金井の決勝弾で勝ち越し 立大との初戦制す/東京六大学春季リーグ

2026.05.10

 リーグ戦優勝に向けて絶対に負けられない試合は序盤から大きく動く展開となった。初回に先制を許すもすぐに試合を振り出しに戻す。5回には金井俐樹捕手(農2=健大高崎)の本塁打により勝ち越し、その後は投手陣の好投もあり4-2で勝利した。

◆4・4~5・24 東京六大学春季リーグ戦(早大東伏見グラウンド他)
▼5・9 対早大1回戦(法政大学多摩グラウンド
〇明大4―2立大

 先発の伊藤彩斗投手(営3=土浦日大)は初回に1死から四球、二塁打を放たれ1死二、三塁のピンチを迎えると、後続の打者に適時打を浴び2点の先制を許した。しかしその裏明大はすぐさま反撃に出る。相手の失策と安打で好機を演出すると4番の鈴木朝陽副将(法4=三重)の内野ゴロの間に1点を返す。さらに好調を維持する吉野修平内野手(政経4=明大中野)が右方向への適時打を放ち2-2と試合を振り出しへ戻した。その後は両チームの投手陣が粘り強い投球を見せ同点のまま試合は中盤へ。

 均衡を破ったのは5回裏、金井が左方向への本塁打を放ち3-2と勝ち越しに成功。「自分は打てるバッターではないですし、どちらかというと守備で守れればいいかなという中で、少しでも伊藤さん(彩斗)のために楽にさせてあげようと思って打席に入った」(金井)。さらに7回には相手の暴投の間に佐藤秀栄内野手(政経4=明大明治)が果敢な走塁を見せ、本塁に生還しリードを2点に広げた。

 先発の伊藤は初回に2点を失いながらも、その後は立ち直り、6回まで追加点を許さない粘りの投球を見せた。7回から登板した2番手の吉田渉投手(政経4=明大中野)も安定した投球で相手打線を封じる。9回には雨宮佑貴投手(総合3=甲府西) が登板。1死一、二塁のピンチを迎えたが、成田昌司外野手(政経4=明大明治)の好捕に救われ後続を断ち、最後までリードを守り切った。「ずっと試合に出られない悔しさもあったし、バッティングも結果が出てなくて、新チームに入って初めて貢献できて良かった」(成田)。

 投打がかみ合った明大は4-2で立大との初戦を制した。勝ち点獲得のため明日の2回戦も勝利し、優勝へ向けて大きく前進を目指す。

[和田唯花]

試合後のコメント

吉野
――日課のグラウンド整備はまだされていますか。
 「もちろんです(笑)。グランド整備が自分の生き甲斐みたいなものなので、きちんと続けています」

――何かこだわりがあれば教えてください。
 「グランド整備のこだわりは、感謝の気持ちを持ちながらブラシを回すというところですね。今頑張っているから打たせてください神様というふうに思って整備しています」

佐藤秀
――個人的な目標などはありますか。
 「1つ上に満田先輩(悠生・令8営卒)がいて、やっぱり不動のセカンドというか、本当に安心して見ていられたセカンドなので、先輩に近づけるようにやっていきたいなと思います」

雨宮
――今後の目標について教えてください。
 「とりあえずリーグ戦は優勝して全国行けるようにしていきたいです。個人的には球速上げてランナー出さず点を取られないピッチングをしていきたいと思います」