【競走】(83)日本インカレ事後インタビュー①/神戸毅裕、川津靖生

2026.09.25

 神奈川・日産スタジアムで行われた、大学陸上界の頂点を決める大会である第95回日本学生対校選手権(日本インカレ)。全国の猛者を相手に果敢に戦った選手たちであったが、出場した多くの競技で予選敗退という結果となった。出場した各選手は、この大会をどのように振り返るのか。今回は、大会を終えた12人の選手たちのインタビューをお届けする。

 第1回は神戸毅裕主将(営4=明星学園)、川津靖生(法4=明星学園)のインタビューです。
(川津選手のインタビューは9月18日にオンラインにて実施されたものです)

神戸
男子100メートル予選 1組 3着 10秒55 
男子100メートル準決勝 3組 DNS
——レースを振り返っていかがでしたか。
 「(事前)取材したちょうど次の日ぐらいにハムを痛めてしまって、2週間でどこまでやれるかというレースでした。結果は予選を走り切った後に、ケガが再発してしまって、準決勝は棄権ということになりました。最後の日本インカレで一番頑張らなきゃいけないし、一番結果を出したいところでした。でもやれることはやったし、振り返ってみて、僕一人の力だけじゃ絶対に立てなかったと思います。周りの人がすごくサポートしてくれて、走らせてくれた中で、そこに対しての申し訳なさはありました。悔しいとかではなく、サポートしてくれた人たちに申し訳ないし、あとはこれまで4年目の日本インカレを目標にしていた自分に対して申し訳ないというのもありましたね。でも、やれることはやって、どんな結果でも4年目の集大成として何かを得ようとこの大会に望んでいたので、申し訳なさやふがいなさに一瞬すごく沈んでしまいましたが、振り返った時にここで走らないという選択をしたこと自体が、この4年間で成長した部分だなと思いました」

——大会に入り、気温も急に下がりましたが、環境面でのコンディションはいかがでしたか。
 「2日くらい前までは確か大雨の予報だったのですが、前日からいきなり回復するみたいになって、我ながら運がいいなと。走りやすかったですね」

——今のチームの雰囲気はいかがですか。
 「短距離もだし、競歩も長距離も全部いいものではないと思います。それは結果を示せていない4年生の責任でもあるし、学生のトップといったところで意識しすぎている部員一人一人の問題でもあります。全員の負けです。それは変えられなかった僕に責任があると思います。でも、短距離の応援に来てくれた人たちは、(男子100メートル)準決勝の招集場に来てくれました。招集場に入れなくてむせび泣いている主将を見て、彼らがどう思ってくれるのか。どういう変化ないしは現状維持するのかわかりませんが、これからどうなっていくのかということに対して、今大会はすごくいい糧になったと思っています」

——部としては、10月に箱根駅伝予選会を控えています。今後、主将としてどのようにチームを持っていこうと考えていますか。
 「チームの目標は箱根駅伝出場で、それに対して僕がすることと言ったら、応援すること。主将として、長距離、競歩、短距離関係なくコミュニケーションを取ってきたので、そこを継続しようと思っています。思い詰めていそうな子がいたら話しかけたり、緊張しすぎているのをコミュニケーション取ってリラックスしてもらったりすること、それが3割ぐらいです。残りは前も言いましたが、何を残すかを考えています。箱根のことは大湊(柊翔・情コミ4=学法石川)に任せているので、あとは明治大学競走部として何を残すのか。僕たちたちの代は、短距離としてすごく躍動してきた一方で、表があれば裏もあるわけで、それで良くないこともたくさんありました。それをどう残すかというところを、これからに向けて考えています」

——神戸選手ご自身、今後のスケジュールは決めていますか。
 「今回のケガの具合がわからないのでまだわかりませんが、選択肢としては、シーズンオフして練習も冬季練習に入るか、日本選手権リレーが1カ月後にあるので、そこでリベンジをするかのどちらかですね」

——最後に応援してくれた人にメッセージをお願いします。
 「今振り返ってみると、すごく支えられていた4年間だと思います。どんなささいな結果でも反応してくれるファンの方はいたし、コーチの方もトレーナーの方もスタッフの方々もすごく尽力してくれて、居心地も良かったし、自分のやりたいことをできました。本当にありがとうございました」

——ありがとうございました。

(写真:ゴール直後の川津)

川津
男子200メートル予選 7組 5着 21秒70 
男子4×100メートルR予選 2組 2着 39秒63 
——200メートルのレース前のコンディションはいかがでしたか。
 「前日の4継(4×100メートルR)が夜遅くということもあり、かなり疲労はある中でのレースでしたが、その中でもまだ自分的に合わせられた方かなと思っています」

——レースプランはどのようなものを想定していましたか。
 「コーナーで抜け出すというところを自分のレースプランとして一番に考えていました。大外ということもあり、9レーンの人を見ながらというレースだったのですが、思ったよりゆっくり入ってしまったので、そこで少し狂ってしまったのかなと思っています」

——200メートルは今大会が一区切りになったと思いますが、レースを振り返っていかがですか。
 「今シーズン一度もいいレースができていなかったので、かなり不安が一番ありました。その中でも気持ちも体のコンディションも今まで通りとは思っていないですが、一番は出せたのかなと思っています」

——4継の方は振り返っていかがですか。
 「一番狙っていたレースでもあったので、予選落ちという結果はかなり悔しいです。神戸(毅裕主将・営4=明星学園)がいなかったというところがやはり大きく結果に影響してしまったと思っています。4年生があまり活躍できなかったということが今大会かなり悔しいと思っています」

——今後はリレーでの出場機会があるかと思いますが、どのような目標で取り組んでいますか。
 「かなりモチベーションとしてはリレーに全ベットしているので、そこはブレずにしっかりとチームで勝ちに行くというところを目標に頑張っていきます」

——ありがとうございました。

[安田賢司、吉澤真穂]