【サッカー】完封勝ち! 見せつけた紫紺の意地/「アミノバイタル®カップ」
6月11日に開幕した「アミノバイタル®」カップで、明大は初戦を明学大と争った。開始からボールを奪い合う展開が続いたが、31分に先制点を獲得。勢いに乗った明大は後半でも2得点を記録し、完封勝ちで試合を終えた。

関東大学1部リーグ戦での連敗が続く中迎えた今試合。柴田は「チーム全員が非常に高い熱量を持って試合に臨めた」と振り返る。前半は序盤立ち上がりが遅れ、ボールの主導権が激しく入れ替わる攻防戦となった。31分、CK(コーナーキック)直後で混戦した中から出てきたボールを捉えた柴田は、もう一度ゴールを目掛けて力強いキックを放つ。軌道に乗ったボールを小澤がヘディングで押し込み、先制点を奪った。「流れがよくなかった時間帯だったので、点を取れたのはすごくよかった」(小澤)。その後も点差をリードしたまま、1―0で前半を終える。

後半は開始直後から試合が動いた。今季初スタメンを飾った前田は相手のスキを突きボールを得ると、ゴールへ猛進していく。パスを受けた近野が勢いそのままに、鋭いキックで2得点目を決めた。その後も明大は攻めの姿勢を見せ続け、ボールを前へ運んでいく。相手の攻撃を受ける状況では涌井のセーブ力が光るなど、チームが一丸となって攻守に励んだ。試合終了間近、高足からパスを受けた柴田が追加点を決め、3―0で完封勝利を挙げた。

次戦に相対するのは3月の東京都トーナメントで敗れ、天皇杯出場を阻まれた宿敵・法大だ。今季明大がまだ勝利を挙げられていない相手でもあるため「間違いなく厳しい戦いになると思う」(小澤)。それでも苦難の先につかんだ勝利は彼らにとっての大きな糧になるだろう。「苦しい思いを挽回するのはこの大会しかない」(池上寿之監督)。明大の看板を背負う彼らの目には、勝利への決意と覚悟が宿っている。
[小松蕗由]
関連記事
RELATED ENTRIES

