専大との激戦制す 首位争いは混戦模様/春季関東学生1部リーグ戦

2026.05.21

 春季関東学生1部リーグ戦3日目は専大とのマッチアップとなった。石井佑季(商2=希望が丘)の大逆転勝利をはじめ、フルセットの熱戦を次々と制し、首位戦線をキープした明大。4校が4勝1敗で並ぶ中、次戦の早大戦に挑む。

 波乱の幕開けとなった。1番手のダブルス、飯村悠太(商4=野田学園)・木方圭介(政経3=野田学園)組は第1セットこそ難なく勝ち取るも、その後は相手の際どい返球に対応しきれずフルセットにもつれ込む。それでも「(相手は)定期戦でフルセットで負けてしまったことがあるペアだったので、自分たちがその時何が良くなかったのかをもう一度確認し合って戦った」(木方圭)と第5セットを15―13で何とか耐え抜き、定期戦からのリベンジを果たした。

 2番手は、ルーキーながらここまで全4試合オーダー入りと活躍を見せる齋藤俊太朗(商1=明徳義塾)。ダブルス同様、両者一歩も譲らず最終セットに突入し、激しい打ち合いに奮闘するもむなしく、黒星に終わった。

 続く木方圭は「相手が小柄な選手だったので、速いボールを打ってしまうと逆に速いボールが返ってきたりしていたので、相手に少し打たせるぐらいのゆっくりのボールや回転をかけて緩急をつけるというプレーを意識した」と薜に大差をつけストレート勝ち。今大会シングルス5戦全勝と調子の良さをうかがわせた。

 勝利へ王手をかけた中、4番手には芝拓人(情コミ3=野田学園)が出場。両者ともにレシーブからチキータを仕掛けるなど果敢な攻撃で一歩も引けを取らぬ乱打戦に。試合は最終セットまでもつれ込むと、序盤からリードを許す展開となる。相手の強打をブロックし得点を挙げるなど粘りのあるプレーを見せたが、あと一歩及ばず2―3で惜敗を喫した。

 続く5番手は、昨日の試合で中大の小野に大敗を喫した石井。序盤は相手の強烈なバックハンドやサーブに苦戦を強いられ、2セットを連取される。しかし「開き直ってリラックスしてプレーしていこうと思い、自信がついてからどんどんチキータなどの自分の持ち込みたい展開になっていった」(石井)。この言葉通り、チキータレシーブから回り込みフォアドライブを仕掛けるなど積極的な攻撃で、2-2のイーブンに。最終セットでは、両者譲らぬ激しい打ち合いとなり拮抗(きっこう)した展開が続いた。デュースの場面で武器のチキータがさく裂し、セットポイントを握ると最後は相手のバックハンドのミスを誘い辛勝。この結果、4―2で勝利し優勝へ望みをつないだ。

 4校が4勝1敗で並ぶ混戦模様となった今リーグ戦。次戦は昨年度の春秋ともにリーグ戦で敗れた早大との一戦。「自分からチャレンジ精神で向かっていく気持ちで準備していきたい」(石井)。優勝に向けて勝利が必須となる明大にとって大きな試練を迎える。

[寺井和奏、早坂春佑]

試合後のコメント
木方圭
――ここまでシングルス全勝ですが、好調の要因はありますか。
 「去年に比べて台上のプレーや、台から少し距離を取ったラリーの時に少し余裕ができて、ミスが少なくなっていることだと思います」

――残り2戦、優勝に向けて勝利が必須となりますが意気込みをお願いします。
 「去年早大に春秋リーグ2連敗していて、日大には秋リーグで負けていて、悔しさはやはりあります。優勝の可能性はまだ残っていると思うので、自分たちらしく最後まで諦めずに頑張っていきたいです」

石井
――試合を振り返っていかがですか。
 「試合前は芝さんが勝ってくれたらいいと思っていたのですが、相手も強かったので自分に回ってきてもしっかりしたプレーができるようにと思って準備はしていました。それでも1、2セットは相手の圧にやられてしまって良くなかったのですが、そこから切り替えて自分のプレーができたのが逆転できた勝因だと思います」

――今年のチームはどんなチームですか。
 「チームは去年と比べてもみんなでまとまっていて、雰囲気が良くなっている気がするのでそういうところが強みだと思います」