愛工大は昨年エースだった谷垣さんなどが抜けたので、その分戦力も縮まったのかなとは思います」

――春リーグで敗れた日大についてはどの点を警戒されていますか。
 「吉山兄弟(兄・僚一、弟・和希)がそろっていて、両方強いのでダブルスでは勝たないといけないなと思います。1本取らないと、もう3本持っていかれてしまうので自分としては1本は最低でも取りたいなと思います」

――他にも加藤公輝選手や加山雅基選手も所属し、選手層は厚いチームですが、どのように戦っていきますか。
 「吉山兄弟に勝ったからといって、その2人も強く、穴がないチームなので、自分としてはチームに流れを持ち込めるような試合をして勝ちたいです」

――特に加藤選手にはリーグ戦で接戦の末敗れていますが、その点についてはいかがですか。
 「今年に入ってから、加藤とは3回ぐらいやっているのでやりづらさはないです。やり慣れていてお互い手の内を知っているからこそ、ミスをどれだけ減らせるかだと思います」

――最後にインカレに向けた意気込みを教えてください。
 「団体では自分が入ってからリーグ戦も1回も優勝したことがないので、優勝を目指して頑張っていきたいと思います。個人の方はダブルスは出ない予定なのですが、シングルスでは全日学で今までいい成績を出したことがないので少しでも上に行けるように頑張りたいと思います」

――ありがとうございました。

[早坂春佑]