早大撃破も愛工大の壁高く 4年ぶりの頂点の座つかめず/全日本大学総合選手権・団体の部

2026.07.19

 全日本大学総合選手権・団体の部(団体インカレ)の決勝トーナメント2日目は初戦の早大戦を死闘の末制し、4年ぶりの団体優勝に王手を掛ける。続く決勝では強豪・愛工大と激突。1番手・芝拓人(情コミ3=野田学園)、2番手・木方圭介(政経3=野田学園)が連続で落としてしまい苦しい立ち上がりに。飯村悠太(商4=野田学園)・木方圭組がダブルスを制し一矢報いるも、最後は水谷悠真(商2=実践学園)が相手主将に敗れ4年ぶりの優勝とはならなかった。

 団体インカレの4日目は準決勝以降が行われ、明大は初戦で同じ関東学生1部リーグに所属する早大と対戦。春季リーグ戦では4―0と快勝した相手だが1番手・芝から苦しい戦いを強いられる。得意のフォアハンドの強打がさえるが、インカレシングルス優勝経験のある強敵・徳田のコースをつくプレーに苦戦。1-2で迎えた第4セットは一進一退の攻防となるも、最後はサービスエースを取られ13―15で惜しくも敗れた。しかし2番手・木方圭が圧巻の試合を見せると、その勢いのまま飯村悠・木方圭組のダブルスもストレートで勝利を収める。4番手・水谷は、序盤は相手のフォアハンドドライブに押される展開が続くも、その後はサーブから持ち味であるフォアハンドの攻撃につなげ互角の戦いを演じる。ただ2―2で迎えた最終セットは5連続得点を2度許すなど勝ち切れず、最終試合までもつれこんだ。行方を託された5番手・飯村悠はその重圧を感じさせないプレーで相手を圧倒し、ストレート勝ち。4年ぶりの日本一へあと1勝とした。

 決勝の相手は、準決勝で日大との激闘を制した愛工大。インターハイで優勝経験のある萩原や鈴木などを擁する強敵だ。1番手・芝が相手の強烈なフォアハンドのドライブに苦戦。0―2から1セットを取り返すも最後まで攻略の糸口は見つけられず初戦を落とす。2番手で登場した木方圭の対戦相手・萩原は日本リーグで対戦し敗れた因縁の相手だが、序盤から激しいラリーが飛び交う。ただ萩原の強打に最後まで対応できず、ストレートで敗北を喫し早くも後がなくなる。飯村悠・木方圭組のダブルスは「前半からコースを分けていこうと思っていた」(飯村悠)と相手ペアを翻弄(ほんろう)、勝利を収め1―2とした。4番手・水谷は高校在学時からドイツでプレーした経験を持つ鈴木を相手に自身の持ち味を生かせず、ストレートで敗北。全日本制覇の夢にはあと一歩及ばなかった。

 春リーグを2位で終え迎えた今大会。「春リーグ2位で、インカレも2位。この4年間団体で優勝していないので秋は必ず優勝するという気持ちを持って臨みたい」(髙山幸信監督)とすでに次の目標は定まった。王者復活へ、この悔しさを糧に秋に向け飛躍する選手たちに期待だ。

[重見航輝]

試合後のコメント

髙山監督
――今後のチームに期待することを教えてください。
 「今の自分に何が大切なのかという主体性を持ってやってもらいたい。選手たちは頑張っているけれど、自分らしさをもっと出す、いい意味で自己主張の強い選手になってほしい。闘争心を試合で出してほしいと思います」

飯村悠
――決勝戦のダブルスで良かった点はどういったところでしょうか。
 「日大と愛工大の試合のダブルスを見ていて何が強いかというのが大体わかっていたので、そこをしっかり対策できたかなと思います」

木方圭
――秋季リーグ戦への意気込みをお願いします。
 「日大と中大がメンバー的にも強いですし、そこに勝たないと優勝はないと思うので、チーム全体でレベルアップしていけるように頑張ります」