【アイスホッケー】接戦を制し1次リーグ全勝へ/エイワ杯関東大学リーグ戦

 明大は難敵・東洋大との一戦に臨んだ。第1Pで1点をリードするも第2Pで同点に追いつかれてしまう。しかし試合終了まで残り約2分でFW岸本航太(政経4=白樺学園)が決勝点を決め見事勝利を収めた。

◆9・5~11・23 エイワ杯関東大学リーグ戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)

▼10・3 対東洋大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
〇明大3{2-1、0-1、1-0}2東洋大

 第1P開始直後、相手のペナルティーでパワープレーの好機を招くが、なかなか勝負をさせてくれず先制点獲得とはならなかった。しかし開始4分18秒で試合が動く。FW城野友咲(政経3=駒大苫小牧)とFW小桑潤矢(営3=埼玉栄)がゴール前で連携し岸本がパックを押し込み先制に成功した。しかしその約3分後、相手に同点ゴールを献上し試合は振り出しに。反撃の糸口を見つけたい明大はまたもパワープレーの好機が訪れる。残り6分40秒で岸本の絶妙なパスからDF大工原澪央(法2=北海道清水)が勝ち越しゴールを決め数的有利の機会をモノにした。明大はリードを保ち第2Pに突入した。

 追加点が欲しい第2Pはシュートを試みるも得点に結びつかない展開が続いた。このPではGK吉田尋(法3=北海道清水)の守りが光った。「自分としても結構落ち着いてプレーできた」というように、相手の積極的な攻撃に屈せずにゴールを守り続けた。しかし残り2分18秒、吉田とゴールのスキにパックが入り、再度同点に追いつかれ、試合の行方は第3Pに持ち込まれた。

 第3Pは両チームの守りが堅く試合が動かない時間が続く。「吉田の頑張りが大きかったと思うが、チーム全体でしっかり守ろうっていう意識もあり、失点抑えてロースコアで頑張ろうという気持ちもあった」(DF朝比奈大心主将・営4=埼玉栄)。簡単に点が入らない展開が続く中、残り2分27秒、城野と朝比奈のアシストが功を奏し岸本がこの日2本目のゴールを決め、ついに勝ち越しに成功した。「正直ミスしていて。(パックを)前に出した時にたまたま城野が、ゴール前に出してくれて岸本が叩いてくれたので、ほんとに運が良かったに尽きるが、あそこで得点を取れたのが良かったと思う」(朝比奈)と振り返った。後がない東洋大はタイムアウトを取り、GKをベンチに下げ6人でゴールを狙う作戦に切り替えるも吉田が懸命にゴールを守り得点とはならずに試合終了。明大は3-2で勝利を収めた。

 中大、東洋大の宿敵との対決を制し、ここまで秋リーグ6戦6勝と調子の良さが伺える明大。次の試合の勝敗に関係なく1次リーグ1位通過が決まった。次戦は強豪・法大。「1位通過が決まったが、しっかり全勝して2次リーグ行きたいと思っているので、次の法大戦を勝って終わりたい」(朝比奈)。果たして1次リーグ全勝で終えられることができるのか、明大の持ち前の勝負強さに期待したい。

[前田ちひろ]

試合後のコメント
朝比奈
――試合を振り返っていかがですか。
 「結構ピンチも多かったのですが、何とか勝ち切ったことが良かったかなと思います」

吉田
――強豪の東洋大にわずか2失点だったことについていかがですか。
 「失点しそうな場面で(ゴールを)止められたのですが、でも失点だけ見るとやっぱり止められたかなみたいな、後悔というか反省もあるので、そこを練習でまた修正してってやっていきたいなという風に思いました」

――第3Pで6人攻撃されたときはどのような意識でしたか。
 「やっぱりシュートを打ってくるので、リバウンドを出さずに止め切ることや、リバウンド出してしまうにしてもコーナー際に処理することを意識しました。結果的にはあまり打たれなくて、DFもFWも頑張って、チーム一丸となって守れたので、すごく良かったと思います」