【アイスホッケー】攻守ともに充実の試合 1次リーグの悔しさ晴らす/エイワ杯関東大学リーグ戦

 セカンドリーグに入り好調を維持している明大は、ファーストリーグで唯一敗北を喫した法大と対戦。第1P終盤にFW城野友咲(政経3=駒大苫小牧)のシュートで均衡を破ると、第2P中盤には流れをつかみ法大を突き放す。終盤、ペナルティが重なりキルプレーの時間も増えるが何とか守り抜いた明大。第3Pでも積極的な攻撃で点差を広げ、GK工藤授(政経2=駒大苫小牧)の好セーブもあり完封勝利を収めた。

◆9・5~11・23 エイワ杯関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼10・25 対法大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
◯明大6{1-0、3-0、2-0}0法大

 応援団による応援が響く中、第1Pは互いに決定打がなかなか出ない展開となる。開始直後のパワープレーでは得点できず、今度はキルプレーの状況となるも工藤授の好守備が光り無失点で切り抜ける。均衡を破ったのは終盤、FW寺内理雲(政経3=駒大苫小牧)のパスがゴール前に構えていた城野につながり先制のゴールを決めた。試合後、城野は「サイドの寺内、FW小桑(潤矢・営3=埼玉栄)はシュートもできて、周りもよく見える選手。自分がゴール前にいればいいパスをくれるので決めるところはしっかり決めていきたい」と語った。

 ようやく試合が動き、両チームの攻撃は激しさを増す。第2P開始5分、シュートを試みるも相手GKに阻まれると、ゴール前で両者乱れ合う乱闘が勃発。それぞれ5人が退場となる前代未聞の状況に。「試合が中断するとチームの勢いや流れは悪くなることが多いが、今回はしっかり全員が切り替えを意識してできた」(工藤授)と、中盤には小桑がパックをゴール前まで運ぶと自ら相手GKのスキを突いて追加点をあげた。これを皮切りにFW柳田将真(政経2=駒大苫小牧)、城野が得点しリードを広げた。しかし、残り2分を切り相次いで2人がペナルティを取られ、法大6人に対して明大4人と圧倒的に不利な状況に陥るも、守備に徹して何とか無失点で切り抜ける。

 第3Pも明大の勢いは止まらない。中盤、相手の反則で5分間のパワープレーとなると寺内が狙いすましたシュートでGKの股下を抜き得点を追加。開始13分34秒にはFW佐々木清吉(政経4=八戸工大第一)がパックを押し込み6点目をあげた。試合終了が近づくと法大の攻撃も熱を増すが、最後まで工藤授の好守で得点を許さず、最終スコア6-0で“血の明法戦”を制した。

 セカンドリーグでも初戦から3連勝と勢いに乗る明大。この後に控える強豪・東洋大や中大との対戦に向け弾みをつけることができた。近年はリーグ戦優勝から遠ざかっているが、返り咲きを目指して着実に勝利を積み重ねていきたい。

[後藤万緒]

試合後のコメント
城野
——1次リーグで惜しくも敗戦した相手ということで、どのような対策をしましたか。
 「対策というより自分たちのメンタル的な部分で、どうしても1位が決まりうやむやになってしまって負けたので。やはり今日の試合は本当に負けられない試合だったので、第1Pは最初から気持ち込めていこうということを話し合って、いい形に転がってくれたのかなと思います」

——今日の完封勝利についてはどんな点が評価できると思いますか。
 「たとえ10点取っても0で抑えられなかったら心残りはありますし、しっかり工藤授を中心にディフェンス陣が体を張って守ってくれたので本当に感謝しかないです」

工藤授
——今日の試合を振り返ってみていかがでしたか。
 「立ち上がりからしっかり集中できて、最後まで集中を切らさずにプレーできました。大学に入ってから完封することがなかったので、今日はすごくいいプレーができたのかなと思っています」

——次戦以降に向けて意気込みお願いします。
 「今日のいいプレーは今日のこととして考えて、また今からできる準備をしっかりして、次の試合でもまた同じように完封できるように頑張ります」