(47)全日本大学駅伝予選会事後インタビュー⑧/成合洸琉

2026.05.19

 本選出場を目指し臨んだ全日本大学駅伝予選会(全日本予選)。主力の欠場が響いた明大は10位に終わり、4年連続で伊勢路への出場権を逃した。この結果に、選手たちは何を思うのか。出走した8人のインタビューをお届けする。

 第8回は成合洸琉(情コミ3=宮崎日大)のインタビューです。
 (この取材は5月11日にオンラインで行われたものです)

成合 4組 27着 29分32秒35 
——自身の結果を振り返っていかがですか。
 「全日本予選に向けて体を仕上げてきたつもりです。実力をしっかり出し切ろうと思い、最初から攻めた走りをしました。しかし、攻める走りをしようという考えが焦りに走ってしまいました。その日の自分の状態とコミュニケーションを取れず、無駄に突っ込んでしまっただけというレースになってしまいました。そこは次の関東インカレ(関東学生対校選手権)に向けて、つなげていきたいという反省があります」

——事前インタビューにて『明治大学が強くなるためには留学生とも戦わないといけない』とのコメントがありました。
 「そうですね。どの大学を見ても必ず1人は留学生と戦える選手がいます。(明大に)そういう選手を作っていかないと、そこで1分も2分も差を広げられて、逆転される場面があるので、そこで戦う選手にならなければならないと思い、攻めた走りをしました。ただ、そこに匹敵する力がなかったのが現状です」

——全体10位という結果についてはいかがですか。
 「この悪い状況から10番目まで行けたことは、少し希望が見えたと思います。ただ、(予選)通過していないですし、満足はしていません。一般的に見ると、これではダメだなという結果です」

——3組終了時点で全体12位という厳しい状況でした。レース前、同組の阿部宥人(政経2=西武台千葉)選手とは何か会話をしましたか。
 「『俺たちはタイムを出さないといけないので、とにかくタイムを狙おう』と話をしました。記録会のつもりで攻めていこうという話もしました」

——レースプランを教えてください。
 「留学生は必ず第1集団で攻めるので、第2集団の日本人選手を捕らえて粘り、その中でトップを取りたいと考えていました」

——積極的なレース運びを見せました。その時の心境を教えてください。
 「高校の時から前で攻めて耐えるというレース運びをしてきました。自分らしい走りでしっかり結果を残していきたいです。どれだけ状態が悪くても、後ろから行ってそのまま変なレースをするくらいなら、必ず前で攻めて、そこで前の選手との実力の差をしっかりと身に染みて、その後に生かしたいと思っています」

——今大会で得た課題を教えてください。
 「チームに勝利の兆しを見せられるエースが明大には不在だとずっと言われているにも関わらず、そのエースを作れていないのが今回の課題の一つです。それに自分がならなければいけないのに、なり得るまでの力がつけられていないのも敗因につながったので、今回の反省点です」

——今後の意気込みをお願いします。
 「エースがいないと箱根予選(箱根駅伝予選会)も通れないと思うので、自分がそこになっていけるようにしていきたいです。走れる人が必ず前で走るということを成し遂げないと、箱根駅伝に出場もできないし、出たとしても戦えないと思うので、そこをこの夏を通して強化していきたいです」

——ありがとうございました。

[柏倉大輝]