
(21)Blow a new wind〜ルーキー特集2022〜 富田陸「1年生から紫紺を着て頑張りたい」
今年度も21人の猛者たちが明大ラグビー部に入部。5月に行われた対早大新人戦では敗北を喫し、課題が残る結果となった。この負けをバネに今後どれほど強くなるのか。逆転劇に期待がかかる。本企画では、彼らに電話取材を行い、高校時代やこれからの4年間への思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第13回は富田陸(政経1=大阪桐蔭)のインタビューをお送りします。(この取材は5月18日に行われたものです)
――明大に進学した理由を教えてください。
「以前から憧れていた紫紺のジャージーを着てプレーしたいと思い、選びました」
――高校3年間で、最も印象に残った試合はありますか。
「1年生の時の茗渓学園高戦です。その時、公式戦に初めてメンバーとして入り、最後に少しだけ出場したのですが、自分が花園に立っているということを実感しました」
――入学前の明大ラグビー部の印象と入学後の印象はいかがですか。
「入学前は、スキルがとても高く、スクラムが強いチームというイメージでした。入学後は、想像以上に個々のレベルとチームのレベルが高いことに驚きました。自分はスクラムが得意だったのですが、それ以上にスクラムのレベルが高くてすごかったです」
――今季の春季大会では、早大戦、大東大戦と続けて紫紺を着て戦っていますが、初めて紫紺をもらった時はどのような気持ちでしたか。
「今までテレビで観ていた存在である紫紺のジャージーを着て、テレビで観ていた選手と試合に出られたので、すごく緊張しました」
――明大ラグビー部を通して、向上させたい部分はありますか。
「一番はスクラムですが、セットプレーとフィールドのスキルも向上させたいと思っています」
――仲が良い同期はいますか。
「蓬田くん(蓬田雄・政経1=流経大柏)と平くん(平翔太・商1=東福岡)です。この2人と一緒にいる時間が多いです」
――目標の選手はいますか。
「先輩である大賀さん(大賀宗志・営4=報徳学園)と為房さん(為房慶次朗・文3=常翔学園)を超えるような存在になりたいです」
――今後の目標を教えてください。
「1年生から紫紺のジャージーを着て勝利に貢献できるように頑張ります」
――ありがとうございました。
[森口絵美理]
◆富田 陸(とみた・りく)政経1、大阪桐蔭高、182センチ・115キロ
最近ハマっていることは洋楽を聞くこと。「特にドクター・ジレーとスヌープ・ドッグの曲をよく聞いています」
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(29)Blow a new wind〜ルーキー特集2022〜 渡邉陽平「小さいことを積み重ねて紫紺を着て試合に出れるように」
ラグビー 2022.06.22今年度も21人の猛者たちが明大ラグビー部に入部。5月に行われた対早大新人戦では敗北を喫し、課題が残る結果となった。この負けをバネに今後どれほど強くなるのか。逆転劇に期待がかかる。本企画では、彼らに電話取材を行い、高校時代やこれからの4年間への思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です) 第21回は渡邉陽平(商1=開志国際)のインタビューをお送りします。(この取材は5月16日に行われたものです) ――明大に進学した理由を教えてください。 「小学生の頃から明治のラグビーが好きで、元々はファンでした。明治でプレーできるチャンスがあるならチャレンジしたいという思いがあって進学しました」 ――特に明大ラグビー部のどのようなところが好きでしたか。 「全員で体を張って、コンタクトで前に出るというところに魅力を感じていました。入部後も、上級生の先輩全員体が大きくてフィジカルの部分で自分とは差があるのですごく強い印象です」 ――ご自身のプレーでの持ち味を教えてください。 「キックが得意です。中学、高校とずっとキックを練習していたので自信を持っています」 ――高校時代で一番記憶に残っている試合を教えてください。 「高校2年の時の花園予選決勝の新潟工業高校戦です。その年には絶対に花園に出ようという、チームとしての覚悟がありました。結局試合は負けてしまい、自分はその試合で全く何もできませんでした。それが悔しくて印象に残っています」 ――新潟工業高はライバルのような存在だったのですか。 「県内の伝統校で、自分が1年生の頃は全く通用しませんでした。しかし、2年生の時にはあと少しで勝てそうで、3年生になった時には勝つことができました。