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(76)特別編 早大突撃インタビュー!相良昌彦主将「チームが苦しいときに自分が何とかできるようなプレーをする」

ラグビー 2022.11.23

 本連載では早大監督、注目選手のインタビューを全3回にわたってお届けする。第2回は相良昌彦主将(社学4=早実)。高校時代には主将としてチームを引っ張り、79大会ぶりの花園出場を果たした。1年次から赤黒ジャージーをまとい、全国大学選手権(以下、選手権)優勝に貢献。そんな相良選手に明早戦への意気込みを伺った。(この取材は11月9日に行われたものです)

 

――相良主将にとって明早戦はどのような試合だとお考えですか。

 「やはり明早戦はたくさん観客が入る試合なので、そういった意味ではモチベーションが1番高くなる試合です。実力差があったとしても、特別な試合だと思っています。実力差以上に、その日の気持ちが強い方が勝つのかなと思っています」

 

――明大の印象を教えてください。

 「他のチームと比べてみて、明大はスピード感が全然違いました。特にBKの展開の速さや技術の高さに関しては、少し感心してしまいました。明大のFW陣は、本当に1番重さやスキルもあって、まさに重戦車だなと思いました。明大と初めて対戦した時、最初のスクラムでとても押されたので強いなと思いましたね」

 

――昨年度の明早戦を振り返ってみるといかがですか。

 「昨年は、長田智希前主将(令4スポ卒・現埼玉ワイルドナイツ)がケガをして出場できなかったので、少し不安はありました。でもFWが粘って勝てた試合だったので、とても自信にもなりましたし、もう次対戦しても負けないだろうと思った試合ではありました」

 

――一番刺激をもらった選手はいますか。

 「1個上の長田さんです。長田さんはとてもストイックで、自分の言ったことに対して責任を持ってやりますし、プレーも誰よりも体を張りますし行動でも示す人でした。長田さんと比べたら足りないところばかりだなと思うくらい、主将として完璧な人でした」

 

――同期の存在や雰囲気はいかがですか。

 「僕らの同期は仲良くないわけではないですが、個性的な人が多くて扱いづらさはあります(笑)でも副将の鏡(鈴之介・法4=早大学院)は人一倍努力して、チームに貢献しようというのが目で見て分かるので、とても尊敬しています」

 

――明大で仲が良い選手はいますか。

 「おがそう(大賀宗志・営4=報徳学園)と池戸将太郎(政経3=東海大相模)はとても仲良いですね。将太郎は小中一緒で、小学校の時タグラグビーのチームが一緒で、中学も同じ陸上部で遊んでいましたね。(陸上部では)自分も幽霊部員だったのですが、将太郎の方が幽霊部員でした(笑)(今は)グラウンドで会ったら話します」

 

――相良主将が考える早大のラグビーのあるべき姿を教えてください。

 「『早稲田ラグビーとは』と聞かれることは多いのですが、昔からの名残で高速展開のラグビーやBKにスター選手が多いと言われたりします。でも、全員が戦う意志を持って、自分たちの決めたことに対して100パーセントコミットし続けられることが、早大ラグビーだと思いますしそこを強みにしたいと思っています。実際にできているかは分からないのですが、そこを実現して強みにできるのは早大ラグビーのあるべき姿なのかなと思います」

 

――早大ラグビー部のアピールポイントを教えてください。

 「今年セットプレーを強化しているので、FWとしてはセットプレーが強い明治のFWにどれだけ戦えるのかを見てほしいですね」

 

――明早戦に向け、チームがしたいラグビーと個人の目標を教えてください。

 「まずは全員一人一人が80分間切らさず戦い続けるのが最低目標です。個人としては、チームが苦しいときに自分が何とかできるようなプレーをするなど、1番体を張り続けられるように頑張りたいと思います」

 

――相良主将にとって今年度の早大のスローガンである〝Tough choice〟に込める思いを教えてください。

 「やはり自分たちが接する上で妥協というものはいらないと思っているので、どんな状況でもきつい方の選択をして、成長したいという意味で付けました」

 

――今後どのような選手になっていきたいですか。

 「運動量が高い選手になりたいと思います。あとは、アタック、ディフェンスやブレークダウンでもどこか一つ武器を見つけて、そこを磨いていきたいです。特徴のある選手になりたいと思います」

 

――ありがとうございました。

 

[井垣友希]

 

◆相良昌彦(さがら・まさひこ)社4、早実高、180センチ、98キロ

 試合中よくユニフォームの襟が立っている相良選手!襟が立っていることに気づかないそうで「写真を見て、あれ立ってる(笑)」となるそう!


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