中大相手に接戦も    得点力が課題に/秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権

 明大は、秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権制覇へ向け、決勝リーグ初戦に臨んだ。宿敵・中大に先制点を許したものの、同点に追いつくなどの粘りを見せたが、快進撃には至らず。あと一点が遠かった明大は、中大に敗北を喫した。

◆5・9~5・31 秩父宮杯関東大学アイスホッケー選手権(ダイドードリンコアイスアリーナ)
▼5・17 対中大戦(ダイドードリンコアイスアリーナ)
明大1{0-0、1-1、0-2}3中大○

 試合は明大のパックから始まった。しかし、立ち上がりは両者一歩も譲らない激しいぶつかり合いとなる。開始5分4秒にDF藤田泰睦(政経3=八戸工大一)がペナルティをとられ、キルプレーの局面を迎える。それでも、GK工藤授(政経2=駒大苫小牧)の好セーブもあり、この状況を守り切った。残り5分30秒頃にはFW岸本航太(政経4=白樺学園)が抜け出し、FW小桑潤矢(営3=埼玉栄)がゴール前で構えるも中大の好守に阻まれ、得点とはならず。第1Pは両者無得点で終えた。

 第2P開始4分38秒、拮抗(きっこう)した試合の均衡を破ったのは中大だった。第2Pが始まって早々、明大のディフェンスゾーンでパックが動き、ゴール前での混戦が続く。明大は、中大の攻勢を食い止めることができず、先制点を奪われた。しかし、残り3分12秒、明大はパワープレーの状況で小桑からのパスにFW寺内理雲(政経3=駒大苫小牧)が相手キーパーの左肩上にパックを沈め、同点ゴールを決める。終始スピード感ある試合展開となるも第2P終盤は、点が動かず。同点のまま第3Pを迎えることとなった。

 勝負の第3P。試合は勢いを増し、パックが定まらない状況が続く。その中、DF大工原澪央(法2=北海道清水)がペナルティをとられ、キルプレーとなる。なんとかここを凌ぎたい明大であったが、3分34秒、中大に追加点を与えてしまった。その後も、積極的に攻め続けたが、2点目が遠かった明大。試合時間残り1分を切り、6人攻撃を仕掛けるも中大に3点目を挙げられ、敗戦した。

 明大は、接戦ものにできず、決勝リーグの初戦を落とすこととなった。次戦の相手は、東洋大。優勝の望みを託して、勝利をもぎ取れるか。

[吉澤真穂]

試合後のコメント
朝比奈大心主将(営4=埼玉栄)
——今日のゲームプランはどのように考えていましたか。
 「失点を最小限に抑えて、チャンスでしっかり決めきるといったプランでした。失点といったところでは2失点に抑えられたので、かなりプラン通りにいったのですが、得点力といったところで課題が出たかなと思います」

——来週の意気込みをお願いします。
 「今回負けてしまったのですが、まだ優勝の可能性はあるので、しっかり来週、再来週のために今日から準備していきたいと思います」

寺内
——今日の試合を振り返っていかがですか。
 「この大会は一戦一戦落とせなくて。落としてしまって悔しいですが、課題が見つかったので、次の試合に向けて切り替えて頑張ろうと思います」

——具体的に課題はどんなところですか。
 「点数が入らないというところです。1点目も5対5ではなくて5対4のパワープレーの時に入れたので。5対5で1点入れるというのが課題です」