新潟工業に勝つということは高校に入学した時の目標でもあったので、すごくうれしかったです」 ――高校3年時の全国高校大会を振り返ってみていかがでしたか。 「3年間の集大成で最後にやってきたことを見せる場でした。(尾道高戦では)相手に流れを渡してしまい自分たちのやりたいことがなかなかできませんでしたが、最後に自分たちがやってきたことを少し見せることができたのでそこは良かったです」 ――尊敬している先輩はいらっしゃいますか。 「稲村心(文2=新潟工)さんです。中学の頃はもともと同じチームで一緒にプレーしていたので、それですごく仲良くしてもらっています。一緒にご飯も行ったりします」 ――大学で特に伸ばしたいところを教えてください。 「フィジカルの部分で差を感じているので、体を大きくして当たり負けない体づくりを目標にしています。大学ラグビーは全然レベルが違います」 ――これからの意気込みをお願いします。 「まずは体づくりを徹底し、小さいことを積み重ねて最終的には紫紺を着て試合に出れるように頑張ります」 ――ありがとうございました。 [豊澤風香] ◆渡邉 陽平(わたなべ・ようへい)商1、開志国際高、183センチ・79キロ地元新潟県の自慢は「定番ですがお米が美味しいところです(笑)」。栄養満点のお米を食べて育った渡邉選手のプレーに今後も期待です!READ MORE -
(28)Blow a new wind〜ルーキー特集2022〜 蓬田雄「コンタクトの部分を売りにしていきたい」
ラグビー 2022.06.21今年度も21人の猛者たちが明大ラグビー部に入部。5月に行われた対早大新人戦では敗北を喫し、課題が残る結果となった。この負けをバネに今後どれほど強くなるのか。逆転劇に期待がかかる。本企画では、彼らに電話取材を行い、高校時代やこれからの4年間への思いについて伺った。6月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です) 第20回は蓬田雄(政経1=流経大柏)のインタビューをお送りします。(この取材は5月18日に行われたものです) ――明大を選んだ理由を教えてください。 「伝統の紫紺のユニホームを着て、試合をしている姿が憧れだったので選びました」 ――高校時代の明大ラグビー部の印象はいかがでしたか。 「重くて強いFWでどんどん前に出るラグビーと世代のトップレベルの選手たちが集まっていて、とても高いレベルでラグビーをしているなという印象でした」 ――高校時代に印象に残っている試合はありますか。 「高校2年生の花園の準々決勝での試合です。大阪朝鮮高と試合をしたのですが、最後ゴール前で攻めていて、1トライで逆転できるという状況で最後守り切られて負けたという試合でした。その試合が自分の今までのラグビー人生の中で一番悔しい試合だったので印象に残っています。チームはそれ以降、届かなかったゴール前の30センチにこだわり、一つ一つのプレーの精度を上げて、最後までやり切るという部分を意識して練習しました」 ――高校時代に試合以外で印象に残っていることはありますか。 「1年生の時の夏合宿です。1年生は必ずやる伝統の合宿メニューなのですが、菅平の坂でほふく前進したり、ペアを担いで登ったり、腹筋したりなどきつい練習をしたことが思い出に残っています」 ――大学に入学してみていかがですか。 「大学のフィジカルについていくのはかなり大変です。スピード感などは段々慣れてきて、やれているなという感じです」 ――目標の先輩はいますか。 「主将の吉平さん(石田・文4=常翔学園)はいつもウエイトトレーニング場やグラウンドにいて、一人でずっと自主練習しているのでとても尊敬しています」 ――1年生の雰囲気はいかがですか。 「1年生はみんな仲が良くて、とても個性が強いという印象があります。自分は富田くん(陸・政経1=大阪桐蔭)と仲良くしています」 ――どのようなプレーを売りにしていきたいですか。 「コンタクトの部分ではやれているなと感じているので、コンタクトの部分と、キックの部分も売りにしていきたいです」 ――最後に4年間の抱負を教えてください。 「紫紺を着て試合に出ることです」 ――ありがとうございました。 [廣末直希] ◆蓬田 雄(よもぎだ・ゆう)政経1、流経大柏高、173センチ・87キロ最近は、洋楽を聞いている。好きな歌手はエド・シーランやブルーノマーズ。READ MORE -
(27)Blow a new wind〜ルーキー特集2022〜 山村和也「自分でも行けて周りも生かせる選手に」
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