慶大に快勝! 帝京大との試合へ弾みをつける/招待試合

2026.05.20

 熊本・えがお健康スタジアムで開催された今試合。気温が高い中での試合となったが、前半から明大は勢いにのりトライを量産。後半は相手の攻撃に苦しむも、相手の得点を5点に抑え50-5で試合を終えた。

5・17 招待試合(えがお健康スタジアム)
▼対慶大戦
 
○明大50{45―0、5―0}0慶大 
T=海老澤2、長谷川諒2、高比良、大川、中川、岡元
G=伊藤龍5

 得点が動いたのは前半5分、SO伊藤龍之介(商4=国学院栃木)のパスから一気にエッジへとボールを運ぶ。するとFL大川虎拓郎主将(法4=東福岡)が相手のタックルを物ともしないランを見せトライを奪う。伊藤龍のキックも決まり幸先のいいスタートを切ると、16分にはラインアウトモールからNO8中川功己(政経4=流経大柏)がグラウンディング。続く22分にもスクラムでペナルティーを奪い、相手トライライン前でのラインアウトを獲得する。ここもモールから相手を押し込み、HO高比良恭介(政経3=東福岡)がトライ。さらに27分には伊藤龍がキックパスで大外にボールを運ぶと、WTB海老澤琥珀(情コミ4=報徳学園)がチップキックで相手をかわしトライエリアまで走り切った。そして直後の29分にも海老澤の外でのいいランからゲインを切る。すると反応したSH岡元聡志(商1=京都成章)がパスを受けとりトライを決めた。35分には高比良のスティールから、敵陣22メートルでのラインアウトを得ると、うまいパスワークを見せ、最後は海老澤がボールを抑えた。前半終了間際にもスクラムからCTB大和哲将(政経3=佐賀工業)がラインブレークを見せると、FB竹之下仁吾(政経4=報徳学園)、WTB長谷川諒(情コミ3=報徳学園)とボールをつなぎトライを奪い、45―0で前半を終えた。

 後半も10分に相手トライラインに迫ると、外にふり長谷川諒がトライを奪い幸先のいいスタートを切った。しかし、思うようなアタックをすることができず、相手がボールを持つシーンが増えていく。だが相手のアタックに苦しむ展開の中でも、明大は堅い守りを見せ続ける。「後半にディフェンスの時間が多かったので、今回のディフェンスをフォーカスしてやっていたのですが、ディフェンスを前に上げる『ファイヤー』とフォーカスの部分をしっかり声を掛けて、その力をとって後半のメンバーたちが頑張ってやってくれた」(大川)。試合は得点が硬直する展開が続き、お互いにうまくいかない時間を過ごす。試合終了間際に慶大がトライを奪うも試合終了、50-5で試合を終えた。「後半トライを1回しか取れなかったのですが、メンバーがいろいろ変わった中で、ディフェンスで前に出て、最後トライ取られましたが、いい我慢できたと思うので、いい収穫だった」(大川)。

 気温が高い中で開催された今試合、コンディション的には苦しい試合となったが、大量得点を奪い、苦しい展開の中でも堅守を見せるなど、ポジティブな要素が多い試合となった。「遠征の試合ということで、しっかりした態度で、ラグビーだけではなくて、やっていこうというふうにして臨みました。非常にいいパフォーマンスだったと思うので、後半苦しむこともわかっていましたし、メンバーを変えてこの経験がまた来週後にもつながっていくのかなと思う」(高野彬夫監督)。次戦は山梨での帝京大との試合。今回のような勢いのあるアタックを見せ、好ゲームを見せてほしい。

[虻川隼人]

試合後のコメント
大川
――熊本での試合はいかがでしたか。
 「自分自身が福岡県出身ってこともあり、ちっちゃい時から熊本で試合をしてきたので、懐かしさを感じましたし、今日エスコートキッズをした子供たちのユニホームが自分が昔対戦したチームのだったので、すごく懐かしかったですし、校歌を歌う時も明治のジャージーを着ることができてすごくうれしかったです」

LO倉掛太雅(政経3=東福岡)
――ご自身のプレーを振り返っていかがですか。
 「一番の強みであるセットプレーで、前半は上手くいっていたのですが、後半自分も少しスキルのところでミスが起きてしまったりしていたので、少しずつ修正するというのと、フィールドプレーはもっとアグレッシブに自分からボールもっていったりしたり、タックルしたりしたいと思います」

海老澤
――ご自身のトライを振り返っていかがですか。
 「いいアタックができていたので、外が空いた感じでみんなで真っ直ぐに走れて、いいパスが来たので、自分のやりやすいようにしてくれた仲間のおかげかなと思っています」