【準硬式野球】3季連続優勝へ大事な1勝/東京六大学秋季リーグ戦
秋季リーグ戦の最後のカードである法大1回戦が行われた。3回に大井駿一郎外野手(営2=土浦日大)の3点本塁打で先制に成功する。1点を返されるも、7回に鳥越駿太郎外野手(政経4=桜美林)の犠飛で貴重な追加点を挙げ、勝利を収めた。
◆8・29~10・18 東京六大学秋季リーグ戦(法大多摩グラウンド他)
▼10・17 対法大1回戦(S&D昭島スタジアム)
法大3―6明大〇

先発の淺田真樹投手(法3=宇部鴻城)は3回までわずか22球の抜群の制球力で法大打線を寄せ付けない投球を見せ、味方の援護を待った。その3回裏、先頭の金井俐樹捕手(農2=健大高崎)と鳥越が四球を選び、2死一、三塁の好機を作る。打席に立ったのは第1打席で内野安打を放っている大井。「相手投手はインコースが多かったので、インコースのみを張っていた」と狙いを定めていた大井は、2ボールから高めのストレートを捉えレフトへの先制3点本塁打を決めた。秋季リーグ戦の早大1回戦以来となる本塁打は「野球人生で一番良い当たりだった」(大井)と、個人とチーム両方にとって大きな1本となった。
援護をもらった淺田は4回を無失点に抑えるも、5回に2死三塁から右適時打を放たれ1点を返される。6回は1死からライト線への長打を打たれるが、鳥越の強肩がさく裂し二塁上で打者走者を走塁死させることに成功した。「足が速い選手という情報が入っており、二塁に行くという予測ができていたので、準備ができた状態で(走者を)刺せた」(鳥越)と振り返った。追加点が欲しい明大は7回、代打の吉野修平内野手(政経4=明大中野)が四球を選び、栗原稔季内野手(営2=明大八王子)と佐藤秀栄内野手(政経4=明大明治)の安打で1死満塁とした場面で鳥越が打席に。「チームバッティングを意識した」(鳥越)と言うようにフルカウントから右犠飛を決め、1―4とリードを広げた。
一方淺田は8回、2死一、三塁の場面で左適時二塁打を放たれ1点差に詰め寄られる。しかしその裏、指名打者として出場した亘翔大朗捕手(理工4=大分上野丘)が中安打を決め好機を作ると、代打の甲斐京司朗外野手(営4=大分舞鶴)が初球を一塁線に転がす間に走者が生還、さらに金井が左適時二塁打を決め2点を追加した。9回も淺田が続投し三者凡退で締め、3―6で勝利を手にした。
次戦の法大2回戦に勝利すると3季連続優勝が決まる。大事な一戦を前にして8回から守備についた三谷高慶主将(農4=高知)は「もう勝つだけ。死に物狂いで、秋のリーグ優勝を取って3連覇を達成したいと思う」と心の内を明かした。「3連覇」という称号を手に入れるまであと1勝。3季連続王者というゴールはすぐそこにある。
[前田ちひろ]
試合後のコメント
鳥越
——打撃が好調ですが意識していることはありますか。
「とにかく逆方向へ、引っ張らないように意識しています」
三谷主将
——途中から守備に入り声をかける場面がありましたが、守備で大事にしている点はありますか。
「ワンプレーで流れを変える守備は、高校生の時から意識していて、当たり前のプレーを当たり前にこなすという。やはりその当たり前のプレー一つで流れは本当に変わるスポーツなので、そこで着実にアウトを重ねていくというところを意識しています」
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