【競走】(79)日本インカレ事前インタビュー③/加世堂懸、小林環
多くの選手が出場を望み、その中でも限られたものしか出場することのできない第95回日本学生対校選手権(日本インカレ)。各選手が自身の大学代表の肩書を背負い、スタートラインに立つ。長距離ブロックの選手にとっては本格的なシーズンの幕開け、短距離ブロックの選手にとってはチームとしての集大成となる今大会。今回は、インカレを目前にした16名の選手たちの声をお届けする。
第3回は加世堂懸(商4=仙台育英)、小林環(情コミ1=静岡東)のインタビューです。(このインタビューは8月23日、26日にオンラインにて実施されたものです)
加世堂
男子800メートル
——現在のコンディションはいかがですか。
「日本選手権の直前に膝を痛めてしまって、そこが終わってから悪化してしまって、完全に治ったのが8月の2週目ぐらいでした。今は北海道で合宿を行っていてポイント練習を再開した段階なので、コンディション的には良くはないですが、最後の日本インカレなのでなんとか頑張ろうという気持ちでやっています」
——この夏はどのようなことを重視して練習に取り組んできましたか。
「膝が痛い中でもジョグは継続して行えていたので、そういったベースをしっかりやって、体力だけは落とさないように意識して取り組んできました」
——前半シーズンは振り返っていかがでしたか。
「冬から休まずに継続して練習を消化できて、その中で明大記録といったところや、関東インカレ(関東学生対校選手権)、日本選手権という舞台で一つ結果を出したところは、自分の想像以上の結果が出せたのではないかと思っています」
——秋以降はどのような目標を立てていますか。
「15年間陸上をやってきて、今年が最後と決めて取り組んでいるので。秋は結果だけでなく、15年やってきた集大成のような感じで、楽しみつつ、その中で結果もしっかり出せるようにしたいと思っています」
——日本インカレはどのようなレースにしたいですか。
「状態が良くないので厳しい戦いになるのは分かっていますが、その中でも去年から取り組んできた成果を信じて、まず一本一本走りたいと思っています」
——最後に意気込みをお願いします。
「日本インカレが終わったら、箱根駅伝予選会や、駅伝シーズンにもつながっていくと思うので、僕が頑張っている姿を長距離ブロックの同期や後輩にしっかり背中で見せられるように僕も頑張りたいなと思います」
——ありがとうございました。

小林環
男子800メートル
男子1500メートル
——現在のコンディションについて教えてください。
「全カレ(日本学生対校選手権)前の追い込まないといけない期間の8月にケガをしてしまいました。今の足の状態としてはケガが完治しているのですが、少し練習がうまく積めずにいるので、状態はあまり良くないと思います」
——日本インカレの位置づけについて教えてください。
「日本インカレはやはり学生の中では一番メインの大きい大会だと思っています」
——800メートルと1500メートル2種目に出場予定ですが、両種目を走ることになった経緯について教えてください。
「2種目で戦うということは高校と違って、大学ではかなり難しいことだとは思っています。ですが、3年目、4年目ってなった時に2種目で活躍して、主には関東インカレ(関東学生対校選手権)でチーム対抗になるので、そこで僕が2種目で点を取って、一部残留に大きく貢献しないといけないと感じているので、1年目から2種目出ることにしました」
——2種目を戦う中で、レースの順番や感覚も重要になってくると思います。大会期間中、どのようにコンディションを整えていきたいですか。
「2種目出るというとこで、最初1500で2種目目の800がすごいきつくなると思うので、レースが1本1本終わってからの行動を特に意識したいです。早めに栄養を取るということや、早めにクールダウンをして、終わってもすぐに次の種目のことを想定して行動しようと思っています」
——日本インカレに向けて練習面で特に意識して取り組んでいることはありますか。
「最近は有酸素のアプローチをしています。大学のレースはペースの上がり下がりや、そういった駆け引きがかなり多くなっているのを高校から上がって実感しました。そのため、まずはしっかりベースとなる有酸素の能力をつけて、いろいろなレース展開に対応できるようにしようと意識して練習に取り組んできました」
——800メートルと1500メートル、今の自分にとってどちらがより勝負したい種目か教えてください。
「1500メートルで勝負したいと考えています」
——全日本インカレという全国の舞台で特に意識している選手や、この選手と走りたいという選手はいますか。
「順天堂大学の森亮太という選手なのですが、同い年の1年生の子で、1500メートルだけ今回被っています」
——最後に意気込みをお願いします。
「状態がいい中とは言えないのですが、1年目から2種目出させてもらうことはとても光栄なことなので、今自分にできることをしてこの先、今後の陸上生活につながるようないい経験にしたいと思っています」
——ありがとうございました。
[橋場涼斗、保泉綾乃]
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