【サッカー】総理大臣杯出場を懸けた大一番 PK戦の末に力尽く/「アミノバイタル®」カップ

2026.06.24

 総理大臣杯出場を懸けた「アミノバイタル®」カップ順位決定戦。明大は日大と対戦し、延長戦を含む110分を戦い抜いたものの、PK戦の末に敗戦。2年連続で総理大臣杯出場の切符を逃した。

 試合は10分に動く。日大のロングスローから生まれた流れの中で失点を許し、明大は追いかける展開となった。その後はセットプレーを中心に相手ゴールへ迫る。何度も好機を演出したものの、最後の局面で得点を奪うことができない。41分には絶好機が訪れる。相手DFのクリアミスを拾った近野がGKとの一対一を迎えたが、放ったシュートは右ポストをかすめて枠外へ。追いつくことはできず、0―1で前半を終えた。

(写真:同点ゴールを喜ぶ選手たち)

 それでも60分、ついに試合を振り出しに戻す。相手のクリアボールを高足がダイレクトでシュート。ボールはディフレクションによってコースが変わり、そのままゴール右隅へ吸い込まれた。その後は両チームともにチャンスをつくりながらも決め切れず、勝負は延長戦へ。延長戦では明大がセットプレーを起点に何度も日大ゴールへ迫る。しかし最後まで勝ち越し点は生まれず、試合はPK戦にもつれ込んだ。PK戦では守護神・涌井が相手2人目のキックをストップし、チームに流れを呼び込む。しかし、キャプテン・桒原のシュートがクロスバーを越え、さらに前澤も左ポストをたたくなど、明大はPKを決め切れない。後がない状況でも涌井は再び好セーブを見せ、チームに望みをつないだ。それでも5人目を任された稲垣のシュートは相手GKに阻まれ、その瞬間、総理大臣杯への道は閉ざされた。

(写真:途中出場した稲垣)

 2試合連続のPK戦敗退。第31回東京都トーナメント(天皇杯予選)に続き、総理大臣杯への切符を逃す結果となった。勝負どころで結果をつかみ切れなかった現実をどう受け止め、次につなげるのか。明大の真価が問われる戦いはここから始まる。 

[田中崚太]