(7)高齢化が進む商店街を活性化/法政大学・保井ゼミ
(7)高齢化が進む商店街を活性化/法政大学・保井ゼミ
法政大学現代福祉学科の保井ゼミでは、地域の商店街と連携して七夕イベントやクリスマスイベントなどを行っている。今回はその運営などに中心となってかかわっている野々村直登さん(現代福祉学部4年)にお話を伺った。
高度経済成長期につくられた新興住宅地・多摩ニュータウン。40年ほどがたった今、付近は高齢化の波に襲われているという。一人暮らしの老人も多く、近所の「諏訪商店街」も老朽化が進み、今では閑散としたシャッター通りに。そんな商店街を盛り上げようと、保井ゼミは活動を始めた。
主な活動は高齢者を巻き込んだ地域活性化のためのイベント開催や都市計画など。活動は3年目を迎え、多摩地域のほかの大学などとも協力しながら、学生の存在は徐々に地域に浸透を見せているという。「地域に何が足りないかを見極め、さらに全体を見た上で地域がまわっていくように意識している」。地域の特色、資源をうまく活かしながら地域の活性化を考えている。
「学生と地域の交流で一番難しいのは、学生は4年間で入れ替わってしまうということ。地域としては活動の継続性を求めているので、意識の差が生まれてしまわないようきちんと後輩に伝えていくことが大切」。地域交流を考えていく上で何より大切なのが、地域の人々の存在。地域住民のことを第一に考える姿勢があるからこそ、本当の交流が生まれてくる。その中で学生に求められる役割とは、「地域にとっての起爆剤のような存在。自由な意見も言えるし、外からの視点が入ることで地域が活性化していく」。
まずは地域の中に入り、人々とかかわっていくことが、地域交流を考える第一歩と言えそうだ。
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