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(73)全国大学選手権 決勝・早大戦 試合直前コメント①

ラグビー 2020.01.10

 ついに令和初の大学王者が決まる。全国大学選手権決勝を明日にひかえる中、本日の練習後に選手たちが取材に応じた。試合のテーマは『真価』の二文字。この1年間のチームスローガンでもあった言葉だ。「4年間やってきたこと、自分が信じてやってきたことを出し切る」(武井日向主将・商4=国学院栃木)。因縁の相手・早大を打ち負かし、2年連続14度目の大学日本一の座をつかみ取ってみせる。

 

フッカー武井日向主将(商4=国学院栃木)

――国立競技場を視察して印象はいかがでしたか。

 「すごく広いなという印象でした。ただ、インゴールが狭かったり、特有のことはあるのでうまく対応しながらやっていきます。あの舞台に立てるということは幸せなことです。(スローイングは)会場の違いでそこまで影響は無いと思います。やってみないとわからないですが、周りの環境にはあまり左右されずに自信を持ってやっていきたいと思います」

 

――決勝も明早戦という巡り合わせになりました。

 「どこの大学が来ても自分たちのラグビーをするだけです。明治のやってきたことを100パーセント出すことに尽きます。相手が早稲田じゃなくても同じことをしていたと思います。1年間この決勝のためだけにやってきたので、どこが相手でも日本一を取れるチームになっていると思います。早稲田に対する思いもありますし、プライドもありますが、それ以上に日本一になりたいという思いが強いです」

 

――武井選手にとっても明大で最後の公式戦になります。

 「勝っても負けても最後の試合です。4年間やってきたこと、自分が信じてやってきたことを出し切って、後悔が残らないように、最後の最後まで全力を出し切ります。チームのため、勝利のために最後まで戦いたいです」

 

左プロップ安昌豪(営4=大阪朝鮮)

――明日の試合のテーマは何ですか。

 「〝真価〟という、僕たちの1年間チームスローガンとして掲げてきたものです。明日は勝っても負けても最後なので、自分は4年間積み上げてきたものをどれだけ出せるという勝負になってきます。早稲田は簡単な相手ではないので、しっかりと細かいところだったり、ハングリーなチャレンジャー精神を80分間忘れずにできるかどうかが大事になります」

 

――改めて意気込みをお願いします。

 「僕たちの代は1、2年生の時に負けてしまっています。勝ちと負け両方を経験している年なので、景色が全然違うことも知っています。勝つためには団結してワンチームで戦わないと勝てないということを4年間学んできているので、明日はその集大成を見せたいです」

 

右プロップ笹川大五(政経4=明大中野)

――実際に国立のグラウンドを目にしていかがでしたか。

 「そんなにグラウンドが大きくないなという印象を受けました。ただ人が入って見ないと分からない部分はあります。恵まれているなと思いますし、そういう満員の会場で試合ができるのは社会人選手になっても簡単なことではないので本当に今は楽しみという気持ちが強いです」

 

――気合のこもった丸刈りスタイルになりました。

 「そうです。気合を入れました。高校の時はずっと坊主でした。あえて初心に戻ろうという気持ちを持って挑もうということで自分から丸めてみました」

 

――改めて意気込みをお願いします。

 「自分は試合の前になるとたかぶってしまう癖があるので本当にいつも通りのプレーを意識していきます。いつも通りのプレーができれば勝てると思うので冷静にやりたいと思います」

 

左ロック片倉康瑛(法3=明大中野)

――昨年優勝したチームとの違いは何ですか。

 「すごくスキが少なくなりました。昨年の決勝は僕がボールに当たってそのままトライされて、準決勝でも京平(山沢)がチャージされてトライされたりとか、スキがありましたが、そういうのがなくなりました」

 

――スキのないチームにするためにどんなことをしてきましたか。

 「私生活から日向(武井)さん主体にスキのないチームをつくろうと声をかけてきました」

 

右ロック箸本龍雅(商3=東福岡)

――セットプレーの完成度はいかがですか。

 「準決勝の東海大戦の前に比べると、スクラムを修正できたと思います。ラインアウトも細かい修正ができたので、セットプレーの精度は高まっていると思います」

 

――国立のスタジアムを実際に目にしてみていかがでしたか。

 「観客席が6万席くらいあるので、人が入らないとわからないです。絶対に秩父宮とは違ったプレッシャーがあるのではないかとは感じました」

 

左フランカー石井洋介(情コミ4=桐蔭学園)

――決勝を明日に控え、心境はいかがですか

 「いつも通りの気持ちです。そんなにたかぶったりはしないです。僕らは去年優勝しましたが、去年とは条件が違うので全く別だと思います。新国立という新しいスタジアムでプレーするのは僕たちも初めてなので、アドバンテージは特にないと思います。試合では自分のやるべき役割を果たして、勝利に貢献したいと思います」

 

右フランカー繁松哲大(政経3=札幌山の手)

――準決勝はケガで途中交代でした。

 「(試合から)4日間くらいは治療に専念していました。今では結構良くなっているので明日は完全な形で行けると思います」

 

――自身としては初の大学選手権決勝の舞台です。

 「自分のやらなきゃいけないことをします。タックルやサポートであったり基本的なことからしっかりとやっていきたいです」

 

ナンバーエイト坂和樹(政経4=明大中野八王子)

――準決勝からの調整を教えてください。

 「東海大戦の疲労があったので、しっかりリカバリーしてきました。早稲田戦に対して、最高の準備をして臨むというのを掲げてこの週はやってきました」

 

――勝っても負けても大学生活最後の試合です。

 「すごく緊張はしていますが、楽しみでもあります。新国立でやるのもめったにないチャンスですし、大学最後の試合なので、あとはやるだけです。準備してきたことを出すだけなので、最後に全員で笑えればと思います」


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