【ラグビー】ALL IN(36)「サクラのジャージを着て舞台に立てた」熊谷鼓太郎 U20振り返りインタビュー

2026.08.22

 関東大学対抗戦(対抗戦)、全国大学選手権(選手権)での連覇を目指す明大ラグビー部。今年度の関東大学春季交流大会は4勝1敗の2位で終えた。連戦が続いた春シーズンを終えた選手たちは何を思うのか。本企画では、大川虎拓郎主将(法4=東福岡)、藤井達哉副将(政経4=東福岡)ら幹部陣と、U20日本代表として世界と戦った熊谷鼓太郎(政経2=東福岡)、古賀龍人(商2=桐蔭学園)、佐々木大斗(政経2=常翔学園)、百武聖仁(商2=東海大仰星)のインタビューを行った。8月20日より連載していく。

 第3回は熊谷鼓太郎選手(政経2=東福岡)のインタビューをお送りします。(このインタビューは8月20日に行われたものです)

――U20日本代表に選出されていかがでしたか。
 「高校の時に(選出されず)悔しかったので、その時にU20は絶対に入ろうと決めて、1年間ずっとラグビーをしてきて、まず明治で出ることが最優先なんですけどU20は2年生の間の一つの目標ではありました」

――U20の日本代表のチームとしての戦略やテーマを教えてください。
 「大久保(直弥)監督(HC)はずっとコスモを掲げていました。コスモは日本のカオスとコスモという真逆の位置にあってストラクチャーとアンストラクションというしっかり整ってる状態からきれいにアタックするっていう、そのごちゃごちゃした状態からではなくて、きれいな状態でアタックディフェンスするというテーマでした」

――練習を通して個人的に強化できた部分を教えてください。
 「最初の1戦目や2戦目はディフェンでうまくいかないことが多かったんですけど、2戦目が終わったあたりからディフェンスにフォーカスして練習だったり、コーチに聞いたりして、パーフェクトまでいかないですけど最後の試合では少し上手くなったかなと思います」

――一番印象に残っている試合を教えてください
 「ニュージーランドですね。まずはハカを生で見れたことと、自分が人生で初めてサクラのジャージを着れたのでそれと、12月から合宿を積み重ねてきたんですけどずっと大久保監督がニュージーランド戦をターゲットに絶対に勝つと半年間それを目標にやってきたので、その試合の舞台に立てたことがすごい印象に残っています」

――チームの目標であるグループ上位でトビリシへ行くことはかないませんでしたがいかがでしたか。
 「悔しいですね。(2戦目の)イタリア戦が終わった時点で、もう1位になれないのは決まってたんすけど自分を含めて落ち込んでいた中で、キャプテンの坪根(章晃)さん(帝京大)がマインドを変えてくれるミーティングがあったんで、それを機にスコットランド戦もみんな気持ちを切り替えて試合ができました。アキさん(坪根)がチームのために勝ちたいというのがもうみんなに伝わって、本当に熱いミーティングでした。落ち込みましたけど、このミーティングがあって、そこで切り替わったという感じです」

――遠征では練習試合を含めさまざまな国の選手と対戦しましたがいかがですか。
 「本当にレベルの違いを感じました。フィジカル面で圧倒されて、ラインアウトの高さも通じなかったですし、結構悔しかったですね。レベルの違いを感じることができました」

――遠征の全体を振り返っていかがでしたか。
 「チームとしては目標のニュージーランドを倒すとトベリシに行くことできなかったので、悔しい思いしたと思うんですけど、残りの4戦目(アメリカ戦)5戦目(スペイン戦)でしっかり勝って、目標は達成できなかったんですけど終わり方としては良かったと思います。自分は3試合とも1ヶ月間全然うまくいかなくて悔しさが残るんで、また明治で明治に勝ちに貢献できる選手になりたいなと思います」

――代表活動を通して、成長したと感じる点を教えてください。
 「やはりコンタクトでディフェンスだと思います。ちょっとだけなんですけど改善できたことだったり。あとはきつい思いだったり、悔しい思いした時に自分が頑張れたので、そこかなと思います」

――見えた課題を教えてください。
 「アタックもディフェンスもまずコンタクトで負けることが多くて、もうそこはもう本当にトレーニングしなきゃなって思いました。あと、ラインアウトで相手との駆け引きが全然うまくいかなかったんで、明治でサインチョイスなどで試合で実践しつつ駆け引きなどを学びたいと思います」

――熊谷選手にとって代表遠征活動はどのようなものでしたか。
 「世界と初めてできて他の国の代表と戦って、課題も見つかって。世界大会でいい経験させてもらった分、まずケガを治して明治で試合に出るよう頑張りたいと思います」

――今後の意気込みをお願いします。
 「明治で試合に出て日本一になります」

――ありがとうございました。

[岩本文乃]

◆熊谷 鼓太郎(くまがえ・こたろう)政経2、東福岡高。196センチ、106キロ
 ほぼ初海外だったという熊谷選手!遠征先のジョージアではラグビー漬けの日々でしたが、世界遺産を観光できたそう!また、同じ東福岡高校出身の梁瀬将斗選手の誕生日のサプライズに一役買って出るなど遠征を満喫されていました!

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