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(41)~FINAL CHALLENGE~ 二浦瑞樹「どんな事象にも理由がある」

ラグビー 2019.11.08

 「真価が問われる代」。武井日向主将(商4=国学院栃木)は今年の最上級生についてこう語る。苛烈極まる対抗戦、そして連覇の懸かる大学選手権へ。激戦のさなか、4年生一人一人に今シーズンに懸ける思いについてうかがった。

 

第14回は二浦瑞樹(営4=明大中野)のインタビューをお送りします。(この取材は10月27日に行われたものです)

 

ーーラグビーを始めたきっかけは何ですか。

 「ラグビーの馴れ初めは中学1年のころです。当時は、単純に少し太っているからという理由でラグビーを始めました。身体を張ってチームに貢献する選手たちの姿がクールだったことも理由の一つです。フランカーみたいなことを言っていますけど(笑)。ちなみにスタンドオフに定着したのは中学3年の時からです」

 

ーー明大での4年間を振り返っていかがですか。

 「付属校出身だったので、力の差は了承した上で入部を決意しました。何も失うものはないかなと思っていました。前向きな気持ちで入れたことは良かったのですが、やはり入ってからレベルの違いは身に染みて感じました。(付属校出身の)先輩を見ていても下のチームでプレーしている人が多く、上のチームにいる人はごく一部でした。自分も1、2年の時はずっと下のチームで、気持ち的にも厳しかったです。しかし上のチームに上がりたいという気持ちはずっと捨ててはいませんでした」

 

ーー明大に入って変わったことはありますか。

 「自分が3年の時に伊藤BKコーチが来て、スタンドオフの動きに関してさまざまな指導を受けました。以来ラグビーのことをもっと深く考えるようになりました。なぜトライを取られるのか、またなぜそこが空くのか、どんな事象にも理由があるから起こるのだと思います。広い視点を持ちながら動きをシーン別に考えるようになりました。もともとビデオは見ている方だったのですが、上級生になって、より深いところまで見るようになりました」

 

ーーご自身がプレーで心掛けていることは何ですか。

 「考えてプレーをすることです。スタンドオフなのでキックやパスなどのいろいろなオプションがありますし、ディフェンスでも一番FWやBKにタッグしなければいけません。正確な状況判断をして、常に次の動作を予測することを意識してプレーしています」

 

ーー最上級生として思うことはありますか。

 「4年生が団結することの大切さです。一人一人が考えていることは違いますが、全員が『日本一になりたい』や『日向(武井主将)を日本一にしたい』など、目指すところは同じです。チームは共通の目標があれば決してぶれることはありません。そういう背中を後輩に見せて、今後も伝えていけたらと思っています」

 

ーー二浦選手が考える〝真価〟を教えてください。

 「今年の〝真価〟というスローガンは、ラグビーだけではなくて私生活でも日本一になろうと掲げたものです。全員、特に4年生が〝真価〟していく姿を見せながらリードしていく。そうすれば、おのずと結果は付いてくると思います」

 

ーーありがとうございました。

 

[高智琉大朗]

 

◆二浦 瑞樹(にうら・みずき)営4、明大中野高、167センチ・78キロ

 

和泉キャンパスが恋しくなり、3年次になり和泉校舎での授業を受講。しかし「友達がいなかった(笑)」。悲しい和泉返しとなった。

 

次回は安選手・武井選手・笹川選手の対談をお送りします。


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