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(19)BEST GAMES~リーダーたちの名試合~ 梅川太我

ラグビー 2020.06.08

 転機となった試合、心に残っている試合…。今季の核を担うリーダー6選手の〝BEST GAME〟とは。選んでもらった試合を当時の記事とともに振り返ります。第5回は梅川太我選手(営4=石見智翠館)の〝BEST GAME〟です。

 

◆2018・9・29 関東大学ジュニア選手権(八幡山グラウンド)

▼対帝京大戦

 ○明大19{12―7、7―7}14帝京大

 

<理由>

「前の週に慶大に負けてチャレンジャーとして挑んだ試合でした。降雨の中、全員が試合の初めから体を張り続けて常に帝京大にプレッシャーを掛け続け、僅差で数年ぶりの勝利をもぎ取った試合でした。個人としてはファーストプレーのキックチャージとトライにつながる仕掛けができました。

ピンチの時に勝負した自陣でのスクラム対決に勝ち、チームの雰囲気が一気に上がったことと勝利の瞬間のみんなの喜びが凄かったのが印象に残っています。

明治は常にチャレンジャーで挑まなければいけないと感じた試合でした。この試合をきっかけにジュニア選手権を20年ぶりに優勝し、チームの士気も上がり大学選手権優勝につながったと思います」

 

【復刻記事】(学部、学年は当時の表記です)


昨年度覇者・帝京大に粘り勝ち 攻守の積極性光る/関東大学ジュニア選手権

 

 王者に競り勝ち、連敗を阻止した。ジュニア選手権3戦目の相手は昨年度の決勝で敗北を喫した帝京大。先制トライを奪われるも、前半のうちに2トライを返し、12-7で折り返す。後半もFW陣を中心に必死のディフェンスで逃げ切り、1914でノーサイド。敗戦を喫した慶応戦での反省を生かし、1週間で見事な修正力の高さを発揮した。  

 

 セットプレーの安定で勝利を手繰り寄せた。5―7で迎えた前半27分。敵陣深くで、マイボールラインアウトを得ると、強力FW陣を擁する帝京大をモールで押し切り、フッカー大塚健太郎(商4=佐賀工)が逆転トライ。12―7で前半を折り返す。後半25分にも相手ゴール前でアタックを繰り返し、左フランカー髙橋広大(情コミ2=桐蔭学園)がディフェンスのスキを突き中央にトライを決めた。後半も、粘り強いディフェンスで帝京大を1トライに抑え、最終的に19―14で試合終了。スクラム、ラインアウトでも「常にプレッシャーをかけることができた」(ゲームキャプテン右ロック舟橋諒将・文4=札幌山の手)と帝京大相手に重戦車FWの強さを見せた。

 

 悔しい敗北を力に変え、王者にぶつけた。前節の慶応戦では試合開始序盤に2トライを献上するなど、立ち上がりでの不安が露呈。しかし、今試合では「入りから明治のペースに持っていこうと思っていた」(フルバック石井雄大・政経4=国学院栃木)と序盤から今試合のテーマである〝アグレッシブハント〟を実践し、テンポの良いアタックを展開。開始から敵陣での攻防が際立った。ミスから先制トライは許したものの、前半の連続トライで流れをつかみ取り勝利を収めた。Bチームの帝京大撃破は今季初。Aチームに負けじと強豪相手に粘り勝ちを決めてみせた。1週間で高い修正力を見せたBチーム。次戦は強豪・東海大との一戦だ。ジュニア選手権優勝に向け、負けられない戦いはこれからも続く。

 

[上松凜助]


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