(9)ルーキー特集⑨/綾秀人

2026.04.03

 昨年度、「紫紺の襷プロジェクト」が始動した競走部。しかし、箱根駅伝出場への道のりはいまだ途上にある。一方で、関東学生対校選手権(関東インカレ)では競歩、短距離ブロックを中心に個々が活躍を見せ、一部残留を果たした。さらなる躍進が期待される中、チームに新たな力として加わったルーキーたち。彼らは、どのような覚悟を胸に歩み出したのか。チームの飛躍を後押しするべく新たに仲間に加わった18人を紹介する。

    第9回は長距離部門・綾秀人(政経1=八千代松陰)のインタビューです。
(この取材は3月27日に行われたものです)


——陸上を始めたきっかけを教えてください。
 「小学校の時に兄が全国大会出場を決めたことがあって、それを見た時に自分も陸上をやりたいと思ったのがきっかけです」

——明大に進学を決めた理由を教えてください。
 「ずっと兄を超えたいなと思っていましたが、高校でも兄の記録をなかなか超えられませんでした。大学では同じ環境で過ごすことができるのは1年だけですが一緒にやって、兄を超えたいなと思い、明治大学に決めました」

——八千代松陰高は千葉県の強豪校ですが、ご自身にとってどのような高校3年間でしたか。
 「結構伸び悩んだ時期もあったのですがケガも乗り越えて、毎年自己ベストを更新できていたので大学でもその経験を活かして根気強く頑張りたいと思います」

——高校時代で印象に残っているレースはありますか。
 「高校3年生の時の県総体でメンバーから外されてしまいました。その県総体の決勝の前日に行われた記録会で14分21秒の自己ベストを出すことができたのですが、県総体には出場できなかったという悔しい思いで走ったので、そのレースが一番記憶に残っています」

——どのようなレース内容でしたか。
 「その記録会は大学生も多く出場していたので、早いペースの大学生になるべく付いていくことを意識して走りました」

——大学でも陸上を続けようと思った理由は何ですか。
 「高校3年間のうち、最後の全国高校駅伝前もケガをしてしまい走れなかったので、箱根駅伝に出場して、親に自分の走っている姿を見せたいと思ったからです」

——ご自身の強みや持ち味はどのような点ですか。
 「比較的性格が真面目な方なので淡々と練習をこなしていけるところが強みだと思います」

——現在の課題はありますか。
 「ケガを恐れてしまうことです。兄がずっとケガをしてきたのを見てきたうえに、自分もケガが比較的多い選手なので、恐怖心から積極的に練習に取り組むことができないことがあります。そのため、自分の心の壁を壊していくことが今の課題だと思います」

——大学では練習を通して、どのようなところを強化していきたいですか。
 「高校では5000mまでしか基本的にやっていなかったので、大学では箱根駅伝を目指すうえでハーフ以上の距離を強化していきたいと思います」

——大学内で意識している同期はいますか。
 「タイムトップで入ってきた大江(秀弥・法1=春日部)や最近練習で距離を踏んでいる田中(秀磨・理工1=長野日大)、上出(陸仁・商1=相洋)などを意識しています」

——大学4年間の目標を教えてください。
 「箱根駅伝で区間賞を取ることです」

——走りたい区間はありますか。
 「集団走が得意だと思っているので、1区を走ってみたいと思っています」

——ありがとうございました。

[吉澤真穂]