【卓球】(12)秋季リーグ戦優勝インタビュー 高橋航太郎
8季ぶりのリーグ優勝を成し遂げた明大卓球部。栄冠をつかみ取った選手6人にインタビューを行った。第5回は高橋航太郎(政経4=実践学園)のインタビューをお送りする。(この取材は10月4日に行われました)
――率直に優勝を振り返っていかがですか。
「初めて試合に出たのが3年の春の関東学生春季リーグ戦(春リーグ)だったのですが、それ以降は3年の春に1試合だけ出て、1年半ぶりにリーグ戦に出場できたということで、自分としてもかなり気合が入っていたので、今回の優勝に貢献できてとてもうれしいです」
――シングルスでは専大・溜選手、日大・加山選手、中大・前出選手などといったリーグを代表する選手たちを倒しての4戦全勝でした。
「専大の溜選手は6月の大会のベスト8決定戦で当たって0―4で負けてしまった相手なので、絶対にリベンジしてやるという気持ちで臨めました。相手も7番手でかなり緊張していたこともあって、ほんの少しだけ実力が出せたからフルセットのギリギリで最後勝てたのかなと思います。加山選手とは以前オープン戦で一度試合していて、3―2で勝ったことがある選手だったので、自信を持って試合に挑むことができたので、今回3―1で勝てました。前出選手は卓球人生で一度も勝ったことがなかったので、小学校の頃からずっと一緒にやっていた選手だったので、今回も大学のラストの試合という時に勝つことができてとてもうれしかったです」
――優勝を決めた中大戦での最後もそうだったように、YGサーブを多く使われている印象です。
「大学生は普通のサーブというか、純回転のサーブを使う選手がほとんどなのですが、みんなそういうサーブを出しているので取り慣れているだろうと思い、途中で逆回転を使うことによって、相手がうまくレシーブができなかった時にすぐ攻められるみたいな展開がかなり増えたので、YGサーブを出して正解だったなと思います」
――中大戦では高橋選手が勝てばチームが優勝という形でしたが心境はいかがでしたか。
「オーダー発表をされた時に、先ほども言った通り一度も勝ったことがない選手だったのでかなり緊張はしていたのですが、その前半のダブルスと、木方(圭介・政経3=野田学園)と飯村(悠太・商4=野田学園)の3点をしっかり取ってくれて流れがいい状態で回ってきたので、相手よりも積極的に攻めたり、いろいろなことができたのかなというふうに思います」
――先に前出選手にリードを許す展開でしたがいかがでしたか。
「意外と気持ちが落ち込んでいたりといった、マイナスな面は全然なかったです。試合に出た4試合は全部集中しすぎていて、周りの声とかが何も聞こえない状態で、あまり周りの影響を受けないというか、気持ちがゾーンに入ってたかなというふうに思っていて、うまく周りに飲み込まれないような気持ちでいけたのかなというふうに思います」
――団体戦への出場は昨夏の全日本大学総合選手権・団体の部(団体インカレ)のベスト4決定戦で朝日大に敗れて以来だったと思います。長く期間が空きましたが苦しさなどはありましたか。
「大学1年生の時に新人戦で2位に入ったり、関東学生選手権で3位に入ったりして、リーグ戦も出られるだろうという考えが自分の中で出てしまっていて。1年生の時に出られると思っていたところで出られなかったので、そこで気持ちが落ち込んでしまいました。大学2年の時とか3年の時はあまり気持ちが乗らなかったのですが、最後の最後で出番が来たり、試合に何回か出さしてもらったりしてかなり気合が入った最後のリーグ戦だったかなと思います」
――髙山幸信監督は試合後のインタビューで「期待に応えてくれた」とおっしゃっていました。
「6番、7番に置かれることにあたって、相手のエースとは当たらないオーダーとなっているので、そういったレベルにしっかり勝てよというメッセージでもあると思うので、それに応えることができたのはとてもうれしいことです」
――同期の飯村悠選手や柳澤幹太主将(情コミ4=実践学園)はどういった存在ですか。
「飯村はしっかり大事な時に1点取ってくれる、とても頼もしいチームメイトです。柳澤も中高大の10年間同じだったのでとても感謝しています」
――今、率直に明大での4年間を振り返っていかがですか。
「決して満足のいく4年間ではなくて、苦しいことや嫌なことの方が多かったのですが、最後まで諦めず練習していた結果が今回のリーグ戦につながったと思うので、しっかりやっておいて良かったというふうに思います」
――大学4年間でのご自身のターニングポイントを教えてください。
「大学2年の3月末に行われた団体戦の大会があったのですが、そこで試合に出させてもらって、そこで自分は個人としては全勝で団体としても優勝することができたので、それがだいぶ自信につながったと思いました。しかしその後の3年生の時のインカレの朝日大戦のラストで負けてしまったこともあり、そこから逆に今のままじゃ駄目だなと感じて、結構変わったと思います」
――一番大変だった時はいつでしょうか。
「大学1年の関東学生選手権、大学1年の秋季リーグから2年の秋季リーグまではとても辛かったです。団体の試合に出してもらう機会がなかったので、そこは気持ちがだいぶ落ち込んでいました」
――期待する後輩などはいらっしゃいますか。
「自分の中高の後輩でもあるのですが、水谷選手(悠真・商2=実践学園)です。あとは、今回試合には出ていないのですが、水谷と同い年の梅木選手(大智・文2=鶴岡東)です。梅木選手も普段の練習や試合のプレースタイルを見る限り、団体戦向きだなというふうには前々から思っていたので、リーグ戦で活躍してくれることに期待しています」
――今後の明大卓球部にはどういうことを期待しますか。
「後輩たちにはもう一度でいいのでグランドスラムを達成してほしいです」
――ありがとうございました。
[重見航輝]
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