駒大、国学院大に2連勝! 優勝へ好スタートを切る/春季関東学生1部リーグ戦

2026.05.20

 明大卓球部の〝グランドスラム〟を目指す戦いが幕を開けた。春季関東学生1部リーグ戦初日は駒大、国学院大と対戦。ルーキー・齋藤俊太朗(商1=明徳義塾)が勝ち星を挙げる活躍を見せるなど明大戦士が躍動。両試合4-1で勝利した。

 春リーグの初戦は駒大との一戦。ダブルスに出場した飯村悠太(商4=野田学園)・木方圭介(政経3=野田学園)組は「自分のプレーをうまくできない場面があった」とミスが目立ち第1セットを落とす。第2セットも5ー9と4点のビハインドを背負う。しかし、ここで崩れないのが彼らの強さだ。木方圭のチキータでレシーブエースを取るとそこから6連続得点を挙げ第2セットを奪取。その後も、多彩なサーブと果敢な攻撃で勝ち切り、3ー1で先勝を飾った。2番手の芝拓人(情コミ3=野田学園)は、序盤から相手の強烈なフォアハンドに苦戦を強いられる。第2セットからは、サーブからの3球目攻撃やチキータレシーブなど果敢な攻めを仕掛けたがストレートで敗北。試合は、1ー1の振り出しに戻った。続く3番手は木方圭。レフティ同士の試合は、第1セットから「自分の長所はフォアとバックがどちらも安定していることなので自分から攻撃することを意識した」と木方圭がラリー戦をモノにする。また、要所で「サーブの時に点数を取ることを意識していて、相手が迷うようなコースや回転などを意識した」とサービスエースを連発。圧巻の強さを見せストレート勝利を決めた。4番手の齋藤俊は「試合前はすごい緊張していて不安もあった」と口にしつつも試合では、持ち前の強烈なフォアハンドが冴え渡り得点を重ねていく。回転の分かりにくい巻き込みサーブで相手のミスを誘うなど終始相手を圧倒し完封勝利。勝利へ王手をかけた中、5番手の飯村悠が2セットを幸先よく連取に成功する。しかし、相手のチキータレシーブに苦しめられ、試合は最終セットへともつれ込んだ。ロングサーブでサービスエースを取るなど5連続得点を見せ、最後は相手のミスを誘い勝利。明大は、初戦を4ー1と快勝を収めた。

 勢いに乗りたい明大の2戦目は国学院大と対戦。1番手の飯村悠・木方圭のダブルスは1セット目こそ落とすも2セット目を台上のプレーで相手を翻弄(ほんろう)し、その後はフォアハンドの攻撃を交えるなど息のあったプレーで3セットを連取し勝利した。2番手は駒大戦の4番手から出番を上げた齋藤俊。点の取り合いとなった今試合はリードする展開は何度もつくるが、「相手がリズムを変えたところで焦ってしまった」と重要な局面でアンラッキーなプレーも重なり、フルセットの末敗戦。ここで嫌な流れを断ち切ったのは3番手・木方圭。まさに圧巻の試合だった。フォアハンド、バックハンド共に完成度の高さを見せつけ3セットで奪われたのはわずか11点と相手に寄せ付けるスキを与えなかった。4番手・石井佑季(商2=希望が丘)もストレートで勝利を収め、明大は勝利に王手をかけた。5番手・飯村悠は1セット目をデュースの末に制すると2セット目も強打が決まり、勝利まで後1セットとした。しかしそこから相手の強烈なフォアハンドに押される苦しい展開が続き、2―2としてしまう。ただここで最後の意地を見せた。今試合でダブルス含め4試合目となる飯村悠だが力を振り絞り、7点を連取するなど圧倒。最後は相手のフォアドライブのミスを誘い、勝利を収めた。

 2022年秋季以来のリーグ戦優勝へ向け、2連勝と好スタートを切った明大。次戦は、昨年度全日本大学選手権覇者・中大との一戦が控える。「優勝するには中大に勝たないと無理だと思うので、自分のプレーをして勝てるように頑張りたい」(木方圭)。今試合の勢いのまま、勝利をつかみたいところだ。

[重見航輝、早坂春佑]

試合後のコメント
木方圭
――今日の試合を振り返っていかがですか。
 「ダブルスでは自分のプレーがうまくできない場面もあったのですが、しっかり勝てたのが良かったなと思っています。シングルスの内容も1試合目はそこまで良くなかったのですが、2試合目はしっかり修正して自分のプレーができたと思うので良かったと思います」

――このリーグ戦に向けて取り組んできたことはありますか。
 「去年までは、ラリーになって自分の決定力不足や粘られて負けてしまうことがあったので、練習の時に自分から強いボールを打てるようにやってきました」

齋藤俊
――2戦目はどのような戦術を組みましたか。
 「相手はラリーが強いので細かいところでチャンスボールをつくったりしていてラリーでも負けていた感じはなかったのですが、自分が焦ってミスをしてしまったので、戦術は良かったと思います」

――今日の収穫を教えてください。
 「初めてのリーグ戦で雰囲気なども全然分からない中で、自分のプレーがしっかりできたことはいいことだったなと思います」