【競走】(70)明大対立大対校大会事後インタビュー⑥/大志田秀次駅伝監督
7月5日、セントポールズ・フィールドにて明大対立大対校大会(明立戦)が開催された。立大の53点に対し明大が76点と上回り優勝。昨年度のリベンジを果たした。今回は、試合後の選手たちの声をお届けする。
第6回は大志田秀次駅伝監督のインタビューです。
――今日のレースを振り返って、監督としての率直な評価をお願いします。
「今は試合期というよりも、6月中旬からスタートした夏合宿、そして秋の予選会に向けた強化練習の一環としての位置づけでした。その中での収穫としては、最初の1000メートルで突っ込み過ぎず、後半の1000メートルでしっかりペースを上げていくというレース展開が、チーム全体として実践できた点です。いつもなら最初から突っ込んでしまい、後半にペースが上がらないというケースが多いのですが、今回はうまく対応してくれたと思っています」
――今日の大会で、事前に期待していた選手や、狙い以上の活躍をしてくれた選手がいれば教えてください。
「選手の状況にもよりますが、うまく走れたなと感じるのは、綾一輝(理工4=八千代松陰)・綾秀人(政経1=八千代松陰)や阿部宥人(政経2=西武台千葉)ですね。状況的に少し不安な要素もあったのですが、きっちりやりきってくれました。また、2000メートルで大江秀弥(法1=春日部)、小松映智(理工2=名経大高蔵)と1、2年生の頑張りが見られました。そして、良いタイムを残した増子風希(政経3=学法石川)に関しては、どちらかというと5000メートルよりも1500メートルを得意としている選手です。彼がこれまでうまく走れなかった部分を克服するきっかけにしてくれればと期待しています」
――夏合宿での取り組みや、今後の課題についてはいかがでしょうか。
「すでに夏合宿のメニューは全選手に渡してあります。実は昨年も合宿の消化自体は良かったのですが、結果的に8月末あたりで体力を使い果たしてしまい、その後に走り込めなかったという反省がありました。チーム全体に、合宿を高いレベルで消化し切るだけのスタミナがまだなかったのだと思います。そのため、今年は去年ダメだった部分を今から課題として克服しようというテーマで練習に取り組んでいます。今日のレースはその通過点に過ぎません。来週からまた通常の練習に戻りますが、その中でしっかりと目的を達成していくことが、本格的な夏合宿、そしてその先の予選会へとつながっていくと考えています」
――秋の箱根駅伝予選会に向けての意気込みをお願いします。
「ここ3年ほど箱根駅伝の本選から遠ざかっています。やはり明治が出ない箱根駅伝は、正月が来た気がしないと言われることもありますし、周囲からの期待や課せられた責任の重さは十分に自覚しています。我々は今年、プロジェクトを立ち上げて2年目となります。箱根駅伝での優勝が最終目的ではありますが、まずは本選に出場しなければそのチャンスすらありません。秋の予選会では、必ずや古豪・明治の元気な姿をファンのみなさんにお見せしたいと思っています」
――ありがとうございました。
[下田裕也]
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