Bチーム モールで2トライ FWで押し切り早稲田に勝利/練習試合

ラグビー
2018.06.17

 今年度初の明早戦。前半は早稲田がペースをつかみ、7-14で折り返す。後半に入ると、メンバー交代が功を奏し、モールでの2トライを含む、4トライを奪い、逆転に成功。3321で勝利した。

◆6・16 練習試合(早稲田上井草グラウンド) 

Bチーム

  ○明治33{7―1426―7}21早稲田

 

 メンバー交代が流れを変えた。前半、立ち上がりから敵陣で主導権を握る。しかし、21分に先制トライを献上すると、立て続けに25分にもトライを奪われるなど我慢の展開が続き、7―14で前半を折り返す。大幅にメンバーを入れ替えて迎えた後半は22分。自陣で抜け出した釜光太郎(商3=明大中野)が相手ディフェンスをかわし、インゴール左に同点トライを挙げる。さらに、29分にはマイボールラインアウトからモールで押し切り、最後は三好優作(文2=松山聖陵)がインゴール左にグラウンディング。39分にもモールでトライを奪うなど計4トライを重ね、最終スコア3321でノーサイドとなった。

 

  後半、FW陣がモールから2トライを奪取した。中でも、後半から途中出場した三好は、2トライとも決め切り、勝利の立役者となった。「前に押してくれた人達のおかげ」と三好が語るように、FW陣全員でもぎ取ったトライだった。「早稲田との試合は自分の気持ちを高ぶらせてくれる」(三好)。宿敵・早稲田との特別な一戦で得た自信を胸にFWのレギュラー争いを勝ち抜く。

 

 [上松凜助]

 

試合後のコメント

三好

 ――試合を振り返っていかがですか。

 「自分の持ち味は出せたと思います。セットプレーはまだまだ修正するところが多いので、そこを修正していきたいなと思います。前半は受けていたというわけではないですが、早稲田のディフェンスがすごく良くて、なかなか前に出られませんでした。後半はエンジンをかけて、点が取れればいいと思っていました。早稲田の足が止まりだしたところで、しっかりと走り勝てて良かったです」

 

――モールに関してはいかがでしたか。

 「モールに関しては、前に押してくれていた人たちが頑張ってくれて、スペースを空けてくれた所に突っ込むことができました。前に押してくれた人達のおかげです」

 

右センター齊藤大朗(商2=桐蔭学園)

――試合を振り返っていかがでしたか。

 「前半は特に決めきれない時間が続いてしまって攻める時間だけはたくさんあるという感じでした。早稲田のディフェンスは粘り強くてそこに対してあと一つ突破できませんでした」

――今日のフォーカスはどこでしたか。

 「前に出てディフェンスをするところ強いアタックを意識するところです。ディフェンスは前に出て実際止められたところもありました。でもまだ受けのディフェンスになっていた部分もあったので相手をひっくり返すくらいのつもりでぶつかっていきたいです」