【ラグビー】ALL IN(30)The Next Wave~ルーキー特集2026~松倉輔「自分たちの代までずっと連覇し続けて、自分もその一員になれるように」

2026.06.24

 昨年度7年ぶりの大学日本一を果たした明大に26人のルーキーが加わった。明大の新たな翼は21世紀初の連覇に向けて、起爆剤になるであろう。本企画では彼らに電話取材を行い、高校時代や4年間の目標を伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)

 第24回は松倉輔(商1=明大中野)のインタビューをお送りします。(この取材は5月18日に行われたものです

――明大ラグビー部を志した理由を教えてください。

 「自分は付属出身で付属に入ろうと決めたきっかけも小学校の頃からやはり明治のラグビーに憧れていたからです。なので、ラグビー部に入った理由もそこからつながっています」

――明大に憧れた明確なきっかけはありますか。

 「自分の小学校の時のスクールの先輩に明治でラグビーをしている方がいて、その人たちの試合を見に行ってやはり明治のラグビーはすごいなと思ったのがきっかけです」

――付属高ゆえに、楽しいことばかりではないと見聞きする機会も多くあったと思います。

 「そうですね。やはり日本一を目指せるチームや本当に日本一になれるチームは全国でもそんなに多いものではないと思うし、恵まれた環境だと思うので。そういうところに身を置けるというのは貴重な経験なのでやはり辛いことがあったとしても進学するだけの価値はあるかなというふうに自分の中で感じていました」

――大学に入ってからはいかがですか。

 「当たり前なのかもしれないのですが、やはり1年生は仕事が多いのでそこは大変です。日本一を目指すチームの一員なった責任を含めての大変さだと思います。けれどやはり先輩たちとの距離の近さは寮生活ならではだと思います。自分は寮生活が初めてなので最初の方とか毎日が新鮮でした。慣れてきたら、同級生や先輩、チームメートと長く同じ時間を過ごすというのはいいことだなと、チームスポーツにおいてとてもいいことだなと思うようになりました」

――練習はいかがですか。

 「先輩方や花園(全国高校大会)に出ている同級生は自分と比べてベーシックの部分から違っていてやはりその差を感じることもあります。ですが、そういう競争力のあるチーム、みんなが高め合っているチームに身を置けているのがうれしい部分もあって。ついていくのは大変かもしれないですが、それ以上にラグビーをやっていて楽しいと感じる瞬間が多いと思います」

――高校時代を振り返っていかがですか。

 「自分たちの代はそんなに人数も多くなくて、最後の試合も半分ぐらいの人数は下級生に頼っているような状態だったのですが、その中で同級生の中で考えてラグビーしていたというのは今思い返しても良かったことなのかなと思うし、自分たちの代の人数が少ないからこそ、下の代とのコミュニケーションをとれていたのかなとか思います」

――引退試合となった目黒学院高戦を振り返っていかがですか。

 「準決勝(目黒学院高戦)に関しては後悔とかではないのかもしれないです。今まで自分たちはそんなに強い方ではなかったので、強豪との試合で自分たちがチャレンジャーになったときにコンバージョンの2点やPGの3点が試合を左右するかもしれない競った試合を自分たちはそんなに経験したことがなかったです。目黒との試合では自分たちがいっぱいいっぱいだったのもありますが、(強豪を相手にして)そういった試合の勝ち方を知らなかったよねと同級生とはよく話していました。そういう経験ができていなかったのは悔しい部分があるし、でも高校の間にそういう経験ができたのは貴重だったとも思います」

――高校時代のチャレンジャーとしての経験は現在に生きていますか。

 「そうですね。自分は無名な選手で、元から注目されているわけでもないので貪欲にやっていかなくてはいけないというのは自分でも感じています」

――現時点で感じる課題は何かありますか。

 「SHとしてやはりゲームコントロールしなくてはならないというのは大前提だと思うのですが、まだまだ大学のスピード感とかフィジカルとかに慣れておらず、できていないです。戦況の一歩先を読まなくてはいけないポジションにいるので、ゲームに対する理解力や支配力という部分をもっと上げていかなくてはと思っています」

――大学4年間を通しての目標を教えてください。

 「まずは紫紺を着ることです。今年度はチームとして連覇を狙っているので、自分たちが卒業するまでずっと連覇し続けるというのが理想ですし、その中の一員になれたらと思っています」

――ありがとうございました。

[近藤未怜]

◆松倉 輔(まつくら・たすく)商1、明大中野高。172センチ、80キロ

 スポーツを見るのが好きだという松倉選手。ラグビーはスーパーラグビー、それ以外のスポーツはNBAやF1を見ているそう。海外志向な松倉選手です!