春シーズン最終戦 後半突き放し勝利/定期戦

ラグビー 2018.06.24

 着実に点を奪い、勝利を収めた。降りしきる雨で、コミュニケーションが取りにくい悪条件下の試合。前半は、一進一退の攻防が続き、7点差で折り返す。後半は、前半の反省を共有し合い、立大を突き放し、50―26で勝利した。


 6・23 定期戦(八幡山グラウンド) 

対立大戦 

 明治5026―1924―7}26立大


 悪天候の中、地力をの高さ見せつけた。前半8分、ラインアウトからFWでフェーズを重ね、最後は右プロップ笹川大五(政経3=明大中野)がトライ。幸先良く先制する。そして、25分、立大のラインアウトから展開したボールをターンオーバーに成功。スクラムハーフ安部耕平(法3=大分舞鶴)が持ち出し、最後は左フランカー辻惇朗(政経3=常翔学園)がインゴール右にグラウンディングし、追加点を奪った。前半の終盤から、後半の序盤にかけて、立大のペースとなるも、しのぎ切り、最終スコア50―26で春シーズンの最終戦を勝利で飾った。


 効果的な追加点となった。前半25分辻が奪ったトライ。「安部耕平が良いタイミングで前に出てくれたおかげ」と辻が語るように、安部との絶妙なコンビネーションで奪ったトライだった。春シーズンはケガに苦しんだ辻。「秋には、上のチームで試合に出る」(辻)。復活のトライから、秋のAチーム入りを目指す。


  試合中の修正力が光った。「ハーフタイムで反省を共有し合えた」(右ウイング久保清悟・政経2=天理)と語るように、強い雨と立大のディフェンスに苦戦した前半から、見事に後半は改善した。試合中の修正力が秋もカギになるだろう。


 [上松凜助]


試合後のコメント

ゲームキャプテン・スタンドオフ松尾将太郎(商4=東福岡)

――本日の試合の振り返りをお願いします。

「雨は強かったですが、その中でできる戦法だったり、ゲームメークを自分がしないといけないと思っていました。でもそこでチーム全体でもミスが出てしまったりしてうまくいかなかったです。でもいい部分ももちろん何個かあってそこで粘り強くトライを取りきったというのはチームとしての収穫でした」


久保

――本日の試合の振り返りをお願いします。

「コミュニケーションも少し少なくなっていて、立大のディフェンスにうまく対応できなかった部分があります。そこからハンドリングのミスにもつながってしまいました」


――後半で変えたことはありますか。

「前半の反省をハーフタイムで共有し合いました。後半のメンバーで少しはそこを改善できたのかなと思います」


 ――トライシーンの振り返りをお願いします。

「トライシーンは、安部が良いタイミングで前に出てくれて、そのおかげのトライだったのですが、やはり春シーズンの最終戦でトライを取れて良かったと思います」


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