(44)新風~2020のルーキーたち~ 渡邊元隆「試合に出て大学選手権で優勝する」
今年度も次世代の紫紺を担う若者たちが入部した。創部100周年を3年後に控える明大ラグビー部。本企画では、100周年を最高学年で迎えるメモリアル世代、計24名のルーキーに電話取材を行い、それぞれが4年間に懸ける思いを伺った。7月1日より連日連載していく。(※写真は本人提供です)
第24回は渡邊元隆(政経1=筑紫丘)のインタビューをお送りします。
――明大に進学した理由を教えてください。
「強いところでラグビーがしたいという気持ちと明大のラグビーを見ていたら徐々に明大が好きになっていったからです」
――明大に憧れの選手がいらっしゃったりしましたか。
「森勇登(政経4=東福岡)さんは中学のころ同じチームだったので、また一緒にプレーできてうれしいです」
――ご自身の強みは何ですか。
「コンタクトの部分です。ボールを持って相手に当たるときや当たってきた相手をタックルで跳ね返すときに自分の持ち味が出せると思います」
――渡邊選手が秘める闘争心はどこから生まれてきたのですか。
「中学3年生のときに全国大会の決勝で負けたことと、高校で全国大会に出場できなかったことです。最後は東福岡に負けてしまいました」
――自粛期間はどんなトレーニングをされていますか。
「1年生は3人しか寮に残っていないのですが、今は残っている人たちでできることを頑張っています。走ったり、基本的な練習が多めです」
――1年目が新型コロナウイルスの影響で思い描いていたものとは異なると思います。
「正直、ストレスがたまる生活ではありますが、逆に今しかできないことも見つけることができたので、とても前向きな気持ちで捉えていますし過ごせています」
――今後やり遂げたい目標はありますか。
「試合に出て大学選手権で優勝することです」
――大学生活はいかがですか。
「大学まで行かなくていいので楽だろうと思っていたのですが、課題が多すぎて逆にきついです。自粛期間はずっと寮にいるのですが、暇すぎるのでネットフリックスに入りました(笑)」
[中村奈々]
◆渡邊 元隆(わたなべ・もとたか)政経1、筑紫丘高、175センチ・95キロ
好きな食べ物はお寿司。とくに好きなネタはいくらで、この間はスシローで18皿を完食したそうだ
本日をもってルーキー連載企画を終了します。長期間にわたるご愛読ありがとうございました。
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