(3)団体インカレ事前インタビュー 石井佑季
春季関東学生1部リーグ(春リーグ)を2位で終えた明大卓球部。ただ今年度春リーグ王者、前年度全日本大学総合選手権・団体の部(団体インカレ)王者の中大に3-4とあと一歩まで迫るなど確かな成長も見せている。チームは7月15日から始まる団体インカレでの4年ぶりの王座奪還を目指し、ひたむきに進み続ける。今回は石井佑季(商2=希望が丘)のインタビューをお届けする。
(この取材は7月4日に行われたものです)
――春リーグを振り返っていかがですか。
「格上の選手に勝つことはできたのですが、勝たないといけないところで負けてしまった試合があったので、そこが結構インカレとかだと勝たないとチームが負けてしまうところなので、自分の中では春リーグはそんなにいい成績ではなかったのかなと思います」
――リーグ戦で格上の選手に勝てた要因は何でしょうか。
「気持ちの面で、結構前半が良くなかったりしたのですが、その良くない中でも切り替えてできたのが良かったのかなと思いました」
――逆に勝たなければならない試合を落としてしまった要因はどのように考えていますか。
「初めてやった相手と前回もやった相手がいたのですが、中大戦で2回目をやった相手の時は、前回(やった時)の後半と似たような展開が続いてしまったのが、もっと改善できたのではないかなと思います」
――リーグ戦が終わって改善すべき点は見つかりましたか。
「多分、技術面というよりは、準備とかそういうところが、勝ちたい気持ちというか、勝ちたいと思ってばかりで守りに入りすぎても多分良くないと思うので。そういうところがリーグ戦はどちらかというと少し弱気になっていたかなという感じがするので、もう試合が始まったらすぐに全力を出せるくらい、気持ちの準備とかアップをもっとしていけたら、もっといい試合ができたのかなと思いました」
――具体的にはどういったことをされていこうと考えられていますか。
「自分は対戦相手、団体戦で対戦相手が決まった時点で、試合で予想していないことが起きてしまったら、結構慌ててしまうので、それがないように、試合前に対戦相手が決まったら、対戦相手の動画を見て、どういうことしてくるかとか、逆にどういうことしたら自分の展開になるのかなとか考えながら、アップをしています」
――リーグ戦でのチームとしての反省点や課題点が何かあったら教えていただきたいです。
「チームとして、やはり(飯村悠太・商4=野田学園、木方圭介・政経3=野田学園、芝拓人・情コミ3=野田学園の)3人は結構どこと当たってもほぼ負けないくらいの力があると思うのですが、それ以降の自分らが、自分とか水谷(悠真・商2=実践学園)、齋藤(俊太朗・商1=明徳義塾)あたりが負けてしまったら、それではチームは勝てないと思うので、3人が勝つからいいやとかではなくて、自分らが勝つんだって気持ちで試合に出るというか。それをやっていなかったわけではないのですが、でもやはり他のチームの方がそういう気持ちが何倍も上だったのかなと思いました」
――春リーグでおっしゃっていたチーム全体として勝つ意識を持つという点についてはいかがですか。
「それもやはりもちろん大事だと思います。でもインカレに向けて少しずつみんなの意識がまた高まってきていると思うので、この引き締めた気持ちを忘れないように、頑張っていけたら、もっと自分たちの納得がいく成績が出せるのではないかなと思います」
――関東学生選手権を振り返られていかがですか。
「一応自分らが練習してきたことがそのまま試合でできたのかなと思っているのですが、それでもやはりダブルスは飯村(悠)さん、木方(圭)さんたちが特にもうすごく頼りになるダブルスなので。それでも自分らが、もし先輩たちが体調不良だったり、他にも調子が悪いとかがあったら、自分らがもし出たとしても、もう問題ないくらい、もう代わりになれるくらい、自分らも準備していけたらなと思いました」
――ご自身のプレーの強みというのは何だと思いますか。
「バックハンドだと思うのですが、特にチキータとかが他の選手よりも回転量だったりスピードだったり、少し質が高いのではないかなと思います」
――団体インカレに向けて、チームで自分に期待される役割というのはどういうふうに考えられていますか。
「やはり選手同士の相性だったりとかはもちろんあると思うので、苦手意識とか。自分が出る可能性がゼロなわけでもないと思うので、もし出されたら勝ちたいなと思います」
――現在はどのような練習をされていますか。
「今はバックが、試合とか見ていたら、特に強い選手とか、フォアは多分みんな手出せば結構入ったりすると思うのですが、バックがやはりどちらかというと抜けやすいというか、弱点というか、相手が狙ってくる場所だと思うので、バックブロックの強化を特に意識してやっています」
――2年生になり、チームに所属する中で昨年と比べて変わった意識はありますか。
「去年は結構とりあえず練習練習という感じだったのですが、今年は後輩とか入ってきて、やはり負けられないなという気持ちはあるので、切磋琢磨(せっさたくま)というか、新しいメンバーで、新しい練習相手もいるので、その中でみんなで頑張っていこうという気持ちが出てきたのではないかなと思います」
――インカレで注目したい選手はいらっしゃいますか。
「明治だったらやはり木方(圭)さんと、水谷も後半しっかり自分のプレーができる選手だと思うので、その2人です」
――団体インカレでの明大としての目標はやはり優勝でしょうか。
「そうですね。優勝しかもうみんな狙っていないと思います」
――優勝に向けてライバルだと考える大学があれば教えてください。
「やはり一番は中大ですね。去年も優勝しているし、自分らも春リーグで負けているので、やはりそこで勝たないと優勝は少し厳しいのではないかなというふうに、多分みんな同じように思っていると思います」
――中大のような強豪と戦っていく上で大事な意識はありますか。
「中大と戦うとなると、やはりその前の大学とかと比べても層も厚いし、もう1から5番まで回ることがほとんどだと思ので、そんな簡単に勝たせてくれないと思います。やはりみんなが、サポートする側も試合をする側も、準備というか、サポートだったらよく声を張り上げて、高山さん(高山幸信監督)が『諦めたら奇跡は起こらないから』とよく言っているのですが、本当にその通りだなと思って。試合をやっている人を信じなくなったらもう勝てないと思うので、もし負けていたとしても逆転するというくらいの応援をして、もう最初から最後までしていけたらなと思います」
――団体インカレへの意気込みをお願いします。
「さっきも言ったのですが、もし自分が出るとなったら、準備だったり、自分の役割がちゃんとあると思うので、それを全力でできたらなと思います」
――ありがとうございました。
[大島菜央]
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