25年ぶり単複制覇!/関東学生新人選手権
大会1日目はダブルスが行われ、神・平野組が優勝。6戦全勝でチームを8年ぶりの春季リーグ戦優勝に導いた2人がこの大会でも強さを見せた。
決して楽な戦いではなかった。準々決勝の飯野・市川組(大正大)、準決勝の久住・佐々木組(専大)はリーグ戦でも対戦した相手。「リーグ戦で対戦して自分たちの戦術が分かられている分、苦しかった」(神)。準々決勝は3-2と苦戦を強いられ、続く準決勝も第1セットを取られてから、2度のデュースを制して3-1で決勝に駒を進めた。
迎えた決勝の相手は、5回戦で本学の岡田・森組を破って勝ち上がってきた駒大の中村(謙)・中村(祥)組。第1セットから17-15までもつれる接戦となったが、「勝ち上がる中で調子が上がってきた。競っていたが気持ちには余裕があった」(神)。互いに1セットずつを取り合って迎えた第4セットを11-9で制し、試合を決めた。明大勢としては、昨年卒業した池田和正前主将(平22法卒)・軽部隆介(平22営卒、現シチズン)組以来4年ぶりの優勝。最優秀ペアに選ばれたリーグ戦に続いて、若き明大のエースコンビがまた一つ新たな記録を打ち立てた。
シングルス。平野、森がそれぞれ専大の佐々木、大正大の飯野に競り負けベスト8で姿を消す中、決勝まで駒を進めた岡田と神。決勝は己のプライドを懸けた明治勢同士の対決となった。神は「優勝しないと意味がない」と語るように気迫あふれるプレーで2セットを先取する。しかし、第3セットからは岡田の連続ポイントが目立つようになる。「高山監督に指導されたように3セット以降は余裕を持って焦らないで打つことを心掛けた」という岡田が冷静な試合運びで逆転し優勝を決めた。「優勝は狙っていたけど、10年ぶりと聞いてとてもうれしい」(岡田)と話し、ウイニングボールを手にした岡田には笑顔が浮かんでいた。一方、惜しくも敗れた神は試合後、「自分は単調なプレーになってしまった」と悔しさをにじませていた。
既にチームの戦力として春季リーグで戦ってきた彼らだけに、高山監督からは試合前には「力はあるから表彰台独占を目指して頑張れ」との言葉があったという。言葉通り表彰台独占とはいかなかったが、表彰台の中央は死守した。25年ぶりに新人戦単複優勝を果たした彼らだが、学年はまだ1年生。実力者がそろう今年のルーキーたちが切磋琢磨(せっさたくま)し、真の最強世代の出現となるのを心待ちにしたい。
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