法大に完封勝利 リーグ戦優勝まであと1勝/東京六大学春季リーグ戦

2026.05.24

 明大はリーグ戦優勝が懸かる法大戦とのカード初戦に臨んだ。試合は先発の伊藤彩斗投手(営3=土浦日大)が法大打線を寄せ付けないピッチングで7回無失点の好投。一方打線は初回1死満塁から吉野修平内野手(政経4=明大中野)の内野ゴロの間に先制に成功してから7回まで7点を奪い、大事な一戦でコールド勝ちを収めた。

◆4・4~5・24 東京六大学春季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)

▼5・23 対法大1回戦(昭島市民球場)
○明大7-0法大
※大会規定により、7回コールド

 先発の伊藤は初回ピンチを招くも無失点スタート。打線もその勢いのままに鳥越駿太郎外野手(政経4=桜美林)の中安打と大井駿一郎外野手(営2=土浦日大)の右二塁打で先制のチャンスを作る。「初球からバットを振りにいけたのが良い結果につながったと思う」(大井)。そして4番の鈴木朝陽副将(法4=三重)が四球を選び1死満塁とすると、吉野の内野ゴロの間に三塁走者が生還し、先制に成功した。

 「いつも通りのマウンドさばきをしようと思った」(伊藤)と、終始冷静だった伊藤は7回までたった2本の安打しか許さず、7回無失点で試合をまとめた。「自分は後半になるにつれて良くなっていくピッチャーで、良い感覚で投げられた」(伊藤)。

 打線も伊藤の好投に応えていく。3回裏1死一・三塁の場面で佐藤丈太郎内野手(情コミ2=千葉北)の適時打を皮切りに、この回一挙4点を挙げる。「今日は結構ボールが見えていてどの変化が来ても対応できると感じた」(佐藤丈)。4回裏の鈴木の犠牲飛でさらに1点を追加した明大は7回裏、2死二・三塁の場面で金井俐樹捕手(農2=健大高崎)の左適時打で7点目を挙げ、7点差コールドで見事勝利を手にした。

 リーグ戦優勝が決まる最終節の初戦を勝利で飾った明大。次戦で優勝を掴み取ることができるのか、注目と期待が高まる一戦になりそうだ。

[前田ちひろ]

試合後のコメント

伊藤
――前回の立大戦の投球から改善したところはありますか。
 「自分の思うようなボールが投げられていなかったので、しっかり修正して、前回よりはすごくいい感覚で投げられたかなと思います」

――次戦は登板されないと思うのですが、意気込みをお願いします。
 「勝ったら優勝かもしれないですが、まずは勝ち点と目の前の試合を取りに行くという気持ちで、全員野球で頑張りたいと思います」

金井
――伊藤投手の投球はいかがでしたか。
 「伊藤さんは良いピッチャーなので、(良い部分を)どう引き出すかを話し合いながら上手くリードできたかなと思います」

――7回の決勝点を決めたときの気持ちはいかがでしたか。
 「ファーストの鈴木(朝陽)さんに散々打てない守備の人とずっと言われ続けて、何とか見返してやろうかなと思って打ちました」

佐藤丈
――試合を振り返っていかがですか。
 「みんなヒットが出ていたので、上手く流れに乗って試合を運べたかなと思います」

――法大の投手とは相性が良かったですか。
 「(法大の)選手は高いレベルで真っすぐも変化球も投げてくるので、どれだけ打席の中で甘い球を逃さないかというのが大事だなと思いました」