【競走】(84)日本インカレ事後インタビュー②/下野玲央、大坂千広

2026.09.25

 神奈川・日産スタジアムで行われた、大学陸上界の頂点を決める大会である第95回日本学生対校選手権(日本インカレ)。全国の猛者を相手に果敢に戦った選手たちであったが、出場した多くの競技で予選敗退という結果となった。出場した各選手は、この大会をどのように振り返るのか。今回は、大会を終えた12人の選手たちのインタビューをお届けする。

 第2回は下野玲央(文3=川越東)、大坂千広(政経1=明大中野)のインタビューです。

下野
男子100メートル予選 5組 3着 10秒35 
男子100メートル準決勝 1組 4着 10秒29 自己ベスト
男子4×100メートルR予選 2組 2着 39秒63
——コンディションを振り返っていかがでしたか。
 「天候に関しては本当に運が良かったと思います。コンディションも自分のピークを合わせてこられたので、体の調子は陸上人生でも一番合っていたのかなと思います」

——100メートル予選の振り返りをお願いします。
 「予選のプランとしては、自分よりも自己ベストが速い選手が 5人ぐらいいたので、そういう選手たちについていければいいなとは思っていました。2人棄権が出たので、そこもイレギュラーな部分ではありましたが、そこに惑わされることなく自分の走りもでき、スタートから攻めることができました」

——準決勝では自己ベストを出されました。感想を教えてください。
 「準決勝は他大学の強い選手に囲まれる状況で、自分はチャレンジャーの立場だと思ったので、自分の出せるものを出し尽くすしかないと思いました。1日に2本か3本ぐらい走るレースが久々だったので、根性で押し切ろうと思って戦うことができました。自己ベストが出たのは、ケガ続きだったところから、一から体を作り直してきたところが今回のタイムにつながったのかなと思います」

——4×100メートルR(4継)の振り返りお願いします。 
 「4継に関してはみんなやることやってくれたので、予選落ちになってしまいましたが、自分はもう100点の走りだったので、チームが負けてしまったのは他校との地力の差が大きかったのだと思います。来年は少しでもラウンド進めるように頑張りたいと思います」

——1日で3レースを走られて、体の状態はいかがですか。
 「今日はもう体パンパンでもう動きたくないです(笑)。今回みたいに複数ラウンドある試合が今後増えるかなと自分でも期待しているので、耐えられるような体作りをまたやっていければなと思います」

——今大会を通しての今後の展望を教えてください。
 「後半シーズンの大一番が終わったので、これからは自己ベストに近いタイムをコンスタントに出して、緊張状態でも自分の走りができるような選手になっていけたらと考えています」

——ありがとうございました。

(写真:ゴール直後の大坂)

大坂 
男子100メートル予選 7組 4着 10秒62
男子4×100メートルR予選 2組 2着 39秒63
——日本インカレ初出場ですが振り返っていかがでしたか。
 「ケガ明けで先月あたりから練習できるようになって迎えた本番でした。当日も動きはよかったですが、練習不足が出た試合でした。全力を個人では発揮することはできなかったと感じています」

——当日のコンディションはいかがでしたか。
 「体調も万全で睡眠も取れて、結構キレのある動きができたかと思っています」

——100メートル予選の出来栄えはいかがでしたか。 
 「レースが終わってからの体の疲労が少なかったので、体全体使って走ることはできなかったかなと感じています」

——4継はいかがでしたか。 
 「リレーの前に100メートルを走ったこともあって、体に刺激が入っていました。4走でバトンをもらって、気持ちよくうまく加速して、久しぶりにしっかり走れたレースだったかなと感じています」

——1年生でアンカーを任されたことへの思いはありますか。
 「自分の持ちタイム的には悪くないものは持っているのですが、タイムをコンスタントにアベレージ高く出したり、自己ベスト更新したりしていく中で、まだまだ力不足なところがあると感じています。アクシデントがあって、代走という形で 4走を走ることになったのですが、自分なりの力を出して走れたかなとは思っています」

——事前にチームで話したことや、取り組んだことはありますか。
 「8月あたりからバトン練習をしっかりやってきたので、自信は全員ありました。気負わずに走ろうと先輩方にも言われたので、硬くならずにレースに臨めたかなと思っています」

——事前インタビューではケガの話も出ましたが、現在の体調はいかがですか。
 「少し痛みはありますが、1週間ぐらい休んで治して、次の大会につなげていこうと思っています」

——今シーズンの次の予定をお願いします。
 「来月の上旬にU—20の日本選手権があるので、まずはそこにしっかりピークを合わせられるようにします。今回の大会で足りないことを感じ取れたので、それをどんどん修正していって大会に臨んでいこうと思います」

——ありがとうございました。

[中村慈詠]